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2016年12月8日木曜日

白と黒との間に⁉

 ここ何回かカジノ法案なる物にふれていますが昨日の国会でのやり取りを見ていて『エッ‼』と思うような発言がありました。それは蓮舫民進党代表の
『カジノ法案のまずいことは負けた分が利益だからです。』
という発言でした。

 気持ちはわかりますがその論理でいったならば世の中のほとんどの事を否定しなければいけません。勿論宝くじ、公営ギャンブルをはじめ大きな意味ではビジネスの中にはそれを前提にしたものも多くあります。

勿論、カジノ法案に懸念する材料も多々ありますが、世の中というものは闇のないものはありません、それ故に法律というものがあるわけです。だからこそ立案をする国会議員たちには明朗であることが要求されるわけです。

 どんなに綺麗事を言っていても人間という生き物はアダムとイヴの時代から好奇心というものがあり、それは必ずしも正義といわれるものではないかもしれません。しかし、その中の悪といわれるものから新たな人類に利益をもたらすものも出てくるのです。

 以前にも書いたことがありますが、人間の頭の中には哲学的に『白か黒か』という考え方がりますがほとんどの人間は間のグレーの部分で物事を考えます。つまり、善悪は分かっていますがこの中から如何に物事をうまく進めるべく選抜をするかという事を考えるのです。

 出てくる結果が悪であっても求めるものがそれ以上の善であれば人間はそれを選び進歩をしてきたのです。勿論、何事も過ぎてはいけないのでそこに法律というものがあるのですがそれも過ぎてしまえばやはり結果も出ないのです。

 今回カジノ法案が成立をされ、これらの事業に政治家や官僚が入ってはいけないという事を以前書きましたが、法律を作る側がこの利益を得ることに参加をすることは悪への指針が傾くことになるからです。

 ここで言いたいことは人間社会というものは悪という暗闇が善という明るさを際立たせ、明るさという善が悪という暗闇を照らし出すという事です。つまり両方ともに世の中には存在し人間其れを前提に成り立っているという事です。

 スマホもある人から見れば悪ですが、ある人から見れば便利グッズです。車も電気もすべてにおいていえることです。

 ビジネスというものはある部分で黒と白の間の塩梅で成り立っています。黒寄りになりすぎるとなり立たず、白寄りになりすぎても成り立たず、限りなく幅広い灰色の中でなりたっているものだという事です。
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http://ameblo.jp/diamonrow
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