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2014年12月10日水曜日

値上がり⁉

 昨日、大手牛丼チェーンが値上げを決めました。食料品等も次々と値上がりし、これが政府の狙っているデフレ脱却というシナリオであるとしたら少しおかしいのではと思います。

 つまり、インフレに向かう事自体が悪いとは言えませんが、今回の値上げに関しては、多くの企業努力の結果で耐え得ることが出来なくなった結果なのです。それはコストが上がり利益を圧縮した中での値上げですから、何処も潤う事がない訳です。

 前回も書きましたが、以前であればこの理屈もあっていたかもしれませんが、それは日本に多くの製造業が残っていた時の話です。どのような形になっても国内の中での値上がりですから、国内のどこかが潤っていきます。

 簡単に言うと物価全体に上がった時に率を保っている分には利益の金額自体は上がります。しかし、今回の値上がりは企業努力の結果、利益率を減らしながらやってきた訳ですから余裕のある値上がりではなく生死をかけたものです。

 今回の値上がりがデフレ脱却の要素になっていると思っていたら大きな間違いだと考えます。つまり以前は材料や燃料のコストアップではありますが、加工費や付加価値益分は残り、利益率が同じ限り利益額は残ります。しかし、現在は完成品の輸入が多くなっていますので、円安にしても国内には一切の利益が残りません。

 値上がりは消費者を苦しめ供給者を苦しめ、挙句の果てに国を苦しめる結果にならねければと思います。かの財務大臣の言う『ほとんどの企業は潤っている』という言葉はないを差しているのだろう。自分尾知っている大手の企業を差しているのなら、もう財務大臣を辞めた方が良いのではないだろうか。統計で今回の円安で潤った企業はわずか3%にも満たない大手だけという政府機関の発表があったばかりなのに・・・。

 昨日のニューヨークで円が121円から一挙に117円まで上昇をした事を考えてほしい。決して日本の政策のせいではなく、他国の政策の方がより影響をすることを物語たっています。

 現在のダイヤモンドの値上がりは一部の特殊サイズとカラーだけですが、特徴として為替相場で考える事はやめた方が良いでしょう。あくまでの世界プロダクツと考えるべきで、以前であれば国内市場の8割近くを占めていた婚約指輪ですが国内相場での販売であり、為替相場は大きく国内メーカーの利益を左右していましたが最終市場にはそれほどの影響はありませんでした。

 現在は婚約指輪市場は大きく後退をし、市場全体としても収縮状態にありますが、前述のダイヤモンドに関しては財産保全やある種の投資を目的としたものですから、為替込ではなく取引通貨であるドルで考えておいた方が良いでしょう。

 ある意味では円安のために外国人バイヤーが以前より高値を出して、国内で買い付けを考えていますので、現時点では国内のダイヤモンドビジネスに良い風のように感じますが、実際には国内市場にダイヤモンドが少なくなっています。

 少なくなっているといってもやはり誰もが欲しがらないところに関しては余っています。これも以前のまやかしグレードのせいで実際に見て綺麗ではない物が多く残っています。改めて目で見て綺麗なものが一番良いという当たり前の事を感じます。そして、綺麗であれば値上がりはあまり関係がないといっても良いでしょう。

 なぜなら必ず欲しいという人が現れるからです。

 

2014年12月9日火曜日

総選挙⁉

 今月の総選挙も盛り上がらない中、またまたやってくれた感のある麻生太郎財務大臣。
以前から失言癖のある人ですが、今回の失言に関してはあきれ返ってしまいます。第一の矢『年金年金ってゆうけれど、子供を産まないことが問題だ。』第二の矢『金融緩和、円安で日本の殆どの企業が潤っている。もし、そうでないのなら経営能力がよっほど無いか、運が悪い。』さて第三の矢はどうなるのであろうと考えます。

 この人の脳味噌は何処についているのだろうといっても、この人を選んだ国民がいる訳ですが、本当にこの人が良いと思って投票をした人はどれくらいいるのだろうか?生まれながらの財閥育ちで初立候補で関連企業や取引関連だけで票を集めてきた人です。資本主義の典型的な政治家です。

 彼に幾ばくかの政治能力があれば別ですが、総理大臣にまでしてしまう国民の責任はやはり大きいのではと考えます。投票率が下がり、利権を前提とした人が中心に投票をしているのですから、いくら良心を持った選挙民が投票をしても結果に結びつきません。

 彼らが相変わらず当選するようであれば、このまま円安は進み、外資が多くを占める株価が上がり、日本の財産はさらに海外流失をし、国内でも資産家の資産はさらに増え続け、格差が広がり、多くの国民は役人と政治家のための税金を納めるために働くことになりはしないだろうかと考えます。
 

 私見ではありますが、一番言っている事がまともな野党は日本共産党だとは思いますが、彼らも本気で政権を捕ろうとは微塵も思っていません。思っているのであれば共産党の看板を下ろすでしょう。ロシアや中国などの共産主義の看板は既におろし、実質的には覇権主義であり、それこそ帝国主義的な彼らが対峙をしてきたはずの形式をとっています。古いイディオロギーを捨てる事が賢明でしょう。

 そう言っていると投票をするところがないという悲劇になり、諦めがちになりますが、方法として自民党が一番嫌がるのは共産党の躍進です。共産党が政権を取ることはひっくり返ってもあり得ませんから批判票として共産党を選ぶのも一つの投票意義があるかもしれません。

 AKBグループの総選挙は投票用紙をCDなどの購入により手に入れ、投票をします。此処こそが原点です。多くの国では600億を超えるといわれるような選挙費用は掛かりません。それはボランティアにより国民の参加により選挙が行われるからです。つまり、日本国民は自らの財布からCDを何枚も買うのにそれについている投票用紙を活用しない無駄遣いをしているようなものです。

 選ばれる人はダイヤモンドでなくてはなりません。ダイヤモンドに見えるブランドに付いたクリスタルガラスを購入している人たちばかりでは中身のない価値と見かけ倒しの見栄だけになってしまいます。ダイヤモンドには完全なものはありません。しかし、ダイヤモンドとしての価値は間違いなくあります。

 今世に出ているダイヤモンドは選挙で選ばれるよりも稀有な存在として市場に出ています。しかし、それを手に入れる事により間違いなく人に幸せなり満足感を与えてくれています。政治家はそんな存在でなくてはならないと思います。

 優秀な政治家は清廉潔白だとは思っていません。人間なのだから当たり前だし、政治家としての能力があれば良いのです。歌舞伎役者として素晴らしくても人間として如何なものかという人もいます。しかし、彼のジャンルは歌舞伎役者として皆を喜ばせることです。政治もそうです。

 ダイヤモンドもいい加減なグレードは影を潜めつつあります。それはグレードで販売をするところが減って来て、ダイヤモンドそのものの価値で販売をするようになったからだと考えています。

 政治は総論です。そして各論が行政です。各論に合わせた政治を行ってきた日本ではありますが過去の行政には総論がありました。皆の投票により、総論としての国の在り方を考えても良い時期ではないでしょうか。

 明日の日本を変える準備が出来るのは若者たちです。

 明日の準備は今日しかできません。

2014年12月8日月曜日

円安とダイヤモンド⁉

 小生の好きな言葉に以前にも書きましたが
『今日は昨日の明日、今日は明日の昨日。』
という言葉があります。

 これは別に4次元の意味でもなければ5次元の意味でもありません。単純に準備について語った言葉です。現在は過去の結果で明日は現在に過ごし方で決まるという事になるのです。

 現在円安が続いていますが、これは勿論先日の日銀緩和や年金資金の投資が大きな要因ですが、過去には円安により日本の経済が伸び、高度成長を遂げたことも事実ですし、円高によるデフレが起きていたことも事実です。

 しかし、現在はそうなのだろうか?  何のための円安なのか?

 輸出企業が良くなるといっても、現在は多くの企業が海外生産であるし、実際には国内でも架空の財務内容が少し良くなるだけで、グローバル企業となった大手にとってはあまり大きな影響はないはずです。

 ましてや実際にはここ1,2年で円の価値が海外的には2~3割減っているわけですから、誘導による円安ではなくて既に日本売りが始まっていると思った方が良いのではないかと思います。裏にはもっと姑息な意味があるのではないかと勘繰ってしまします。

 ここ数年、増え続けている海外資産。これは良い事ですが、一方で日本の資産家たちが資産を海外に移しにくくいなっています。これは封じ込めではないかとさえ思ってしまいす。

 ダイヤモンドに関しても以前の1ドルが80円前後の時には投資用としてのダイヤモンドを買い時として皆さんにお勧めをしてきました。現在ではその後考えると決して諸手を挙げてお勧めをするわけにはいきません。

 勿論ある程度の時間を考えたり、そのほかの対処を前提に考えるのであればまだまだダイヤモンドをお勧めしますが、今がその時かどうかは日本売りが始まった感のある現状ではちょっと待った方が良いような気がします。

 いずれにしても、現在の政治家や官僚のレベルで悪戯に相場をいじってほしくはないと考えます。今、国が変わろうとしているが、外的要因によって変わるのではなく自らの手によって変わっていく選択が必要です。

 将来の日本をどうするか?過去の選挙への無関心が現在の日本を創っています。
以前
 『投票に行かないのも意思の表現だ』なかなんといっている輩も多かったし、現在も多いのであろうと思うのですが、それは間違いです。

 現在の日本の姿は明らかに過去の国民の政治への無関心が作った姿であり、将来の姿は今の我々の政治への関心によって創造されるわけですから、増税による将来への備えも大事ですがそれ以前に将来を任せる政治家を選ぶのも大事なことです。

 選挙に行きましょう。意思を示しましょう。自分たちの未来は自分達で決めましょう。

 選挙に行きますか?
 

 国民辞めますか?
 

 将来を捨てますか?
 

2014年12月6日土曜日

年末のダイヤモンド⁉

 ダイヤモンドの値下がりが続いていています。
と言っても国内においては為替が円安の為にむしろ、上がっているように見えますが、それ以上に問題は現在の国内に本当にお金を持っている人にとっての買いたい物がないという事です。

 勿論、世界のマニュファクチュアの工賃が上がり、研磨を控えている事もあるのでしょうが絶対数が足りないはずなのに価格が弱い訳です。何故かというと以前のようにシンジケート一社が価格をコントロールしているわけではないことは何度も書いていますが、市場原理の行き過ぎた現象があるのだと考えられます。

 つまり、ダイヤモンドに関してはグレーディングシステムを見てもわかるように、シンジケートの作ったロジックで価格が構成されており、グレーディングシステム自体もそれに比例をしておりました。それゆえ、上がる時は全体的に上がり価格が停滞するときには全体的に停滞をしておりました。

 しかし、現在は多くのサプライヤーが参加をしているために、市場原理が働いており、必ずしもロジックが成り立っているわけではありません。つまり、需要の多いところは高くなり、需要が少ないところは価格が弱くなります。

 その結果、金持ちが望むところは少なくなり、庶民が買える範囲のところは経済の悪い時期は価格も弱くなります。つまり、現在のように格差が広がる状況にある環境が成立すると現在のように3cts以下が価格が弱くなり、5ctsUPや特殊なファンシーカラーのところは価格が強くなります。

 つまり、以前は多少のお金を持っている人も多くいたので3ctsと言えば十分な金持ちの持ち物でしたが、現在の金持ちにはスーパーが付きますから3cts以下には興味がないという事で、その結果として半端に値が上がったダイヤモンドのところには購入層の谷間が出来たといことでしょう。

 お金持ちは、将来のありそうなダイヤモンドにはお金を出しますが、半端なところにはお金を出さないという事です。しかし、庶民にとっては高根の花ですから価格が下がっているとはいえ手が出ないところなので結果的には価格が下がるという事です。

 クリスマスシーズンに入った米国ですが、売り上げは好調ですが利益を減らしています。感謝祭以降も以前ほどの急激な売り上げの伸びはありません。ブラックフライデーと言われるクリスマス商戦の初日は何時になく静かなスタートになりました。

 アメリカは伝統的にクリスマス商戦で売り上げの半分近くを売り上げますが(特にジュエリー業界)、今年は売り上げは上がっていますが、ディスカウントを含めた過剰な市場サービスのために
利益を減らしているところが多くみられます。

 値引きを前提と出来ないブランドや有名店においても設定プライス自体を下げたシーズン商品を提供し、やはり利益を下げています。一見好調に見える米国の経済状況ですが、ウオール街で働く、友人の話によるとリーマン前夜の予感がするそうです。

 現在の自動車セールの好調さの陰には、あのプライムローンが存在し、以前は住宅で行っていたクレジット方式を車に当てはめているようです。資本主義の元祖であるアメリカであるからこその環境ですが、慎重さが要求されます。日本においても最近の株価の値上がりは外資によるところが大きいので、巻き込まれることは十分に考えられます。

 結論から言うと、もしリーマンの再現が起きるとしたら、ダイヤモンドと地金は値が上がることになりますが、価格差はさらに広がりを見せる事になるでしょう。年末は過去にも何度かダイヤモンドの異常な値上がりが起きています。

 もう少しの注視が必要になるでしょう。
 

2014年12月4日木曜日

過程と結果⁉

 勝負の世界で『勝負には勝ったが、試合には負けた。』といった言い方がありますが、これは結果は良かったが、内容が良くなかった。つまり、過程が良くなかったという事になる訳ですが、ビジネスの世界では結果が全てという考え方をする人も多々います。

 勿論その考え方を否定をする訳ではないですが、ブランド品にも長く携わっていると『売れれば良い』という考え方は馴染みません。長い間業界においてもダイヤモンドに関してはグレードが出ていればよいという考え方をしていた人々も多かった為に怪しげなグレードも多く横行をしてしまい、結果的に大手の鑑定機関が閉じる事になったり、百貨店からはじき出されたりしてきました。

 ブランドについて述べた時に二つのブランドの話をしました。一つには米国型のシンボルマークとしての大手ハンバーガチェーンやフライドチキン系のブランド、あとは欧州や日本型の長い間時間を掛けて創り上げてきた『ノレン』としてのブランドです。

 つまり、本来のブランドはそこまで来た結果としての過程が認められてのものと先にマークとして創り上げ、広告宣伝やメディアを使ってのものとに分かれます。つまり過程と結果を区別したものです。勿論結果求めたものとしても過程として創り上げた先駆けがあってのもので、そこへ照準を合わせたものであることは間違いがありません。

 市場でいえば前述したように売れれば良いといい考え方から、危ない売り方をしているところもままありますが、宝石のように長い時間を考えるものには合わない売り方といっても良いでしょう。

 京都の老舗を例にとれば、漬物作りを長い間こだわりもって、同じ過程を経て、同じ材料を使い、手に入らなければ作らないといった哲学が消費者に認められて、数百年の歴史を築き、ノレンとして成り立ってくるのでしょう。

 これらをどのように考えるかは其々の生き方でしょう。しかし、結果オーライの仕事の結末のあおりを食うのが消費者であれば、いずれその結末のしっぺ返しが来ると考えます。その場限りや、でまかせ、まやかしの商売が全てとは言いませんが、結果だけを求めるビジネスはそういった類のものが伴います。

 スポーツの世界は結果が全てで良いでしょう。しかし、ブランドや宝石のビジネスは信用の構築の上に成り立っています。現在危ない宝石の売り方をしているところも過去に構築された信用の上に成り立っています。それを食いつぶしながらのビジネスはいずれボロが出ます。

 それまでに稼げば良いと考えるのも生き方だし、厳しくても頑固に哲学を守るという考え方も生き方です。どちらも肯定も否定もしませんが、結論としては『ノレン』というブランドは過程を大事にしてきたものであることを否定はできないだろうと考えます。

 一方、結果だけを求める手法は時短、合理的といった考え方ができる反面、大事なものを忘れなければいけないという面もあります。勿論、それぞれですが・・・。

 結果が全てという考え方は少なくても私には難しいかもしれません。

 

2014年12月3日水曜日

ダイヤモンドで伝えたい事。

 昨日、展示会場にて、先日お求め頂いたダイヤモンドのペンダントが出来上がり、お渡ししました。前回お会いしたときにお悩みが色々とあり、伺っているときにお顔が暗く感じたので、

 『ダイヤモンドは心のスイッチですから、気持ちを切り替える意味でもダイヤモンドを身につけることを考えてみてください』といった類のことをお話をしました。

 色々とお話をした結果、オーバル型のダイヤモンドをお求め頂き、プチペンダントを作成する事になり、その時はお喜びになり、お帰りになりました。

 今回出来上がりを取りにおいでになったのですが『来るまでの間購入したことはうれしいけれど初めてのダイヤモンドで高額品を自分で買うのは初めてなのでドキドキしながらきました。』とおっしゃっていました。

 普段はパートをしながら過ごしていらっしゃる方なのですが、収入に見合う事なのかどうかを悩んでいたようです。

 出来上がりのペンダントを手にされたお顔はいきなり輝き初めて、私に促されて試着をしてみると
『ワ~、すごい気持ちが盛り上がります。』
と言いながら鏡に見入っていました。

 実は彼女と前回お話をさせていただいたときにお顔が曇り、なやみを抱えているような雰囲気をしておりました。実際にダイヤモンドはお顔のレフ効果がありますので、その事には触れずにお勧めをしてみたのです。

 『社長、実は私、この間来た時には親戚のことで悩んでおり、どうしようかと思っていたんですけど、社長に勧められたので買ったんですけど、買ってよかったです。』
とのこと。

 前回お勧めしたときに感じたことを話し、今身につけたときのお顔とは雲泥の差ですよと伝えると、すごく喜び、
『支払いの心配をしていたんだけれど、今はサアー頑張って働こうと言う気持ちです』
とお話になり、晴れ晴れとしたお顔をなさっていました。

 『身に着けてみるとテンションがあがり、何で悩んでいたんだろうと言う気持ちです。』
と高揚をしっぱなしで
『実はダイヤモンドは購入したときの喜びよりも,その後のほうが益々上がるというお客様が多いんですよ』と伝えると首を立てに振りながら満面の笑顔を浮かべておりました。

 その場限りの言葉ではなく、裸石のままでお求めになる方たちは実際に購入後に喜びを伝えていただくことが多く、そのことも私の喜びのひとつになっています。

 たった一つのエピソードですが、私がダイヤモンドを通して伝えたいことの意味をご理解していただき、私自身が幸せを感じた一場面でした。

2014年12月2日火曜日

本質と擬似!?

 物事には本質と擬似があります。言葉としての表現としてはあってはないかもしれませんが、今度の衆議院選挙を見ていてどうしても合点がいかないものを感じます。

 何故だろうと考えると政治家が変わって国政が変わるかどうかということです。戦後の復興の際にはとてつもない原動力となった行政の力が変質をしてしまっているのではないだろうか?

 多くの国民が思っていることではありますが、政治家変わっても日本は変わらないという感覚です。これは悲しいことですが政治家は表面上の現象で、本質的には役人が日本を動かしているということです。

 そして、留まっている水は必ず腐ります。行政改革が叫ばれて数十年になりますが、いつも改革半ばにしてなし崩しになります。何故だろうと考えたときにやはり役人が国を動かしているからだろうと考えます。そして、それがわが国の本質であり、その本質が変質をしてしまったということでしょう。

 一見政治家が色々な政策を出すごとに政治が動いているような気がしますが、実際には先送りにしたり、廃案になったとしても大きく日本が変わった意識はありません。政治が本質的な改革の役に立ってはいないからだろうと考えます。つまり、今の政治は単なる疑似なのです。

 現在の多くの業種にも感じることですが、表面上の結果を求めるあまり、それぞれの業種の本質的な役割を忘れたり、その業種であるからこそやってはいけない手法を使用したりといったことが目に余ります。

 
 宝石の価値観はいつも書いていますが、大半は付加価値観です。その付加価値観を演出するのが宝石商の役割であり、信用ですが、業界に多くの祭事屋さん達が参加をするようになると擬似宝石商が展示会場に多く現れてきているような気がします。

 保証の出来る内容ではないことに保証という言葉を使用したり、絶対という言葉を連発したり、消費者の決定要因に左右するような言葉に根拠のない一言を多用したりと傍で聞いていてハラハラするやら怒りを覚えるやらで、嫌気さえ感じます。

 本質については『ノレン』(ブランド)について、述べたように本質的なこと、つまり変わっては本来の価値が無くなり、意味が無くなる内容を変えてはいけないのです。宝石に関しては信用が全てですから疑似的手法を使ってはいけないのです。

 二重プライスなどもその典型的な例ではありますが、セールストークの内容次第では詐欺にも値するようなことになります。実用的に使うものではないだけに慎重でなければなりません。

 国のあり方にしても。仕事のあり方にしても、目指すものは本質に沿っていなければそのこと自体に意味が無くなります。つまり、各論は総論に沿っていなければいけないということですね。