数回前に書いたジンバブエのダイヤモンド事情について質問を頂いたので少し付け加えます。多少時間軸やニュースソースがあくまでもダイヤモンド業界側からのものですから違いがあるかもしれませんが、往々にしてビジネス界の情報がリアルで生々しい事もあるのでニュースで流れるものとは少し違うかもしれません。
ジンバブエとは以前は南ローデシアと言われ、現在のザンビア(北ローデシア)とともに英連邦に加盟をする国でした。ローデシアとは『ローズの家』という意味でかのセシル・ローズ(デビアス設立者)が殺りくを繰り返しながら統治をした場所でもあり、彼の名前が由来をしていた国名でありました。
つまりセシル・ローズがそれだけ執着をしたところですからダイヤモンドの埋蔵量の可能性を見出していたのでしょう。現在のムカベ政権は独裁と圧政を繰り返しており、そのため、前回にも書きましたがキンバリープロセス違反により欧米諸国より、ダイヤモンドの輸出を規制され、プロセス加盟国においてもそれらの輸入を禁止されていたのですが、中国がここに目をつけ、後ろだてとなり武器供与や援助を行う事により、ダイヤモンド最大のマランゲ鉱山での採掘権をほぼ手に入れているのです。
また、この鉱山は数百人の中国軍兵士がおり、ジンバブエ国軍の指導と指揮を執っており、採掘の強制労働者を監視しているとも言われています。それらから採掘をされたダイヤモンドの原石は中国に運び出され、資金源となっている事は前回にも述べました。キンバリープロセス違反による禁輸処置がとられたのは労働者に対する殺りくや強制労働があったからです。現在もその状況は変わないという事は中国軍がそれを行っている可能性もある訳です。
これらの暴挙を考えると、現在中国が中心に設立準備をしているアジアインフラ投資銀行などはとんでもない話で、先日先進国として初めて英国が参加を表明しましたが、自国の利益だけを考えていると後々しっぺ返しが来るのではと考えます。
あくまでも覇権主義を貫く中国を抑えなければ世界中の資源を中国が抑えようと本気で画策しているのではと考えます。
また本題ですが、ジンバブエの原石に関しては高評価をあまり聞いたことがありませんので、宝飾用のダイヤモンドは勿論ですが、工業用のダイヤモンドも多く含まれているのではないだろうかと推察されます。光、つまり照りがない物が多く含まれているという事です。
いずれにしても、ダイヤモンドの輝きは人々の幸福の上になければなりません。一部の利権のためにくすぶるようなことは歓迎できることではないと考えています。ただこれも、ダイヤモンドの通貨性の高さだと考えると複雑な心境です。
ジンバブエとは以前は南ローデシアと言われ、現在のザンビア(北ローデシア)とともに英連邦に加盟をする国でした。ローデシアとは『ローズの家』という意味でかのセシル・ローズ(デビアス設立者)が殺りくを繰り返しながら統治をした場所でもあり、彼の名前が由来をしていた国名でありました。
つまりセシル・ローズがそれだけ執着をしたところですからダイヤモンドの埋蔵量の可能性を見出していたのでしょう。現在のムカベ政権は独裁と圧政を繰り返しており、そのため、前回にも書きましたがキンバリープロセス違反により欧米諸国より、ダイヤモンドの輸出を規制され、プロセス加盟国においてもそれらの輸入を禁止されていたのですが、中国がここに目をつけ、後ろだてとなり武器供与や援助を行う事により、ダイヤモンド最大のマランゲ鉱山での採掘権をほぼ手に入れているのです。
また、この鉱山は数百人の中国軍兵士がおり、ジンバブエ国軍の指導と指揮を執っており、採掘の強制労働者を監視しているとも言われています。それらから採掘をされたダイヤモンドの原石は中国に運び出され、資金源となっている事は前回にも述べました。キンバリープロセス違反による禁輸処置がとられたのは労働者に対する殺りくや強制労働があったからです。現在もその状況は変わないという事は中国軍がそれを行っている可能性もある訳です。
これらの暴挙を考えると、現在中国が中心に設立準備をしているアジアインフラ投資銀行などはとんでもない話で、先日先進国として初めて英国が参加を表明しましたが、自国の利益だけを考えていると後々しっぺ返しが来るのではと考えます。
あくまでも覇権主義を貫く中国を抑えなければ世界中の資源を中国が抑えようと本気で画策しているのではと考えます。
また本題ですが、ジンバブエの原石に関しては高評価をあまり聞いたことがありませんので、宝飾用のダイヤモンドは勿論ですが、工業用のダイヤモンドも多く含まれているのではないだろうかと推察されます。光、つまり照りがない物が多く含まれているという事です。
いずれにしても、ダイヤモンドの輝きは人々の幸福の上になければなりません。一部の利権のためにくすぶるようなことは歓迎できることではないと考えています。ただこれも、ダイヤモンドの通貨性の高さだと考えると複雑な心境です。
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