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2017年4月6日木曜日

四月病⁉

 昔五月病、今四月病ではないけれど今年就職をした新社会人のうち10%前後の人たちがもう会社をやめたいと思っているという事です。理由は毎朝の早起きがつらい、会社の就業規則が面倒くさい、人との交流に自信がない等々理解に苦しむような理由が列挙されていました。

 世の中が最近になって急激に変わったとは思いませんが、我々の時代も少し下の今60歳前後の人々を宇宙人とか新人類とか評していたものです。勿論我々も諸先輩たちからどのような評され方をしていたかはわかりませんが、多分似たような物でしょう。

 しかし、立場上で社会に問題がないのならそれでも良いでしょうが今回の今村なにがしという復興大臣に関しては腹ただしさを通り越してこんなのが国会に送り込まれていて大臣までやっているような国はどこか狂っているとしか思えませんでした。

 福島原発での自主避難者は『戻るか戻らないかは自己責任で行うのが当たり前』といった内容の発言でしたが今まで何年国会議員をやっていて、この認識はなんなのだろうと呆れます。このでくの坊とも言いたくなるような輩は旧国鉄の出身と聞いて納得をする部分もあります。

 それよりも選挙区の佐賀県人は恥ずかしいのではないかと思います。こんな輩を20年余り国会に送り続けてきたのですから当然です。彼の略歴を見ていてもほとんどが副のつく役職ばかりで
自民党においてもそれほど認めてはいられなかった御仁なのだろうと推察します。

 福島原発問題は東日本震災といった自然現象とは離れた国策として自民党が主になって進めてきた失策であり、その失態の責任を国民に押し付けようなんてさらっと流して良いような内容ではありません。過去の復興相もほとんどが幼稚な内容の失敗で左遷です。まともな人間を復興相に着けることのできない現政権は何を考えているのでしょうか?

 新社会人のような四月病的な大臣ばかりでは将来に不安ばかりが残ります。政府の統計では景気指標が連続伸という事ですが、他の統計では手取りの減少、学生への仕送り金が’86年以降最低を記録し、生活保護が増える等々どこが景気が良いのかを綴ってもらいたいほどです。

 四月病というのは以前の五月病のような環境の変化による精神的な物とは違い、価値観の乱れや国家としての背骨のゆがみといったことの末端現象ではないかと思います。

 これからは我々は自覚を持ち自身で身を守ることを考えていかなければならないのでしょう。こんな税金の無駄遣いを見せつけられ続けるわけにはもう行かないような気がします。
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