丁度2000年の今頃、私はナポリのサンタルチア港のフェリー乗り場にいました。カプリ島に渡り、当時発売を予定していたオードトワレのOEMを依頼する為でした。
話も終わり、戻ろうとしてもフェリーの時間までまだしばらくあり、そこのスタッフの勧めもあり、カプリ島で最も有名な場所『青の洞窟』を見学することになり、船着き場に向かうと人々が何か話し合っており尋ねてみると波の高さを図っているとのことでした。
実は『青の洞窟』は1メートル有るか無いかの入り口の高さで、少しでも波があるとほとんど入ることができません。ちょど行った時期は波も静かな時期で数十分待たされただけで小舟に乗り洞窟の中に入ることが出来ました。
時期が違うと3日間で一日も入れないことがあるそうで入ることができるのは非常にラッキーなことということでした。私はその後3回訪れていますがいずれも入ることができていますが友人の話を聞くところによると2回訪れていずれも入ることができなかったということでした。
中に入ると外の明るさとの差もあり真っ暗で最初は何も見えないような感じですが、入ってきた入口のほうを見ると驚愕というか驚きの一言でした。
外の光が取り入れられて海底が紺碧の空のような蒼色に染まり、目が慣れてくるとその光が洞窟の天井に映り込み何とも言えない素晴らしい空間です。どんな経過があり、こんな美しさが出来上がるのだろうと思っていた時に私はある事に気が付きました。まぬけな話ですが最初に目が慣れなかったわけではなく私はサングラスをしていたのです。
サングラスを外した後は絶句するような光景の中に身を置いてただただ感動をしておりました。この自然の美しさをどのように伝えることができるだろうと考えると人間の感性だけで自然の美しさを伝えることはやはり無理だろうと思うしかありませんでした。
我々が普段扱っている宝石に関してもその場で見えているにも関わらずその美しさを伝えることは難しいと思っています。それは販売側の間違った知識や説明の為でもあるかもしれないし、人それぞれの感性も違いそのこと自体を理解してもらうことが難しいのかもしれません。
いずれにしても自然の美しさは人間のボキャブラリーだけでは説明しきれないのかもしれませんが少なくてもその場で一緒に見えているものは言葉が少なくて済むわけですからどのように伝えるかは説明する側の感性でもあります。
目に映っているものをどのように伝えるかは永遠のテーマのような気がしますが少なくても我々はそれを追い求めなくてはいけないのでしょう。
http://diamond-exchange.jp
http://ameblo.jp/diamonrow
話も終わり、戻ろうとしてもフェリーの時間までまだしばらくあり、そこのスタッフの勧めもあり、カプリ島で最も有名な場所『青の洞窟』を見学することになり、船着き場に向かうと人々が何か話し合っており尋ねてみると波の高さを図っているとのことでした。
実は『青の洞窟』は1メートル有るか無いかの入り口の高さで、少しでも波があるとほとんど入ることができません。ちょど行った時期は波も静かな時期で数十分待たされただけで小舟に乗り洞窟の中に入ることが出来ました。
時期が違うと3日間で一日も入れないことがあるそうで入ることができるのは非常にラッキーなことということでした。私はその後3回訪れていますがいずれも入ることができていますが友人の話を聞くところによると2回訪れていずれも入ることができなかったということでした。
中に入ると外の明るさとの差もあり真っ暗で最初は何も見えないような感じですが、入ってきた入口のほうを見ると驚愕というか驚きの一言でした。
外の光が取り入れられて海底が紺碧の空のような蒼色に染まり、目が慣れてくるとその光が洞窟の天井に映り込み何とも言えない素晴らしい空間です。どんな経過があり、こんな美しさが出来上がるのだろうと思っていた時に私はある事に気が付きました。まぬけな話ですが最初に目が慣れなかったわけではなく私はサングラスをしていたのです。
サングラスを外した後は絶句するような光景の中に身を置いてただただ感動をしておりました。この自然の美しさをどのように伝えることができるだろうと考えると人間の感性だけで自然の美しさを伝えることはやはり無理だろうと思うしかありませんでした。
我々が普段扱っている宝石に関してもその場で見えているにも関わらずその美しさを伝えることは難しいと思っています。それは販売側の間違った知識や説明の為でもあるかもしれないし、人それぞれの感性も違いそのこと自体を理解してもらうことが難しいのかもしれません。
いずれにしても自然の美しさは人間のボキャブラリーだけでは説明しきれないのかもしれませんが少なくてもその場で一緒に見えているものは言葉が少なくて済むわけですからどのように伝えるかは説明する側の感性でもあります。
目に映っているものをどのように伝えるかは永遠のテーマのような気がしますが少なくても我々はそれを追い求めなくてはいけないのでしょう。
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