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2017年4月8日土曜日

ダイヤモンドの色⁉

 ファンシーカラーや一般的なD~Zカラーに至るまでに色々な色がダイヤモンドには存在しますが、ファンシーカラーの場合はベースとしてどの様な色があるかという事が重要になります。

 例えば黄緑色に見えるカラーダイヤモンドは黄色がベースなのか緑色がベースなのかでは価格にも差が付きます。黄色と緑色のどちらに希少性があるかという事があるからです。勿論この場合は緑色の方がはるかに希少なので緑ベースの黄緑色が高価になります。

 グレードでいうイエロッシュ・グリーンという事になります。またその逆はグリニッシュ・イエローという事になります。勿論ダイヤモンドの色には純粋な原色はありませんので何かにつけて混色になるのですが、これらのものも見た人間の主観になりますのでピンクやブルーなどは単色で表しますが実際には複合色なわけです。

 一般的にその色それぞれを美観的に綺麗かきれいではないかというほかに希少性が高いからとか大きいからといった実質な的価値観で見られがちですが、実際にはブラウンやイエローの中にも印象的に素晴らしいダイヤモンドも多く存在します。

 一般的には評価が高くないのですが薄いブラウンにバイオレットが入ったものなぞは素晴らしいものがあります。 実際には印象だけであまり存在がないものなのですがブラウンという色が条件に入っただけで敬遠をする人が多くいますが、それは間違いです。どんなに濃いピンクであってもテリもなければ内包物が多いものよりはTTLBTop Top light Brown)と表現をしますが、極薄い色のブラウンの物のほうが綺麗だし、さらにはそれにバイオレットがかったものであれば更に美しく見えます。

 このようにダイヤモンドには様々な色の組合わせがありますので単純にグレードや表現だけでものを選んでしまうと大きな間違いを起こしてしまいます。

 ダイヤモンドに関していえば他者の判断よりも自分の目で選ぶことが大事で、結果的にどのような表現をするのかをグレーディングレポートで確認をするという事だけで、実際に自分で見えた色と違う場合も多々あることに気が付くと思います。

 因みに私は前述をしたバイオレットがかったブラウンの薄いものが好きなので意識をしていますが良いなと思うものは取引所の中を含めて一年に一度お目にかかるかどうかです。さらには形が気に入るかどうかというと5年に一度と一ってもよいでしょう。もちろんプロはそれを知っていますがなかなか話題になるところではないので評価的にもそれほど高くはないのです。

 そこがダイヤモンドの面白いところです。
http://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp
 

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