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2026年9月2日水曜日

時代の潮目!?

   時代が変わり始めました。米国のベッセント財務長官が日本に対して『もうアベノミクスを終わりにしろ』と促したのは数日前の事です。また、ユニクロが縮小し、多店舗展開から旗艦店展開に舵を切り始めました。

 『アベノミクス』つまり、金利ゼロにより財政出動を促し、金融の膨張を促したことが高市政権になっても継続さていることに対しての米国からの最後通達みたいなものだと考えても良いと思います。勿論、それも米国式資本主義の歪んだ成長戦略に乗っ取ったものだと考えるので、勝手なことを言ってやがるとでも言っときたいものです。

 経済が縮小し、金融だけが膨張する様はまさに現代資本主義の終焉を見せているような気がします。ユニクロに関しても金融の膨張を利用し、多店舗戦略で巨大になってきましたが、ここにきてその難しさが出てきたのだと思います。そして、それを察知して柳井さんは動いたという事でしょう。

 いつの時代もマス戦略には限界があり、成長期には偉大な結果を残すのですが、それは必ずどこかで転換をしなければ終わりが来るわけです。一時、ダイエーというスーパーマーケットがありました。(まだあったらゴメンナサイ)確か日本で初めて小売業で一兆円を超えた企業でしたが、多店舗戦略という限界のある業態の為に姿を消しました。(多店舗戦略が悪いというよりも総枠を決めて、その限界が来る前に変異することを考えていた方が良いという事です。)

 アベノミクスという政策により多くの長者を生みましたが、それ以上に弱者と国力の低下を生み出しました。それは過去の金融という概念を間違えて捉えていたことがあります。

 私自身、当初からこのブログ上でも安倍政権の勘違いが国を弱体化させると書いてきました。一見金融が膨らんでいるので経済が成長をしているように見えますが、アベノミクスの金融政策は一部の人々に大部分の資金を集中させるだけで、数字は大きくなっても経済が成長をするわけではありません。お金が市中に回らないのですから当然です。

 強いて言うなら脳梗塞状態で、頭に血が溜まりすぎて末端には血が巡っていない状態です。お金は経済の血液といわれていましたが、現在は血の巡りが悪くなっているわけで、そのことに気が付かない血の巡りの悪い人々が政策を行っているわけです。

 AIの存在はますます血の巡りを悪くすることになります。AIを脳みそとしたらその脳みそにお金という血液が集中していますので、やがて脳卒中を起こすのではと懸念をしています。

 冒頭のベッセント長官の警告は必ずしも日本だけに向けたものではないのですが、その中で最も日本が重傷であり、アメリカの慢性病を悪化させないためにもいい加減場当たり的な財政出動をやめてくれという事でしょう。

 現に長期金利も上がり始めましたが、日銀も近近には金利を上げるのでしょうが、以前と違い金利が上がって果たして日本の経済がどこまで再生が可能かというと疑問です。植田総裁をその辺を考えて二の足を踏んでいるような気もします。