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2013年5月24日金曜日

株とダイヤモンド!?

 昨日は1100円を超える株の暴落で一時はブラックチューズデイ果という騒ぎでした。しかしNYのダウもそれほどの影響もなく終わり、多くの投資家達は胸をなでおろしている事でしょう。

 以前にも書きましたが現在の株は情報戦+ソフト+衝動です。勿論、以前から情報戦であった事は間違いがありませんが、そのポジションによってのアンフェアが起きないようにインサイダー取引等々の法律も整備され公平さが出てきようにも見えますが、そうではありません。

 豊富な資金だけではなくIT技術の駆使ソフトの開発等々本来の株の取引とは関係のない分野が相場のある部分をコントロールしています。

 その事は決して良い事ではありません。健康的な市場原理とは言えないからです。強いて言うならラスベガスのマシンカジノはコンピューターによって制御されており、たまたまその機械の前にいた人が幸運を手に入れるといった構造ですがまさにその構造です。

 本来の株式市場というものはそういうものではない事は皆が知っている訳ですが、今後はソフトの開発力がある人が株式市場でも活躍することになるのでしょう。

 現在のダイヤモンド市場は以前の株式市場に似ています。情報量を持っている人が利益を得ることになるのです。今どこにどういった物があるのかを知っていて、それを手に入れるコネクションがあるかどうかに寄ります。決してソフトの開発によってコントロールされることはありません。

 今月に入って国内でも数億円のダイヤモンドが2個ほど売れています。しかしこれはとある百貨店を通しての販売ですが当然、国際市場で買うより高くついています。それは販売店の利益が入っているので当然のことです。しかし最終的に購入した消費者はもっと安く手に入れることは当然出来るのですが、その販売店がなければその情報も確認することも出来なかった訳ですから止むをえません。

 いつも言う事ですが金持ちよりダイヤモンドの方が明らかに少ないのです。もう一つ基本的な事ですが世界の金融でダイヤモンドが最初に担保になったものである事も覚えておいた方がよいでしょう。

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