前回はユダヤ人が何故ダイヤモンドに関わったかという事ですが、今回はもっと近代で皆さんが知っているシンジケートを中心に話を進めます。
18世紀に入り、ポルトガルも財政も底をつく頃になると王族たちはロスチャイルド家などのユダヤ人高利貸しより資金を借り入れする事が多くなり、ユダヤ人高利貸したちはダイヤモンド担保に取り始めます。それが近代のダイヤモンド資産化の始まりではないかと思っています。
19世紀に入り、ブラジルのダイヤモンドが底をつき始めると、南アフリカでダイヤモンドが発見されます。もともと大英帝国領であった南アフリカにはイギリスから渡った二人のイギリス人バニーバナートとセシルローズなる人物が歴史に現れて来ます。ダイヤモンドを生業にする人間であれば勿論知っている名前だと思いますので詳しくは其々で・・・。
この二人の争いに幕引きをしたのがロスチャイルド家でした。ロスチャイルドはユダヤ人のバナートではなく、ローズの方につき資金援助をします。これが決定的になって1881年に設立されたデビアス鉱山会社が世に出て来ます。当時のローズは南アフリカ評議会の議員でもあり、英国王室に近い立場にあったと思われます。その為にロスチャイルドは割り切っての決断だと思われます。
その後運営がおもわしくなくなってきた時にアーネスト・オッペンハイマーなる人物が現れます。金鉱山の中心にアングロアメリカン社を立ち上げたアーネストは1927年ローズ亡きデビアス社を傘下に収めます。そこからは皆さんがご存じのシンジケートの妄想が始まります。
しかし、ユダヤ人であったアーネスト・オッペンハイマーは改宗しキリスト教徒になっており、実際に皆が思っているシンジケートはユダヤ資本ではなくキリスト教系だといえます。その後はシンジケートの支配が永い間続きますが、この間にも多くのユダヤ人はシンジケートに反目しながらでもダイヤモンドビジネスを続けていきます。
シンジケートのサイトホルダーの多くはやはりユダヤ人であったし、そのユダヤ人達もいつもシンジケートに属さない原石を模索しておりました。1990年頃になると状況は変わり。シンジケートの時代は終わりを告げることになります。
状況、システムは変わってもユダヤ人がダイヤモンドのビジネスの中心にいた事は事実で、恵まれない環境の中から扱わざるを得なくなって現代に至るのですが・・・お解りいただけたでしょうか?
勿論歴史的背景から私自身が想像したことや見聞きしたことを中心に書きましたが、細かくはしょっていますので大体こんなところと理解をしてください。もっと、詳しくとなると歴史学者に任せなければ難しいかなとも思いますので、取り合えずは経験の中から知ったことだけです。
18世紀に入り、ポルトガルも財政も底をつく頃になると王族たちはロスチャイルド家などのユダヤ人高利貸しより資金を借り入れする事が多くなり、ユダヤ人高利貸したちはダイヤモンド担保に取り始めます。それが近代のダイヤモンド資産化の始まりではないかと思っています。
19世紀に入り、ブラジルのダイヤモンドが底をつき始めると、南アフリカでダイヤモンドが発見されます。もともと大英帝国領であった南アフリカにはイギリスから渡った二人のイギリス人バニーバナートとセシルローズなる人物が歴史に現れて来ます。ダイヤモンドを生業にする人間であれば勿論知っている名前だと思いますので詳しくは其々で・・・。
この二人の争いに幕引きをしたのがロスチャイルド家でした。ロスチャイルドはユダヤ人のバナートではなく、ローズの方につき資金援助をします。これが決定的になって1881年に設立されたデビアス鉱山会社が世に出て来ます。当時のローズは南アフリカ評議会の議員でもあり、英国王室に近い立場にあったと思われます。その為にロスチャイルドは割り切っての決断だと思われます。
その後運営がおもわしくなくなってきた時にアーネスト・オッペンハイマーなる人物が現れます。金鉱山の中心にアングロアメリカン社を立ち上げたアーネストは1927年ローズ亡きデビアス社を傘下に収めます。そこからは皆さんがご存じのシンジケートの妄想が始まります。
しかし、ユダヤ人であったアーネスト・オッペンハイマーは改宗しキリスト教徒になっており、実際に皆が思っているシンジケートはユダヤ資本ではなくキリスト教系だといえます。その後はシンジケートの支配が永い間続きますが、この間にも多くのユダヤ人はシンジケートに反目しながらでもダイヤモンドビジネスを続けていきます。
シンジケートのサイトホルダーの多くはやはりユダヤ人であったし、そのユダヤ人達もいつもシンジケートに属さない原石を模索しておりました。1990年頃になると状況は変わり。シンジケートの時代は終わりを告げることになります。
状況、システムは変わってもユダヤ人がダイヤモンドのビジネスの中心にいた事は事実で、恵まれない環境の中から扱わざるを得なくなって現代に至るのですが・・・お解りいただけたでしょうか?
勿論歴史的背景から私自身が想像したことや見聞きしたことを中心に書きましたが、細かくはしょっていますので大体こんなところと理解をしてください。もっと、詳しくとなると歴史学者に任せなければ難しいかなとも思いますので、取り合えずは経験の中から知ったことだけです。
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