昨日、お取引先の社員さんからダイヤモンドのタイプに付いて問い合わせがありました。最近消費者の中にもダイヤモンドに興味をお持ちの方も多く(男性が多いのですが)、マニアックというのか、そこまで知りたいですかという思うようなこともあります。
残念ながら、多くの宝飾業の販売員さんはそこまでダイヤモンドに興味は持っていないので、意外と知識はありません。今回もそのような流れでの質問だったようです。
『ダイヤモンドにタイプⅠとタイプⅡがあることは解りますね。簡単に言うと通常のダイヤモンドはタイプⅠに当たります。その違いは窒素が含まれているかどうかです。窒素がある意味ダイヤモンドの通常のカラーグレードに連動しており、タイプⅡは窒素が含まれていないので無色のものが多いと覚えておいてください。但し、タイプⅡはダイヤモンド全体の2%未満なので希少性は高いと覚えておいてください。』
簡単に言うとこのような内容でお答えしましたが、勿論これだけではすべての説明をしたことにはなりませんが、通常の販売では最低限これくらいは覚えておいた方が良いでしょう。
それぞれのタイプの中で成長過程や、含有元素等により色や見た目が変わる訳ですが、意外とファンシーカットの中にタイプⅡが多く存在します。それは結晶工程の違いだと考えられますが、タイプ1の結晶には通常のオクタへドロン(八面体)、ドデカへドロン(一二面体)、キュービック(六面体)といった画一型の結晶型が多いのですが、タイプⅡはその形が崩れているものが多いのです。結果、ファンシーカットにするものが多くなってくるわけです。そして、もう一つはタイプⅡの原石は比較的大きなものが多いという事です。
勿論ファンシーカットの中にはタイプⅠもある訳ですからある程度目にする機会はある訳ですが、全体から言うとやはり少なめです。そして、大きなファンシーシェイプに関してはタイプⅡの確率は高くなります。特に無色の物にはという事になります。
このように考えると、一見同じように見えるダイヤモンドには様々なバラエティーがあり、奥深いものだと思いませんか?
意見ただ光っている石のように見えるダイヤモンドには解析をすると人間を魅了する要因がやはり多く存在するわけです。自然の中で培われてきたものですから、感性の強い方ほどその魅力に夢中になることは容易に理解ができる事です。
これ等の内容はほんの一部です。まだまだダイヤモンドの魅力のバリエーションは存在します。ただ一つ一つ説明をするのが良いのかどうかですが、その辺のお話しの仕方次第ではもっとダイヤモンドのファンが増えるような気もします。
http://ameblo.jp/diamonrow
残念ながら、多くの宝飾業の販売員さんはそこまでダイヤモンドに興味は持っていないので、意外と知識はありません。今回もそのような流れでの質問だったようです。
『ダイヤモンドにタイプⅠとタイプⅡがあることは解りますね。簡単に言うと通常のダイヤモンドはタイプⅠに当たります。その違いは窒素が含まれているかどうかです。窒素がある意味ダイヤモンドの通常のカラーグレードに連動しており、タイプⅡは窒素が含まれていないので無色のものが多いと覚えておいてください。但し、タイプⅡはダイヤモンド全体の2%未満なので希少性は高いと覚えておいてください。』
簡単に言うとこのような内容でお答えしましたが、勿論これだけではすべての説明をしたことにはなりませんが、通常の販売では最低限これくらいは覚えておいた方が良いでしょう。
それぞれのタイプの中で成長過程や、含有元素等により色や見た目が変わる訳ですが、意外とファンシーカットの中にタイプⅡが多く存在します。それは結晶工程の違いだと考えられますが、タイプ1の結晶には通常のオクタへドロン(八面体)、ドデカへドロン(一二面体)、キュービック(六面体)といった画一型の結晶型が多いのですが、タイプⅡはその形が崩れているものが多いのです。結果、ファンシーカットにするものが多くなってくるわけです。そして、もう一つはタイプⅡの原石は比較的大きなものが多いという事です。
勿論ファンシーカットの中にはタイプⅠもある訳ですからある程度目にする機会はある訳ですが、全体から言うとやはり少なめです。そして、大きなファンシーシェイプに関してはタイプⅡの確率は高くなります。特に無色の物にはという事になります。
このように考えると、一見同じように見えるダイヤモンドには様々なバラエティーがあり、奥深いものだと思いませんか?
意見ただ光っている石のように見えるダイヤモンドには解析をすると人間を魅了する要因がやはり多く存在するわけです。自然の中で培われてきたものですから、感性の強い方ほどその魅力に夢中になることは容易に理解ができる事です。
これ等の内容はほんの一部です。まだまだダイヤモンドの魅力のバリエーションは存在します。ただ一つ一つ説明をするのが良いのかどうかですが、その辺のお話しの仕方次第ではもっとダイヤモンドのファンが増えるような気もします。
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