昨日、イスラエルのラマット・ガンにあるダイヤモンド取引所においてダイヤモンド・ウィークなるものが始まりました。いつもの事ですが欧米のサマーバケーション期間が終わり、クリスマス商戦に向けて多くのジュエリービジネスがスタートをする時期なのですが、何故かいつも日本は取り残されているような気がします。
日本では7月にお中元商戦があり8月に入っても1週間ほどのお盆休みがあるだけで、なんとなく8月が終わってしまいます。そして、そこらじゅうで『2,8は商売にならないよね。』といった言葉を聞きます。
欧米のようにはっきりとしたサマーバケーションがあり、さあ~始まるぞ・・といった雰囲気はあまりありません。例年はダイヤモンド・ウィークにも参加をするのですが、原石の取引、裸石の取引、そしてカンファレンスと催し物がありますが、やはり夏はどうだったといった様な軽やかな雰囲気があります。
昨年はパレスチナがらみのトラブルもあり、中止となったのですが小生はイタリアに少し寄りたいところもあり、イスラエルには渡りました。勿論、危険を感じる格別な事が何かある訳ではありませんが、多くのバイヤーが訪れてはいなかったので良い買い付けが出来たことを思い出します。
昨年は年末の香港に場所を移し、カンファレンスだけは行われたのですが、やはり今後のダイヤモンドビジネスの不安と今後の取り組みについての話がほとんどだったようです。
ダイヤモンドビジネスは今大きな転換期にあり、ダイヤモンドそのもののビジネスが終わる訳ではないのですが、ここ数十年続いてきた、婚約指輪やファッションものを中心としたダイヤモンドのビジネスは様変わりをしているように感じます。
宝石は本来大きな図体で行うには無理があるビジネスです。伝統的にはファミリービジネスの範疇なのですがここ数十年ナショナルチェーンをはじめ百貨店やブランド等でも行ってきた小さなサイズのダイヤモンドのビジネスの形態は変わりつつあるようです。
つまり、宝石というものは常に供給が需要に対して足りない状態にあることが常態なのですが、ここ数十年はいくらでもあるがごとくマーケティングをしてきましたので、現状があるという事です。
現に供給の少ない大粒やファンシカラーに関しては堅調な推移をしておりますが、悩みは商品が少ないという事です。つまり常態化をしている訳ですが一般的な業界主流商品とはやはりちょっと違う動きをしています。しかし、現状出来上がった今のマーケットがありますからここを何とかしなければといった内容の題材がここ数回のダイヤモンド・ウイークでの話題という事になります。
本来の姿に戻すには団体の力も必要ですが個々の姿勢の問題も多くある訳ですが、今回のJJFやIJTの様な展示会ありきの様な事をやっていてはいくら試みがあっても自覚のないところには何も起きないのではと懸念をしております。
http://ameblo.jp/diamonrow
日本では7月にお中元商戦があり8月に入っても1週間ほどのお盆休みがあるだけで、なんとなく8月が終わってしまいます。そして、そこらじゅうで『2,8は商売にならないよね。』といった言葉を聞きます。
欧米のようにはっきりとしたサマーバケーションがあり、さあ~始まるぞ・・といった雰囲気はあまりありません。例年はダイヤモンド・ウィークにも参加をするのですが、原石の取引、裸石の取引、そしてカンファレンスと催し物がありますが、やはり夏はどうだったといった様な軽やかな雰囲気があります。
昨年はパレスチナがらみのトラブルもあり、中止となったのですが小生はイタリアに少し寄りたいところもあり、イスラエルには渡りました。勿論、危険を感じる格別な事が何かある訳ではありませんが、多くのバイヤーが訪れてはいなかったので良い買い付けが出来たことを思い出します。
昨年は年末の香港に場所を移し、カンファレンスだけは行われたのですが、やはり今後のダイヤモンドビジネスの不安と今後の取り組みについての話がほとんどだったようです。
ダイヤモンドビジネスは今大きな転換期にあり、ダイヤモンドそのもののビジネスが終わる訳ではないのですが、ここ数十年続いてきた、婚約指輪やファッションものを中心としたダイヤモンドのビジネスは様変わりをしているように感じます。
宝石は本来大きな図体で行うには無理があるビジネスです。伝統的にはファミリービジネスの範疇なのですがここ数十年ナショナルチェーンをはじめ百貨店やブランド等でも行ってきた小さなサイズのダイヤモンドのビジネスの形態は変わりつつあるようです。
つまり、宝石というものは常に供給が需要に対して足りない状態にあることが常態なのですが、ここ数十年はいくらでもあるがごとくマーケティングをしてきましたので、現状があるという事です。
現に供給の少ない大粒やファンシカラーに関しては堅調な推移をしておりますが、悩みは商品が少ないという事です。つまり常態化をしている訳ですが一般的な業界主流商品とはやはりちょっと違う動きをしています。しかし、現状出来上がった今のマーケットがありますからここを何とかしなければといった内容の題材がここ数回のダイヤモンド・ウイークでの話題という事になります。
本来の姿に戻すには団体の力も必要ですが個々の姿勢の問題も多くある訳ですが、今回のJJFやIJTの様な展示会ありきの様な事をやっていてはいくら試みがあっても自覚のないところには何も起きないのではと懸念をしております。
http://ameblo.jp/diamonrow
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