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2018年7月16日月曜日

買い付け初日を終えて⁉

 2か月ぶりの買い付けですが市場のを変化を感じました。それは原石の価格の底硬さです。本来のコマーシャルカラーの原石価格は常に強いのですがここにきてローカラーのところも強く泣ているように感じました。

 それは特に大粒の需要が増えたことによるのだと思いますが、特にローカラーのものまでに本来のグレードによる価格構成の波が及びだしたように感じます。

 以前はローカラーのものであればVVSだろうがVSであろうが、時としてSIクラスであってもさほどの価格の違いはありませんでしたが最近ではその辺の価格構成までがコマーシャルなものとさほど変わらなくなってきました。

 あとラウンドのものとファンシーシェイプには明らかな価格差がありましたが現状では大きな差が感じられなくなってきたように思います。

 これらの現象は原石価格と研磨後の価格差があまりなくなったことと明らかにマニュファクチアの力の差が出てきて余裕のある所は価格を崩さないし、また力のないところは売りたくても損してまでは売れないという現象が起きているからでしょう。

 結果として価格を押し上げる状況になっているのですが、特にファンシーシェイプに関してはその現象が顕著であると感じます。

 ラウンドに関しては以前にも述べましたが、とくにD,IFの大粒のところに価格の下落現象が起きていますが、まもなくその動きにも収まる気配がしています。

 今後に関しては価格の強含みが続くと考えますが、市場にそれがついていかなければまた停滞期に入るのでしょうが、小粒の価格の構成は以前ほど統制のとれたものにはならなくなってくると同時にそれぞれの販売方法の工夫がなければ小粒のところにはダイアモンドのブランド力は反映しなくなってくると考えられます。

 

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