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2015年12月27日日曜日

今年とダイヤモンド⁉

 年末も押し迫り、TVなどでも今年を振り返る番組が多いがやはりISIS問題やその関連の安保問題などが多くを占めています。しかし、これらを少し逆側からから見てみるといろいろと疑問に思うこともあるし、ダイヤモンドに与える影響も大きいと思っています。

 ISISに対する空爆が報道されていますが、これらを見ていると過去の日本の歴史を思い出します。日本が過去ISISと同じ立場で世界から見られていた時代があります。世界から追い詰められて日本は真珠湾という奇策に出てさらに追い詰められ、特攻隊という手段を取りました。

 特攻隊はテロリストと呼ばれ、その報復として空襲をされ、婦女子が多数死んでいきました。それが今は日本は空爆側のサイドに立っています。立場を逆にすると第二次世界大戦終戦間際の日本が今のシリアなのです。勿論、その要因は違いますが起きている現実は同じように見えます。

  現状、世界へ原発を売り込んでいる日本ですが、アジアに新幹線を売り込んでいる中国に対して多くの日本人が列車事故を起こし、列車ごと埋めてしまおうとする国の新幹線で大丈夫なのかと疑問を投げかける人々も多くいますが、震災に伴う原発事故を起こし、5年立とうとしていてもまだ処理もできていない国がその原発を売り込んでいるのですからこれも違う立場から見たらとんでもない話です。

 現状の世界を見ると国の形がなくなり、EUのように経済政策や政治の問題から意図的に国の形が変わったものから。ISISのように戦争の形が変わり国境が液化現象を起こし国の形をなさなくなったりと現在が未来のとって本当に良いのかどうかを考えさせられます。

 さらに原油価格が下がり、米国の原油輸出法案も通り、今後もその動きは止まりそうもありません。ここで何が起きるかというとまずは原油債の暴落による金融界の混沌です。中東諸国やロシアなどの産油国の問題も注視しなければいけません。

 ハイリスク・ハイリターンの原油債は日本の国債からも間接的に出資されていますで日本も巻き込まれる可能性もあるわけです。中東は収入が減ることにより更な混迷を続けることになるでしょうし、EUはロシアの原油が3割を占め、現状はロシアがEUに対してある程度の金融制裁に対しても強気に出ていたのですが、原油が下がり、EU諸国が米国からの原油供給を受けることになるとその影響力も落ち、さらにはプーチンの失脚にもつながりかねないことになるとさらに世界は混沌とするでしょう。

 これらの現象の中で起きてくることといえば、ダイヤモンドの価格の上昇が想像されます。

 中東の混迷がダイヤモンドの価格を上昇させることはすでに証明されています。さらにロシアに関しても現状ダイヤモンドは貴重な資源ですが原油等の収入の減少の穴埋めというわけではないがダイヤモンドに頼る部分が出てくるでしょう。しかし、現状が小さなサイズを前提としていますが、穴埋めとして大量に原石の販売をするような兆候が見られますので、その辺はしばし価格の下降が見られるでしょう。

 しかし、大きなサイズに関しては絶対量が少ないということと、絶対的動産としての世界通貨でもあるわけですから多くの混迷をしている国の支配層はこれらの収集を心がけることは容易に想像がつきます。過去の歴史がすべてを物語っています。

続きはまた・・。 http://ameblo.jp/diamonrow             

 

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