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2018年7月23日月曜日

日本の祭り⁉

 今年の夏は特に暑く、合言葉のように『連日暑いですね。』という言葉が挨拶となっているようです。私自身この二週間ほど東京を留守にしていたという事もあり、それほどの感覚はありません。

 夏と言えば祭りですが、日本中の有名どころの祭りが赤字運営を理由に中止を考えている所が多いというのが耳に入ってきます。

 本来神事として行われてきた『祭り』ですから地元のボランティアや協賛により成り立ってきたもので、そもそもが黒字になる物ではありません。

 多くの場合、自治体の色気により商業化と増収を目指し、本末転倒したところに大きな要因があるのだろうと思っています。つまり、祭り本体自体の黒字化そのものは元々前提としてはいけないのだろうと思います。

 祭り自体はあくまでも神事であり、地元のものであるわけですが、それを見に来る観光客は周りにお金を落とすわけです。自治体がさらにそこに金儲けを考えることによる落とし穴で、本来多少の赤字であれば地元の受益者たちが補えば良い事であり、臨時観客席を増設したり、タレント呼んでみたりとか本来とは関係のない事での出費が多いのであろうと思います。

 勿論、大勢の人が集まるのですから警備も必要であり、その規模によっては多大なる経費が出るでしょう。しかし、原点の戻れば『赤字になるからやめよう‼』というものではないはずです。どの様に祭りを運営すれば良いかだけを考え、後は来る観光客が自身の責任で振舞えば良いわけで、もし、混乱が嫌であれば来なければよいだけの話であるわけです。

 また参加者の方もただ踊り、騒ぎたいだけの人も多く、本当に神事として厳粛とは言えないまでも意味をふまえて参加をしているのかも疑問です。

 双方が原点を考え、枝論に終始すると本来の風物詩がどんどんなくなっていくような気もします。

 ビジネスにおいても本来の意味や姿を見失っているために苦悩をしているところが多くあります。この『祭り論争』は正にビジネスモデルの根幹なのです。

 なぜに発生し、それが派生をしてきたたのかを考えれば、ビジネスのワーキングケースとして非常に解りやすいのではないかと思います。
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