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2015年12月12日土曜日

虚像の土台⁉

 最近やっとマイナンバーの知らせが来ましたが、多くの場所では誤配や到着遅れをはじめ問題が山積しているような報道が流されています。

 ここまで問題が大きくなるような制度が本当に必要かどうかと疑問に思います。本音が隠れ一方向だけから見ているために起きている問題のように思えてなりません。

 過去どれだけ実態とかけ離れたこのような制度が試されたでしょうか?住基ネットをはじめ、100年安心な年金制度等々何を根拠に税金を投入してきたのかを含め、誰がその無駄遣いの責任を取ったのかも曖昧です。

 本当に今回のマイナンバーが国民のためになるとどれくらい本当に思っているのでしょうか?実際には財務省側からの見方だけで、実際に国民に向いた制度とも思えません。今朝ほどTVでもやっていましたが、マイナンバーが預貯金口座に連動するのは義務ではないといっておりましたが、それも実際にはクレジットカードなどの書き換えの時には必ず、カード会社が訊いてくるように金融庁なりが指導をするでしょう。つまり法律になっていなくても必ず、そうなると確信をしています。

 小さな政府は今の自民党が以前に打ち出した政策であるにもかかわらず、今のままでいくと政府が全ての情報を手にする大きな政府になり、その結果は国民の働く意欲をなくするといった悪方向に流れるような気がします。

 本来、税の不公平是正や、社会保険制度の改革という事でしたが、節税、脱税で失う税収とこれらの制度で失敗をして失う税金はどちらが大きいのだろうか?何事も人間が存在し、欲がある以上は完全な事が出来ないわけでどちらのリスクが大きいかという事に過ぎない筈である訳で、今回の制度や将来の危うさを考えると単なる無駄遣いになる様な気がします。

 今の政治家や官僚は実社会をどれくらい理解をしているのだろうと考えます。安倍さんが言っている事を理想として理解をする人もいるだろうし、その理想が間違っているという人もいるでしょう。どちらがあっているかどうかは解りませんが、過去を照らし合わせると官僚が出すデータや土台が違っていることがあまりにも多くあったのも事実です。

 『今回は大丈夫』といってまともだったことがどれくらいあるのであろうか。優秀な民間がその危うさを支えてきた部分が多くあることは多くの国民が理解をしています。国立競技場の件も含めて官僚や官僚あがり、政治家の成れの果てが起こした問題がどれくらいあったのであろうか?

 ここで立ち止まって、民間になるべく移譲をし、その運営に関しての制度の管理に関して官僚は専念をした方が良いのではないだろうか?やはり小さな政府を目指すべきではないだろうか?本当に多くの疑問が頭をよぎる昨今です。

 しかし、根拠となることが過去はことごとく虚像であったことを忘れてはいけない様な気がします。
その虚像を根拠に現実を知らなさ過ぎる人々が運営をするのですから危ういに付きます。

 もっと世界を見る機会を持った方が良いのではないだろうか?北欧の社会制度も決して最初の様には機能はしていません。社会主義も隣の大国のように成り立ってはいません。そして、資本主義も決して健康に成り立っているとは思えません。もっと足元を見た政治があっても良いのではないだろうか?
http://ameblo.jp/diamonrow

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