3月は1週目、香港、2週目イスラエル、3週目北海道となかなか忙しく過ごさせてもらいました、今週は店頭でのワイン会と期末とはいえ他の業種とは違う過ごし方をしています。
それぞれの土地柄でいろいろな特徴はあるけれど、地方のお客様は特別な気がします。気を使っての展示会への来場は主催者側も考えなければならないでしょう。決して買う物や欲しいものがないにも拘らず、来場をしていただくことは感謝の念に堪えません。
中には勘違いをしている販売員もおり、お客様は来なくてもよいところを来ていただいているということを忘れ、その場の売り上げを何とかしたいという物が前面に出て、購買意欲をそそるような演出や接客をしない面も多々あります。売上ということが目の前にあることは理解しないでもないんですけどね。
ただし、自分から見た景色だけでものを考えると本来の姿も見えなくなります。救助に来てくれている人間の命綱を引っ張るようなことをしていては自らも助かるまいということです。
社会に出た頃、宝飾業界は高嶺にある景色でした。その業界に身を置き、宝飾業が普段の景色になり、今年を重ね目に映る景色は・・・・・。
20代、30代と若い頃は自分を主語としてモノを考え、年を重ねるごとに外からモノを見、自分本位のモノの見方から、他人の未満を埋めようという気持ちになってきます。
高嶺にあった宝飾業は、物が優美であったことは勿論ですが、売り方が美しく、そして何より背伸びをする存在にありました。勿論それは販売側の演出でもあり、誇りでもありました。
今の景色を見ていると・・・・という言葉は使いたくはありませんが、消費者が憧れる存在でいる努力をし、その努力を見せないようにしているのかどうかということです。
『宝飾業は白鳥のごとく有れ』という言葉は先人達がよく口にしていた言葉です。水面では優雅に、水面下では一生懸命足を使っていても悟らすようではだめであるということです。努力ともいえない様な裏側をさらけ出していたら、憧れる存在で有る訳がありません。
宝飾の価格は人間力です。本来地球からの産物に過ぎない物に価値を与えるのですから言葉としてはそのものです。売り方、値引きの仕方、すべてその人間そのものです。
目に映る景色が決して美しくはないということは宝飾業にとっては致命的のものです。しかし、お客様の思いやりが目に見えてくるようになるとその景色もまた美しい。販売する人間たちに逆に感じてもらいたい、そしてその気持ちに答えてあげてほしいという気持ちにもなります。
今、新たに景色を創り上げることはとは大層なことです。しかし、あの富士山のゴミを小さな存在の人々が少しづつでも拾い上げ世界遺産にしたように、少しづつでも業界のごみを拾い続け、将来の永続性のあるものにすることが大げさではありますが自身の年代で見えている景色なのです。
それぞれの土地柄でいろいろな特徴はあるけれど、地方のお客様は特別な気がします。気を使っての展示会への来場は主催者側も考えなければならないでしょう。決して買う物や欲しいものがないにも拘らず、来場をしていただくことは感謝の念に堪えません。
中には勘違いをしている販売員もおり、お客様は来なくてもよいところを来ていただいているということを忘れ、その場の売り上げを何とかしたいという物が前面に出て、購買意欲をそそるような演出や接客をしない面も多々あります。売上ということが目の前にあることは理解しないでもないんですけどね。
ただし、自分から見た景色だけでものを考えると本来の姿も見えなくなります。救助に来てくれている人間の命綱を引っ張るようなことをしていては自らも助かるまいということです。
社会に出た頃、宝飾業界は高嶺にある景色でした。その業界に身を置き、宝飾業が普段の景色になり、今年を重ね目に映る景色は・・・・・。
20代、30代と若い頃は自分を主語としてモノを考え、年を重ねるごとに外からモノを見、自分本位のモノの見方から、他人の未満を埋めようという気持ちになってきます。
高嶺にあった宝飾業は、物が優美であったことは勿論ですが、売り方が美しく、そして何より背伸びをする存在にありました。勿論それは販売側の演出でもあり、誇りでもありました。
今の景色を見ていると・・・・という言葉は使いたくはありませんが、消費者が憧れる存在でいる努力をし、その努力を見せないようにしているのかどうかということです。
『宝飾業は白鳥のごとく有れ』という言葉は先人達がよく口にしていた言葉です。水面では優雅に、水面下では一生懸命足を使っていても悟らすようではだめであるということです。努力ともいえない様な裏側をさらけ出していたら、憧れる存在で有る訳がありません。
宝飾の価格は人間力です。本来地球からの産物に過ぎない物に価値を与えるのですから言葉としてはそのものです。売り方、値引きの仕方、すべてその人間そのものです。
目に映る景色が決して美しくはないということは宝飾業にとっては致命的のものです。しかし、お客様の思いやりが目に見えてくるようになるとその景色もまた美しい。販売する人間たちに逆に感じてもらいたい、そしてその気持ちに答えてあげてほしいという気持ちにもなります。
今、新たに景色を創り上げることはとは大層なことです。しかし、あの富士山のゴミを小さな存在の人々が少しづつでも拾い上げ世界遺産にしたように、少しづつでも業界のごみを拾い続け、将来の永続性のあるものにすることが大げさではありますが自身の年代で見えている景色なのです。
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