ラボグロンダイアモンドについて数回触れてきましたが、天然ダイアモンドとラボグロンは何が違うのかという質問がありました。
古来から宝石の条件として美観性、希少性、耐久性、携帯性そして換金性というのが本来謳われてきたもので、近代においてはそれがより明確になってきていました。しかし、一部の業者により何から何まで販売を前提とした宝石という言葉の乱用もあり、その線が市場では怪しいものになってきましたが、世界的には前述の条件を前提に価値を踏襲されてきたものです。
まずは、ダイアモンドというネーミング自体が天然と宝石を前提としています。
前述の条件を前提とすると希少性、換金性のないラボグロンは宝石ではありません。しかるに、あえて炭素の結晶構造を持った人工物はラボグロンと称し、ダイアモンドとは呼称しにくいのもプロの人々から言うと至極当然なのかなとも思います。
婚約指輪のシェアの中で米国では40%のシェアを持つようになったと報道が行っていましたが、これは少し大げさではと考えます。確かに以前から比べるとシェアは大きくなってきていますが、渡米をしていても実感としてはそれほどの店舗が扱っているわけではありませんので、ネット販売における、婚約指輪のシェアといえば納得をする内容です。
米国ではブルーナイルの歴史にあるようにネットで婚約指輪を手配する男性も多く、米国社会ならではの現象かと思います。
ラボグロンはサスティナブルであるとか価格が手ごろであるとか、天然のネガティブキャンペーン的な販売も行っていますが、実際にはラボグロンも製造過程では高電圧の電気を消費します。さらに、本来同じ土俵の上っているものではありません。
婚約指輪に宝石を選びますか?
工業製品を選びますか?
ということで、そのどのチョイスをする男性を人生のパートナーと考えますか?ということです。
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