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2016年9月20日火曜日

ダイヤモンドの売れる理由⁉

 売れるものよ売れないものが混在する現代においてその格差は激しくなる一方ですが、売れるものは何が満たされ、売れないものは何も満たされないということなのでしょう。

 人間の欲求には成長欲求欠乏欲求があるといわれますが、人は何かの欲求によってものを購入することが基本となるわけですが成長欲求というのは自己表現で、欠乏欲求というのは最も多く、物理的な物をはじめ精神的な物とを併せ持ち、食料から始まり愛情、安定等々いろいろな種類もあります。

 ダイヤモンドはなぜ売れるのかというとこれらの両方を併せ持つといっても過言ではありません。つまり、自己表現としての欲求を満たし、さらには欠乏する癒しや、情緒的な美しさへの満足感も与えてくれます。

 無くて困るような実質的な役割を果たしているわけではありませんが(一部の工業用、光学用は別にして)精神状態によっては欠乏する欲求を満たしてくれさえします。また、持ち方によっては精神的な安定ももたらしてくれます。

 決してダイヤモンドというものはジュエリーとしてのデザイン等の一次的な要因で購入を決めるわけではありません。もし、売り手がそのことを前提としているのであれば車を色彩だけで売っているようなものですから売ることは鼻から難しいということになります。無論、グレードで売るという販売方法も同じことが言えます。

 ダイヤモンドの本質的な価値を理解することは難しくはありません。なぜなら多くのユーザーはそれを前提に買っているのです。ただ売り手の頓珍漢な説明により混乱をして、購入を難しくしています。

 ただ、言えることは多くの人々はある程度の年齢になると多くの欲求を失っていきます。つまりそれほど物に対する欲求も薄れ、また自己表現といった成長欲求も失われていきます。つまり、裏を返せばそれらを持っている間は若さを維持もできるということになります。

 ダイヤモンドに関わらず物が売れるということは欲求に対する供給ですから、ユーザーの欲求を引き出しその欲求に対する満足感を演出することが大事なのでしょう。

 多くの人々は自己で感じる欲求のほかに内在する欲求に気づかずにいることが多くあります。現代の『ポケモンGO』なども本能的に眠っていた狩猟本能に火が付いたものなのでしょう。

 ダイヤモンドはそれら現代の売れているものから比べると歴史もヒントもたくさんあります。ただ売り手が手を抜かず、怠けずそれらの演出を根気強く行っていくことが大事なのでしょう。

 ダイヤモンドに対する欲求は多くのユーザーにあるのです。ただここ十数年眠っているだけなのですから上手に気が付かせてあげることが大事なのでしょう。
http://diamond-exchange.jp
http://ameblo.jp/diamonrow

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