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2016年4月29日金曜日

ダイヤモンドの最近の値動き⁉

 いよいよゴールデンウイークが始まり、皆がワクワクする季節です。丁度春から初夏に向かう良い季節でもあり、楽しい気分になっている人も多いでしょう。かと思うと北海道では雪が降っているという事で同じ日本でもそれぞれです。

 もちろん熊本の震災で被災された方達はそれどころではないでしょう。東日本大震災の折にもゴールデンウイークを利用してボランティアで被災地に入った人が大勢いた事を思い出します。
ただ、くれぐれの復興復旧の妨げにならないようにしてもらいたいものです。

 日本という国は細長いだけに様々な状況が内在しています。まるで世界の経済状況の様であります。

 さて、経済も冬なのか春なのかがわからない状況ですが、ダイヤモンドの値動きもここ数週間奇妙な動きがあります、1ct以下のところが値下がりを続け、3ct以上のところが少しづつ上がり始めています。

 これは以前から言っているように1:99現象がさらに拡大を始めた兆候ではないかと思っています。少し前はそれほどの期間ではありませんが3ct以上のところが停滞をしておりましたが、ここにきて動きが見え始めたという事は富裕層の幅が少し広がり始めたのではないかと思っています。

 以前は多くの人が知っている人々が富裕層でしたが、ここにきての金融市場はじめIT関連企業をベースにした富裕層が増え始めたのではないかと思うのです。その結果大粒ダイヤモンドの需要も増えつつあるのではないでしょうか。

 つまり、富裕層予備軍であった人々が富裕層に仲間入りし、更には貧困層予備軍であった人々がさらに貧困層に飲み込まれていったと考えるのです。小粒ダイヤモンドが低迷し、大粒の需要が増えてきたという事がその兆候です。

 身近にも株式投資等で連戦連勝の人たちもいます。更には富裕層向けの絶対に減らさない投資グループも存在します。ウォーレン・バフェット氏の投資グループなどはその典型なのでしょう。

 更には集まり過ぎた資産は減らしようがない状況にもあります。富裕層であれ貧困層であれレベルの違いはあれ衣食住は必需品です。仮にその使っているものが1000倍以上の価格差があったとしても体は一つです。しかし、保有資産の差はそれ以上なわけですから格差は広がれど縮まることはないのです。

 つまり、富裕層とはいえ一日で百億円の食事は出来ないわけで、貧困層が生活する上で実用品に一日100円を使うのに対し、富裕層は実用品に10億円使わなければならないくらいの極端ではありますが差があります。そんなことは不可能です。それゆえに富裕層はそれ以外の贅沢品等にも目を向ける訳です。

 結果投資までにはならない3ct程度のダイヤモンドにも富裕層の下の方の人々の需要として出てきたのではないかと感じています。

 それでは富裕層になる人と貧困層に組み込まれる人々の差はどこにあるのかというと自分ではどうにもできない事ですが、出来るとしたらポジティブに物を考え、過ぎない程度の背伸びをする習慣のをつけることだと考えます。

 身につけるものにしてもお付き合いをする人にしても自分には少し過ぎているのかなと思う状況での生活をする事です。身の丈でよいと思った瞬間後退が始まります。勿論、度を越していてはいけません。良い環境に身を置くことは良い環境が出来上がってきます。その結果その先の道が見えてきます。運は良い環境の中でこそ更なる幸運を呼びます。

 ダイヤモンドの値動きは大きな意味での世界の動きを反映することもあるのです。そして、今、格差がさらに広がろうとしているのです。資本主義とはそういうものだと考えます。
http://ameblo.jp/diamonrow

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