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2017年4月26日水曜日

宝石を買う⁉

 昨日のミーティングで7月、8月に東京と大阪で行うセミナーの打ち合わせを行い、タイトルと中身について話し合いを行いましたが、その中で現状の販売方法の問題点や課題についてということがテーマとなりました。

 その際に一番の問題は販売側が何を買い手に伝えているのかということでもあるという事でした。それは販売をしたいがために商品説明においても価格においても無茶苦茶になっているという事でした。それではお客様が何を基準に宝飾品を求めるのかという事になると自らが宝石を求めるという観点に立つことが一番であろうという事です。

 もし、自らが宝飾品を買おうとしたときに何を基準に買うのであろうか。それ以前に宝飾品と何ぞやという事を理解しているのであろうか。ほとんどの場合宝石を買う人は薦められるままに求めることが多いのでそれほどの金額を出そうと思ってはいないという事を感じているようです。

 本来のは宝石、ジュエリー、そして最近展示会でもよく目にするコスチュームジュエリー的なアクセサリーとなるのですが、宝石の価値を単純に言うなら換金価値であり、これはそこに期間の考慮もあるのですがまずは換金率でしょう。そしてジュエリーは技術価値として考える事が出来るでしょう。コスチュームアクセサリーにいたってはただの好き好きです。

 本来は宝石の中に換金性があることは誰もが知っていることですが過去あまりそれが話題になりませんでした、しかし、近来買い取りブームが来るとそこには顕著な差があることが消費者にも理解が出来るようになってきました。つまり、どんなに高額で購入しても換金するときには二束三文になる物とそれなりの換金率になる物があることを理解してきたのです。

 つまり、換金する時に無価値になるようなものは宝石として値しないわけです。例えば半貴石や処理された貴石は換金の時にはほとんだが評価をされません。ジュエリーにいたっても技術ではなく材料としてしか評価はされないわけです。それが販売時にはそれなりの価格でそれなりの説明をします。

 つまり、情緒的価値という事が加味されているわけでそれは換金時はほとんど評価がないわけです。その情緒のみを販売するにはそれなりの見識と経験が必要になります。しかし、多くの販売員を見ているとそれとはとても縁遠いように見えます。

 宝石を購入する場合にはまず宝石そのものを見て自分が感動なりがそこにあるかどうか、そしてそれをどのように身に着けたらもっとも自分が満足をするのかどうかといった観点で求めることが一番大事であり、販売する側もそのことに重点を置いて説明をし、まずかお客様が目を輝かせているかどうかを確認することが大事でしょう。
http://madam-g.blogspot.jp/

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