AIに対して決して否定的な考えを持っているわけではありませんが、現在の半導体を含めたAIブームにはいささかの懸念があります。
それはAIは既に現在までのほとんどのデーターを読み込み、AGI(汎用人工頭脳)時代に入っているに関わらず、さらなるAIの開発が行われています。
自動車の例にもあるように一般の公道で一般車両がF-1のエンジンを積んでいても意味がありません。勿論、自動車メーカーは未来の自動車のための技術を得るためにF-1を走らせているのですが、一般車両には必要のないものです。スーパーカーといわれる特殊な車であったとしてもそこまでのエンジンは必要がない訳です。
つまり、現代のAI開発においてはまずは一般社会で活用できるものという考え方を持ち、新たなAIに投資をするよりも、AIによる収益性の確認をすることが必須であり、実体経済に即したAIの活用が必要であり、一般人が誰も活用のできないものに収益性を求めることはできないのです。
開発、投資も必要であり、そこに金融が乗っかり、時代を回すことは必要だとは思っています。しかし、現実は社会経済を回さなければなりません。
F-1もスーパーカーに使うエンジンのためにだけに走らせているのだとしたら、ただのマスターベーションに過ぎません。一般車両に汎用されて初めて経済を回すことになるのです。
現代のAI、半導体のブームによる金融の世界はあまりにも危ういように思います。歴史にあるようにブームに走ったものはいずれ終焉を迎えます。
わが国でもこぞって投資を促そうとしていますが、本当に大丈夫ですか? と問いたいのです。国民の将来の責任を自己責任で負わせようとしていませんか?
『過ぎたるは及ばざるがごとし』という言葉がありますが、真にその懸念があります。現実的に如何にAIの収益性が経済に及ぼしているかという検証がもっと具体的にあってもよいのではないかと思うのです。
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