昨日、UBMジャパンと日本ジュエリー協会主催で行われている『ジャパンジュエリーフェア』を覗いてきましたが、そうだろうなと思うような現象として、客の出足が少なく、何時もなら人だかりになっているリサイクル業者のブースも初日の段階では人だかりもなく、時間帯によっては閑散としている状態がありました。
リサイクル商品に至っても,内容的にはアンティークとして売っている訳ではないので素材として見て、魅力がなければ売れないわけで、現状どのブースもファッション的なリングやペンダントが多く、元々大量生産のように造られた商品が多いので付加価値性があまりにない商品が多く、当然、商品としての魅力がない訳ですから。後は原材料としてどうかと考えるとあまり利用価値が無く、これなら新しい物を買った方が良いのであろうと思われるような商品ばかりになっていました。最近ではりサイクルの集まりも悪くなっているように効いております。
地金の価格もだんだん落ち着いてきてリサイクルの時代もそろそろ終焉を迎えるのかなあという雰囲気がムンムンします。買取りブームもこの不景気の中(株式市場ではなく巷の意味)業界にとっては一服の清涼材として役には立ちましたが、根本的な事が解決をしていないので、今後を憂いてしまいます。
リサイクルといっても過去の販売歴史があるからこそ成り立ってきた訳で、今後は耕していない畑で何を収穫するのであろうか?買取りブームの効用は業界の一時の刺激にはなりました。しかし、市場からの声は『やはり宝石は安くしか売れない』という声がよく聞かれました。地金の高騰によりその陰は少し薄まっていたとはいえ、あまりにも安い買取価格は業界の信用を無くするには十分な要素でした。
買取の業者の殆どは宝石業界とは関係のないところが多いために現金をかさに叩き買いをしているところが多くどうしてもわからないからこそ安く求めようとします、多くの宝石業界の人々は後追いで参入をしましたが、失った信用はあまりにも大きく、傷痕しか残さなかったような気がします。
これから、もう一度畑を耕すには信用を取り戻すことですが、これこそがこれからの業界の課題なのですが、安売り競争に興じてきた業界にとっては至難の業といっても良いでしょう。勿論トレンドとして高く売り過ぎていたものを安く販売する事には抵抗もありませんが、元々安い物を如何にも高く見せ、それをいかに安く販売をしているかのように感じさせるような販売方法は今後通用するとは思えません。如何せん信用をされていないのですから・・・。
会場の中で非加熱のルビーを専門に扱っている方にお会いしました。その方の考え方として現状の宝石業界のまやかしをするような売り方ではなく本当の宝石を販売したいと考え、処理をしていない物を扱うという事でしたが、誰もが扱えるようになった処理宝石には希少性がないと考えており、小生の考え方にも近いものがあり、ちょっと安心をしたような気もしました。
東京国際宝飾展にしても、ジャパンジュエリーフェアにしても、主催者はそろそろ業界の為に内容を本当に考えてみてはどうだろう。それぞれの展示会そのものが目立ちさえすればよいという考え方でなく、今後の展示会のありようを考えてみても、中身そのものが大事なのではないかとさえ感じるような内容になっておりました。今後に期待をします。
http://ameblo.jp/diamonrow/entry-12065918914.html
リサイクル商品に至っても,内容的にはアンティークとして売っている訳ではないので素材として見て、魅力がなければ売れないわけで、現状どのブースもファッション的なリングやペンダントが多く、元々大量生産のように造られた商品が多いので付加価値性があまりにない商品が多く、当然、商品としての魅力がない訳ですから。後は原材料としてどうかと考えるとあまり利用価値が無く、これなら新しい物を買った方が良いのであろうと思われるような商品ばかりになっていました。最近ではりサイクルの集まりも悪くなっているように効いております。
地金の価格もだんだん落ち着いてきてリサイクルの時代もそろそろ終焉を迎えるのかなあという雰囲気がムンムンします。買取りブームもこの不景気の中(株式市場ではなく巷の意味)業界にとっては一服の清涼材として役には立ちましたが、根本的な事が解決をしていないので、今後を憂いてしまいます。
リサイクルといっても過去の販売歴史があるからこそ成り立ってきた訳で、今後は耕していない畑で何を収穫するのであろうか?買取りブームの効用は業界の一時の刺激にはなりました。しかし、市場からの声は『やはり宝石は安くしか売れない』という声がよく聞かれました。地金の高騰によりその陰は少し薄まっていたとはいえ、あまりにも安い買取価格は業界の信用を無くするには十分な要素でした。
買取の業者の殆どは宝石業界とは関係のないところが多いために現金をかさに叩き買いをしているところが多くどうしてもわからないからこそ安く求めようとします、多くの宝石業界の人々は後追いで参入をしましたが、失った信用はあまりにも大きく、傷痕しか残さなかったような気がします。
これから、もう一度畑を耕すには信用を取り戻すことですが、これこそがこれからの業界の課題なのですが、安売り競争に興じてきた業界にとっては至難の業といっても良いでしょう。勿論トレンドとして高く売り過ぎていたものを安く販売する事には抵抗もありませんが、元々安い物を如何にも高く見せ、それをいかに安く販売をしているかのように感じさせるような販売方法は今後通用するとは思えません。如何せん信用をされていないのですから・・・。
会場の中で非加熱のルビーを専門に扱っている方にお会いしました。その方の考え方として現状の宝石業界のまやかしをするような売り方ではなく本当の宝石を販売したいと考え、処理をしていない物を扱うという事でしたが、誰もが扱えるようになった処理宝石には希少性がないと考えており、小生の考え方にも近いものがあり、ちょっと安心をしたような気もしました。
東京国際宝飾展にしても、ジャパンジュエリーフェアにしても、主催者はそろそろ業界の為に内容を本当に考えてみてはどうだろう。それぞれの展示会そのものが目立ちさえすればよいという考え方でなく、今後の展示会のありようを考えてみても、中身そのものが大事なのではないかとさえ感じるような内容になっておりました。今後に期待をします。
http://ameblo.jp/diamonrow/entry-12065918914.html
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