http://diamond-exchange.jp/ ダイヤモンドの価格
最近ダイヤモンド全体を見渡した時に値下がり傾向にあるという話を書きましたが、実際はどうなのかと言うと5cts以上の大粒ダイヤモンドに関しては大粒に向かう程値下がり傾向という事はありません。ただ大きな問題は経済とここ数年の傾向でしょう。
過去数十年に関しては多くの人々がダイヤモンドを持ちました。それゆえに1ctや2ctsくらいのダイヤモンドでは興味の対象としてそれほど大きくはないということです。勿論これらは全ての消費者というよりもダイヤモンドや宝飾品に興味を思っている人々という事になりますが…。
さらには過去10年で見ていても3cts以上のダイヤモンドの値上がり、更には為替安と小売価格で見ると50%前後の価格上昇となっています。しかし、2cts以下のものに関してはここ数年御経済の状況も反映して決して強めな価格構成ではありませんでした。更には婚約指輪のダイヤモンド離れという事もあるでしょう。
つまり、高価格帯は価格が上に行き過ぎて販売がしにくい、小粒に関しては経済状況も含めて需要がどんどん縮小気味にあるという事になります。富裕層が望む大粒は品不足、中間層が望む3~5ctsに関しては市場の望む価格との差が大きく、更には小粒に関しては市場が縮小とアベノミクスではありませんが苦悩の3本の矢状態な訳です。
それでは今後のダイヤモンドはどうすればよいのかという事ですが、例えば投資用だったリ資産用のダイヤモンドはすでに普通の宝石店や百貨店が手を出すには難しい状況にあります。中サイズに関しても今までの掛け率では難しいでしょう。小粒は再三書きますが、婚約市場が戻らなければこれも難しいでしょう。
一つの環境としてデザイン物がポピュラーになっていていますが、展示会等のなんちゃってデザイナーの台頭により信用を失いつつあるといっても、造りや良質素材によっては一般消費者や富裕層に対してのアピールはまだまだできます。
キーポイントとして良質の素材、高い技術力という事になる訳ですが、現在は多くの海外製作品だったリ、専門学校上がり程度の技術が蔓延をしていますので、職人を育てることを念頭にじっくりと将来を見据えた商品開発という事になるのでしょう。
ここ最近、海外のヴィンテージ品を取り扱っていますが、多くの消費者はその造りに注目をします。多くの業者は消費者に造りなんかわからないと勘違いをしています。実際には半端な販売員よりその見る目はあります。
今後、今の難しくなったダイヤモンドの販売は他の色石と違う側面を持っている事を意識することによりまだまだ可能性はあると思っています。ダイヤモンドだけの力に頼らない戦略も必要なのでしょう。
きれいなダイヤモンド。それだけでセールストークはいらないのは当然わかっています。しかし、現実にはその条件をそろえたダイヤモンドは極めて少ない(国内には)のが現状です。これからはそれぞれの切磋琢磨した知恵が必要なのかもしれません。
それでもダイヤモンドは永遠に輝いています。http://ameblo.jp/diamonrow
最近ダイヤモンド全体を見渡した時に値下がり傾向にあるという話を書きましたが、実際はどうなのかと言うと5cts以上の大粒ダイヤモンドに関しては大粒に向かう程値下がり傾向という事はありません。ただ大きな問題は経済とここ数年の傾向でしょう。
過去数十年に関しては多くの人々がダイヤモンドを持ちました。それゆえに1ctや2ctsくらいのダイヤモンドでは興味の対象としてそれほど大きくはないということです。勿論これらは全ての消費者というよりもダイヤモンドや宝飾品に興味を思っている人々という事になりますが…。
さらには過去10年で見ていても3cts以上のダイヤモンドの値上がり、更には為替安と小売価格で見ると50%前後の価格上昇となっています。しかし、2cts以下のものに関してはここ数年御経済の状況も反映して決して強めな価格構成ではありませんでした。更には婚約指輪のダイヤモンド離れという事もあるでしょう。
つまり、高価格帯は価格が上に行き過ぎて販売がしにくい、小粒に関しては経済状況も含めて需要がどんどん縮小気味にあるという事になります。富裕層が望む大粒は品不足、中間層が望む3~5ctsに関しては市場の望む価格との差が大きく、更には小粒に関しては市場が縮小とアベノミクスではありませんが苦悩の3本の矢状態な訳です。
それでは今後のダイヤモンドはどうすればよいのかという事ですが、例えば投資用だったリ資産用のダイヤモンドはすでに普通の宝石店や百貨店が手を出すには難しい状況にあります。中サイズに関しても今までの掛け率では難しいでしょう。小粒は再三書きますが、婚約市場が戻らなければこれも難しいでしょう。
一つの環境としてデザイン物がポピュラーになっていていますが、展示会等のなんちゃってデザイナーの台頭により信用を失いつつあるといっても、造りや良質素材によっては一般消費者や富裕層に対してのアピールはまだまだできます。
キーポイントとして良質の素材、高い技術力という事になる訳ですが、現在は多くの海外製作品だったリ、専門学校上がり程度の技術が蔓延をしていますので、職人を育てることを念頭にじっくりと将来を見据えた商品開発という事になるのでしょう。
ここ最近、海外のヴィンテージ品を取り扱っていますが、多くの消費者はその造りに注目をします。多くの業者は消費者に造りなんかわからないと勘違いをしています。実際には半端な販売員よりその見る目はあります。
今後、今の難しくなったダイヤモンドの販売は他の色石と違う側面を持っている事を意識することによりまだまだ可能性はあると思っています。ダイヤモンドだけの力に頼らない戦略も必要なのでしょう。
きれいなダイヤモンド。それだけでセールストークはいらないのは当然わかっています。しかし、現実にはその条件をそろえたダイヤモンドは極めて少ない(国内には)のが現状です。これからはそれぞれの切磋琢磨した知恵が必要なのかもしれません。
それでもダイヤモンドは永遠に輝いています。http://ameblo.jp/diamonrow