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2015年5月26日火曜日

ダイヤモンドの色⁉

昨日、お嫁さんとご来店を頂いたご婦人はお嫁さんが品物を選んでいる傍らで私に
『このお店にこんなに来るとは思ってもいなかったわ。』
とポツリ。

 実はこのお客様は一月ほど前にふらりとお立ち寄りになり
『私は小さなころから色彩のあるものに興味があり、今まで購入してきた宝石はみんな色石なのよね。でもお店をちょっと覗いたら色の付いた石が飾ってあったので入ってみたんですよ。』
と仰っておりました。
『でも、これがまさかダイヤモンドなんてねェ~』
とファンシーカラーダイヤモンドを見ながらつぶやいておりました。

 『御義母さん、私これが気に入りました。』
お嫁さんが言うと
『あら、指輪が欲しかったんじゃないの?』

『そうなんですけど、こちらのペンダントを見ていたら、夏には向いているなと思たんですよ。』

『そうなの、それじゃ、それと指輪も選んだら?』

『それではお言葉に甘えまして・・・。』
と屈託のない笑顔でお嫁さんはショーケースを覗いておりました。

 実は前日にはもう一人のお嫁さんをお連れになっていて、やはりペンダントと指輪とピアスをご購入なさっておりました。ご長男とご次男さんのお嫁さんたちでどちら可愛くてと仰っておりました。

 『こちらのお店に伺ってダイヤモンドの裸石を見せてもらって初めて感じたことなんだけれど。色の付いたダイヤモンドじゃあなくてもダイヤモンドには色があると感じたのよね』
と傍らで話し続けるご婦人は
『それも色々な色が見えるじゃあない。こんなにじっくりとダイヤモンドを見たことが無かったので驚いたわ。そうなると年甲斐もなく宝石は沢山持っているけれどダイヤモンドをあまり持っていない事に気が付いたの』と言うとお嫁さんを見ながら
『この嫁たちのは娘たちがいるわ。つまり、私の孫娘という事になるけど、なんだか急にダイヤモンドを彼女たちに残してあげたくなったの。』

 『ダイヤモンドは貴女色に染まります。と言ったコピーもあるくらいですからね。』
と私が言うと
『全くその通り。自分の心境次第で見える色も違うわね。』

 お嫁さんが商品を決めると
『それじゃあ、お昼でも食べに行こうか』
と促すと
お店を出る時に
『社長、私の物もほしくなったので夕方私だけで寄るわ。』
と小さな声で囁きました。
『勿論ですよ。是非お立ち寄りください。H様の色のダイヤモンドが見つかると思いますよ。』と冗談を言うと
満面に浮かべた笑顔をこちらに店になり
『そうね。』
と言いながらお店を後にしました。

 なんてすばらしいお嫁、お姑さんだろうと後姿を見ていると驚きました。後姿がそっくりなんです。
歩き方も・・・・・。

勿論夕方には御一人でご来店を頂きました。
http://ameblo.jp/diamonrow
 

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