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2015年8月3日月曜日

今後のダイヤモンド市場⁉

 先日も書きましたが、資本主義であろうと、社会主義であろうと、宗教国家であろうと最終的には格差社会が結論となります。ただその後の配分が上手く出来るかどうかによりその結末は変わってくるのだろうと思います。

 石油産出国でもその配分が上手くいっているところと行かないところでは大きな差があり、革命やテロ、国内問題などと発展していきます。現代は一部の国ではなく世界的規模でその構造が成り立っており、その問題点の一部がISIS(イスラム国)問題でもあるのでしょう。

 先進国と発展途上国には大きな隔たりがあります。発展途上国でも中国のように経済大国となっても発展途上国としてのポジションを守ろうとするところもあり、韓国のようにサムスンなどの国際的企業を出していてもやはり発展途上国としてのポジションを守りながら自国の利益を確保しようとするところもあります。

 多くの先進国は、経済低迷と少子化問題に苦しみ、欧州のように移民によりバンドエイドのようなことをしているところがありますが、日本のように移民も少なく少子化問題を抱えるところは海外へ出ていくしか道はありません。

 しかし、過去の歴史を見ていても単純レベルでは計れませんが自らよりレベルの低いところを狙っても最終的には進出した方が疲弊をしていきます。つまり、援助をする事により市場を育てていくのならば別ですが、その市場を利用しようとしても良い結果にはなりません。過去海外の企業を買収しても結果的には買収側が大きな代償を払う事になっています。

 自らより上のレベルを利用することにより、ビジネスは発展をするのであってその逆の場合は援助と考えた方が良いのでしょう。つまり、ビジネスというものは川の流れと違い、髙い方に流れる事により利益が生まれる訳です。

 特にジュエリーのように疲弊をしていった市場に商品レベルを合わせると結果的には自らを失う事にしかなりません。市場というのは常に供給者の発信に対して、求めるものを決めるのであって決して自らが既に知り尽くしたものには興味を持ちません。

 上下という言葉はあまり使いたくはありませんが、上が下に供給が上手くいっているときには社会はうまく回ります。しかし、その配分や差が広がると社会はうまく機能をしなくなります。

 話しは逸れたかもしれませんが、常に価値というものは上になければいけません。そしてそのつながりのバランスが上手く回らなくてはなりません。現代社会はそのバランスが崩れており、その場での利益を追求するあまり、結果が上手く回っていないようです。

 ジュエリーの様な常に上位に位置すべき価値を安売りや値引き販売をしたりすると市場は価値を勘違いします。しかし、ダイヤモンドは素材としての価値や歴史と世界が認めている価値があるものには未来があります。常に社会が上級にあると思っていてくれるものには何時でもビジネスチャンスがあります。勿論ある一定の大きさや品質をクリアした、宝石としてのダイヤモンドという事になりますが・・・。

 結論的になりますが、上からの利益(情報)の配分が上下の橋を渡し、社会はうまく機能をしますが、その差が広がり、橋が崩壊すると前述したような問題が起き上がります。格差が良質ではなく歪んでいると、滅亡へと繋がることは地球の歴史が物語っています。

 『川の水は上流から下流へ、産卵する魚は下流から上流へ。』これが自然の摂理なのでしょう。

水は富、魚卵は次の利益の基ところですか。今回は解りにくくてすみません。
続きは次に・・・。
http://ameblo.jp/diamonrow

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