今年に入って高額な投資用(私自身は財産保全といっています)のダイヤモンドの依頼が多い事は以前にも述べましたが、同じグレードでも価格が違うものがあり、多くの皆さんが単純に安い方を選ぼうとしますが私は必ずしも安価な方をお勧めはしていません。
ここで簡単にグレードの仕組みを改めて解説します。カラーにだけ絞ってお話をしますとD~Zカラーまでの色基準がありますが、D~Zを1メートル、100cmと考えますとDカラーは5mm、Eカラーは3mm、Fカラーは8mm、Gカラーは10mm、Hカラーは15mm(あくまでも例ですが)といったようにカラーの基準には幅があります。Dカラーが多少幅があるのはDカラーより上の存在にC,Bカラーの存在があるからですがEカラー以降は少しづつ幅が広がっていきます。
その幅の目安は鑑定会社によっても多少に違いがありますが、それ以前に同グレードにも幅があることを頭に入れてほしいのです。つまり、同じEカラーでも上の方なのか下の方なのかにより価格も変わってきます。それは必ずしもグレード基準で価格が決まっている訳ではなく、ダイヤモンドそのもので価格が決まっている事を示唆しています。
また、グレードに関しては同鑑定会社であっても一定の時期が来ると見直されることがある意味当たり前の事としており、見直し時に違うグレードのなる可能性は十分にあります。その為に多くの鑑定会社はグレードの有効期限を一定期間で区切ったり、条件により区切ったりしています。
それは、カラーだけに限らず、クラリティーにしてもカットにしても同じことが言えます。グレードは毎度のことですが改めて言いうと価格を説明するための目安ですから、期間やグレーダー、鑑定会社によって差異が出ても当たり前の事であり、それほど厳正なものではありません。
高額なダイヤモンドの選択にはそれらを考慮する必要がありますので、規模的にも大きく、国際的認知をされている米国宝石学会(GIA)のレポートを使用することが多いのですが、G.I.Aに関しても同じことが言えるので、一定以上の知識を持ったダイヤモンドディラーが判定をする必要がある訳です。その都度のグレードに惑わされることなく、将来的にもグレード的に揺るがない範囲の物を選択推薦する必要がある訳です。
実際に依頼されるレベルの物を探そうとすると、グレード的には出てきますが、物としてはなかなか合致したものは出てきません。勿論グレード以外の要素が財産保全用を前提に仕事を請け負う場合にはありますので、一言で説明することはできませんが、賢明なディーラーであればグレードと価格だけで簡単に食いつくことはありません。
あくまでもグレードという目安はクライアントには必要ですが、ディラーが目安にする事はあまりありません。但し、今後を考えると4Cのグレードをさらに細分化することはジュエリー以外のダイヤモンドの市場を活性化していく上で必要性が出てきていますので緊急課題でもあるといえます。シンガポールに今秋設立されるダイヤモンドの取引所もプロ以外も対象に行われるわけですが、その一環ともいえるでしょう。
http://ameblo.jp/diamonrow
ここで簡単にグレードの仕組みを改めて解説します。カラーにだけ絞ってお話をしますとD~Zカラーまでの色基準がありますが、D~Zを1メートル、100cmと考えますとDカラーは5mm、Eカラーは3mm、Fカラーは8mm、Gカラーは10mm、Hカラーは15mm(あくまでも例ですが)といったようにカラーの基準には幅があります。Dカラーが多少幅があるのはDカラーより上の存在にC,Bカラーの存在があるからですがEカラー以降は少しづつ幅が広がっていきます。
その幅の目安は鑑定会社によっても多少に違いがありますが、それ以前に同グレードにも幅があることを頭に入れてほしいのです。つまり、同じEカラーでも上の方なのか下の方なのかにより価格も変わってきます。それは必ずしもグレード基準で価格が決まっている訳ではなく、ダイヤモンドそのもので価格が決まっている事を示唆しています。
また、グレードに関しては同鑑定会社であっても一定の時期が来ると見直されることがある意味当たり前の事としており、見直し時に違うグレードのなる可能性は十分にあります。その為に多くの鑑定会社はグレードの有効期限を一定期間で区切ったり、条件により区切ったりしています。
それは、カラーだけに限らず、クラリティーにしてもカットにしても同じことが言えます。グレードは毎度のことですが改めて言いうと価格を説明するための目安ですから、期間やグレーダー、鑑定会社によって差異が出ても当たり前の事であり、それほど厳正なものではありません。
高額なダイヤモンドの選択にはそれらを考慮する必要がありますので、規模的にも大きく、国際的認知をされている米国宝石学会(GIA)のレポートを使用することが多いのですが、G.I.Aに関しても同じことが言えるので、一定以上の知識を持ったダイヤモンドディラーが判定をする必要がある訳です。その都度のグレードに惑わされることなく、将来的にもグレード的に揺るがない範囲の物を選択推薦する必要がある訳です。
実際に依頼されるレベルの物を探そうとすると、グレード的には出てきますが、物としてはなかなか合致したものは出てきません。勿論グレード以外の要素が財産保全用を前提に仕事を請け負う場合にはありますので、一言で説明することはできませんが、賢明なディーラーであればグレードと価格だけで簡単に食いつくことはありません。
あくまでもグレードという目安はクライアントには必要ですが、ディラーが目安にする事はあまりありません。但し、今後を考えると4Cのグレードをさらに細分化することはジュエリー以外のダイヤモンドの市場を活性化していく上で必要性が出てきていますので緊急課題でもあるといえます。シンガポールに今秋設立されるダイヤモンドの取引所もプロ以外も対象に行われるわけですが、その一環ともいえるでしょう。
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