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2026年1月16日金曜日

ラボグロンダイアモンドとは何ぞや⁉(2)

 さて、中国で大量生産が始まるようになるとあらゆる現象と影響が出てきました。

 次回へ

前述部分までが前回の最終部分でしたが、その続きです。

 中国で大量のラボグロンの生産が始まり、その研磨は多くの天然ダイアモンドが研磨されているインドでの研磨となったのです。

 日本の一部企業も乗っかりマーケティングが始まり、皆さんの知るところと訳ですが、その際には謳い文句としてSDG’sを掲げ、天然ダイアモンドは自然破壊に繋がるなどと謳っておりました。しかし、その時期においても天然ダイアモンドの半額とか4割などと価格に関しての遡及を行っていました。

 以前、ラボグロンはいずれキュービックジルコニアの二の舞になると書いたことがあります。天然ダイアモンドの研磨のし過ぎで研磨の作業が無くなっていたインド研磨企業は当初中国などからラボグロンの研磨を請け負っていましたが、さらなる仕事を確保するためにラボグロンの製造機そのものを導入し、ラボグロンの研磨にまい進するようになりました。

 そのころになるとデ・ビアスなどは同じようにラボグロンのためのブランド(Light boX)を立ち上げ、いち早くラボグロンの安売りを始めます。つまり、天然を守るためにラボグロンつぶしを始めたわけです。

 しかし、現実にはインドので大量生産と大量研磨はあっという間にデ・ビアスの手を汚さずとも価格の崩壊が始まります。現在では天然ダイアモンド価格の指標であるラパポートレポート上では天然ダイアモンドの価格の3%がラボグロンの市場価格とされています。

 今回の日本での国際宝飾展などではラボグロンは天然の10分の1といったようなコメントが出されていましたが、実際にはそれ以下の価格となるのです。そうなるとデザインであったり、造りであったり、ブランディングで売るといった本来の売り方にならざるを得なくなるわけです。

 基本的なことはブライダルであったり、ジュエリーとして自らを飾るときに天然なのか、人工なのかということになるのです。これはまさに人々の価値観であり、豊かさによるものだと思います。

 自分の婚約者から受け取るダイアモンドの指輪が天然なのか人工なのか?

 工業製品を贈るのか?天然の恵みを贈るのか? 

 更に現在行われている国際宝飾展なるものを見ていてもリサイクルジュエリーであったり、アクセサリーであったり、ラボグロンのコーナーがあったり、展示会そのものが既にまがいであるような気がするのは私だけでしょうか?

 忘れないでください。これらのビジネスは天然の宝石が存在し、その華麗なビジネスが存在して初めて、成り立っているのです。

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