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2019年4月14日日曜日

ダイアモンドはアナログ⁉

 IT社会となって久しいのですが一定の部分で不安になってきている部分もあります。ビジネスの形態や生活の形態が一変しましたが本当にこのままで良いのだろうかと考える時があります。

 IT自体はアナログがあってのものですが、AIという存在が浮き彫りにされてくるとアナログを効率よくするという技術をAIが使うと考えるスピードは人間とは全く違い差がありますから不安は当然なのかもしれません。

 今やAIとITは切っても切れない関係性がありますが最近よくブログで書いている問題でもありますが、本当にAIに車の運転をすべて任してよいのだろうか、とか、生活を豊かにしてはくれるけれど生活をAIに任せて良いのだろうかと単純に考えるのです。

 しかし、人間というものは不思議なものでデジタル化が進み過ぎると、必ずアナログを求めは始めるのです。というのは現代の買い物というものは量販店などの店頭をカタログと考え、実際の買い物はネットで行うといったことが日常茶飯事になってきてはいるのですが、ネットでは買えないレアなものを探し出し買い求める傾向があります。

 その証拠にレアな食パン屋さんに行列を作って並んでみたり、チョコレート屋さんにやはり行列を作ったりもするわけです。私には理解できない行動で行列に並んでまで食べたいものはないのですが、おいしいものを求めたいのは理解をします。

 そういう繁盛店は鮮度を落とさないためにもネットでの販売は行わないのですが、消費者というもんは不思議なものでそういうものを求めるのです。

 ダイアモンドの世界でも現代では研磨方法や研磨作業自体にはITが使われていますが事売買に関しては価値自体を人間が決めるものですからやはりアナログでなければなじみません。一時はITを使ったビジネスなども数十年前から行われていたのですがほとんどが成功の灯を見ることなく去ってしまいました。

 大量同品質が生産されるわけでもなく、異品質のものが自然界から採掘をされるものですからITビジネスそのものにダイアモンドを当てはめるにはいささか無理があるのです。

 どうやっても同じものが存在をしないダイアモンドにはアナログこそが最強の売買方法なのかもしれません。


 現代においてはそのアナログさを如何にプロモーションするのかというところが面白くもあり難しいところでもあるのでしょう。むしろITをあまり理解をしていない人の方がアナログであるダイアモンドのビジネスに向いているのかもしれません。



 

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