ページビューの合計

2018年7月26日木曜日

日本スタイル⁉

 間もなく平成が終わり新しい元号になろうとしていますが、巷では元号という制度が残っていることに対して日本だけのものであり、世界基準の西暦にすべきといった論議が起きているということということです。

 首をかしげますね。常々思っていることでもあり以前にも書いたことがあるのですが世界基準って何?という事をいつも思います。同じ言語を話し、同じ文化を共有しているのならわかりますが、何から何まで世界基準にするという事に疑問を本当に感じないのだろうか?

 グローバル化については何度か書いていますが、すべてを同じくするという事ではなくそれぞれのローカリゼーションというものが有り、それらが融合することによりパッチワークのように良い具合のグローバル化というものが有ると思っています。

 例えば男女の議員数格差においても社会での女性の進出問題にしても他の国と比べて比率が少ないという問題がよく取りざたされていますが、日本の女性の殆どが本当に社会進出や男性並みに働きたいと思っているのでしょうか? もちろん男女平等は前提ですが・・・。

 周りには、できれば家庭に入り子育てや家事に専念が出来ればそれに越したことがないという声を多く聞きます。私自身は過去のスタッフや取引先の方においても圧倒的に女性が多かったので女性の社会進出は望ましいというより男女区別で仕事をするという感覚がないので男女関わらず仕事をしたいという人がすればよいというように思っています。

 日本と他の国を比べることもないし、本来はその必要もないと思っています。先日も池上さんの番組で『ここが変だよ、ニッポン‼』という番組がありましたが、実はこんな番組があること自体が変なんです。他の国と比べて自国を変だと思うこと自体がどうなのだろうと思います。

 各イスラム国やユダヤ国家であるイスラエルなどを見るといまだに西洋カレンダーとは関係なく金曜日から土曜日にかけ『安息日』として休み、日曜日から仕事が始まります。正直不便ですし、宗教文化だとは言え断食という健康に必ずしも良くはない慣習もあります。ただし、これらもそれぞれの文化のです。それ故に観光にしても見聞にしても意味があるわけです。

 勿論、コンセントのプラグや電圧等は同基準にしてもらったほうが良いと思いますが、文化に関しては同じくなることが決して良いとは思わないし、それぞれのオリジナリティーは大事にするに越したことはないと考えています。
http://diamond-exchange.jp/
https://ameblo.jp/diamonrow

0 件のコメント:

コメントを投稿