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2011年1月29日土曜日

ダイアモンドの楽しみ方

 本日は楽しみな日です。

 実はダイアモンドがものすごく大好きな女性建築家であり友人のオリジナルネックレス
が上がります。

 彼女はすごく楽しみにしていて約一カ月の期間で3~4回請求の連絡があり、
「まだ、上がりませんか?」、「早く上がることはないですか?」、「本当に楽しみ
にしているんです」等々の繰り返しでした。

 彼女はいつも自分でアイデアを持ってきては一緒に考えて、オリジナルのジュエリー
を造るのが好きで、何よりもダイアモンドが大好きです。

 今回は彼女のアイデアでステーションネックレス(チェーンの間にダイアモンドを
シンプルに止めた物)を少しマルチに使えるようにして、誰も持っていない物を造りたい
との申し出でした。

 沢山のアイデアの中からブレスレットに使え、シンプルなチョーカーにも使え、そして
Yチェーンとしても使える物を彼女のアイデアにより完成させました。




 彼女のダイアモンドとの出会いは大学時代に母親からもらったダイアモンドの指輪
だったそうで、何気なく好きだったものが私との出会いにより、より身近な存在となった
時なり、その都度の大変な時期をダイアモンドに元気づけられながら乗り切ってきたと
言っております。

 彼女曰く『ダイアモンドはアドレナリンをあげてくれると同時に、いつも一緒にいてくれる
感覚がある』のだそうで、ブランドのジュエリーをつけるのも良いけれど基本は自分の
ジュエリーをつける事が大事だと思っているそうです。

 それは真にその通りで、ブランドのジュエリーにしても本来はオリジナルを造ることであり
ないしは自分の気に入った一点ものを求める事が価値で、それが出来ない人々が安価な
出来合いと言っては失礼ですが置いてある物を求めるという事だと思います。

 ジュエリーは思い入れがあることが一つの価値であり、それは出来合いであれ、
オリジナルであれ、同じことが言えますが、オリジナルの方が思い入れが込められ
るのは間違いがありません。

 彼女のようにダイアモンドに思いを込め頑張っている姿を見ていると少しでも良い物
を提供しようとプロフェッショナルとしての本能に火がつく思いです。

 勿論、其々のお客様に思い入れもあります。それは、当方のお客様がジュエリーを
本当に大事に思ってくれ、オリジナルを所望される方が多いからだと思います。

 ダイアモンドを真に楽しんで頂ける方法は色々とありますが、ご自分でアイデアをお持ち
になり、御相談頂ける事が一番で、一緒に最初から最後まで製作に参加されることが
本当のジュエリーの楽しみ方だと思います。

 何かの真似でもいいんです。

 まずはそこからのスタートです。

 大事なことは真の自分のオリジナルも持つ事の心地よさです。


 さあー、エンジョイしましょう。

2011年1月27日木曜日

進化!?

 バス通勤を初めて1年あまりになります。


 今朝、のバスの中で幼子が次の停留所の手前で赤いボタンを押して降車の合図を
していました。

 一緒にいた母親を見ると見覚えがあり、小生がバスに乗り始めの頃、乳幼児を連れて
次の停留所である病院でよく見かけた顔でありました。

 という事はあのボタンを押していた幼子はあの乳幼児なのかとビックリするとともに
人類の進化を目の前で見たような気がしました。
 
 進化というのは本来色々な物がシンプルになり、退化を伴う物だと考えていましたが、
最近の進化は複雑になり、年齢のせいもありますが覚えきれません。

 シンプルになっていくはずの進化という物が実はやることをドンドン増やしていき、
シンプルになっているはずが複雑にはなっているのでしょう。携帯電話などのボタン
やタッチするだけの物のおかげで電話番号を覚える必要もないのでその能力は
間違いなく退化しています。

 最近の人たちは暗算が苦手だという事を良く聞きます。計算機が発展した現在
暗算をする必要がないからでしょう。

 しかし・・・。

 どうなんでしょうね。

 計算機がその場になければ・・。

 結論を急がなければならない場合とか、本来正確な数字ではなくても良い場合。
色々な場面で不都合が起きていても、まず計算機を探す姿はちょっと残念な気が
します。

 進化とは単純になっていくと同時に情報や行動が増えるという事も伴うと考える
と必要以上の情報や行動を制御する能力も伴わないと本来の進化にはつながら
ないと思います。

 現代の人たちを見ていると自分も含めて、社会現象を必然性と考えて、それを
追っているように見えるのは私だけでしょうか?

 冒頭の幼児は実は進化ではなく成長です。進化とは成長と見合う進み方が
望ましいと考え、成長を超えた進化はあらゆる退化を進めるような気がします。

 人それぞれ能力が違います。全体の能力に合った進化は成長であり、急ぎ過ぎた
進化は大げさにいえば滅亡につながるような気がします。

 ダイアモンドは表面上の進化(カット等)はあっても基本的には何も変わらず現代
まで王者いる。本物は変わらなくても、周りに合わせなくてもいつの時代にも適応を
して行くという事でしょうね。
 

 

2011年1月25日火曜日

ホープダイアモンド

 私の友人の大西氏がNHKもホープダイアモンドの特集がある事をFacebookで
知らせてくれました。歴史上でもまれなダイアモンドのお話です。

ホープ・ダイヤモンド(Hope Diamond

・現存する最大級のブルーダイヤモンド
4552cts
・ファンシー・ダーク・グレーイシュ・ブルー
VS-1クラス
・クッションシェイプ

ルイ14世(1638~1715)が5歳という幼い年で王位に就いた
ことは有名ですが、長く王位にいたために近世ヨーロッパの王の代表の
ように言われています。

彼はダイヤモンドに強い興味をもち、数々のダイヤモンドを集めたと
言われていますが、名のあるダイヤモンドにまつわる話には彼の名前が
よく登場すします。

ルイ14世は幼い頃何度も内乱に遭い、そのため、「自分が大きくなった時
には誰にも侵されない強い王権を樹立する」と、権力を人々に示すことを考え
ていたそうです。彼は絶対的な力をもつようになると、略奪品から献上品、購入
したものまで、実に多くのダイヤモンドを集めていました。

コレクションを増やしていくことで絶対的な権力の誇示と財力を築き上げて
いった結果、貴族たちはルイ14世に気に入られるために競ってダイヤモンド
を献上していきました。日本での参勤交代に似ているが、結果的に貴族たちは
経済力を弱め、力が削がれていき、一方で、気に入った部下や貴婦人には惜しげ
もなくダイヤモンドを贈りました。それがルイ14世の政略であったとすれば、
ダイヤモンドが歴史をつくったといっても過言ではないかもしれません。

このルイ14世のコレクションの中にあったひときわ輝いていたのが
「ホープ・ダイヤモンド」でした。

 「ホープ・ダイヤモンド」の名前は、後の1830年にこれを購入した
ヘンリー・フィリップ・ホープに由来します。その後、トルコのサルタンを
経てパリのカルティエの元へ。さらにワシントンポスト社オーナー、エドワー
ド・B・マクリーンの夫人、エバリン・W・マクリーンへと売却された。
彼女の死後、ハリー・ウィンストンが購入し、1958年にワシントンにある
スミソニアン博物館に贈呈されました。

 詳しくはNHKの1/29日の放映をご覧ください。

2011年1月22日土曜日

フレグランスセミナー

 本日は先日ご案内をしたフレグランスセミナーを行っています。講師の山下先生に
おこしを願い、お客様それぞれの香りをお造り頂くという内容です。

 その時の御自分の気分や精神状態が良く解り、それに沿った調香を行って頂くので、
リラックスしたり、楽しんでゆっくりした時間を過ごすには非常に良い機会だと思います。

 幾種類かのエッセンスを試し、その香りから想像する景色や色を表現し、今その
イメージに一番近い香りから順番にパーセンテージを書き込んでいきます。

 その上で数種類のエッセンスを組合わせ調香して頂くと不思議に同じ香りはできません。
毎回違う香りが出来あがりますので非常に楽しいです。

 そのイメージに合わせオリジナルの香りを造っていきます。自分独自の香りを持つ事は
贅沢な気持ちになる物ですよ。

皆さんものんびりとした時間を感じたいようであれば是非ご一報ください。

2011年1月21日金曜日

ユダヤ人その2

 先日、ユダヤ人の事に触れましたが、その続きです。私自身彼らとの仕事上、
個人的付き合いを含めて非常に興味を持って、彼らから直に聞いた事や見た事で
感じた事をもう少し語らせてください。もし、ご興味のおありの御仁がおられたら
もう少しお付き合いください。なぜなら、彼らの文化が非常に我々日本人と共通の
部分が多かったので是非皆さんにも知ってほしいからです。

 価値観は、その人のもっている経験と環境によって変わりますが、見た目が違っ
実は根が一緒であったり、同じように見えるものが実は異なるものであったり
する事はよくあります。人種や国における国民性もまた、同じようなことがいえる
のではないでしょか。

 流浪の民として定住の地をもたず、常に異邦人として生きることを余儀なくされ
てきたユダヤ人。片や、土地に固執し定住志向の強い日本人。最も遠い存在に思える
この両者には、実は多くの共通点があります。私などはある意味、ユダヤ人は日本人
にいちばん近いかもしれないと思っています。

 日本人も付加価値を創出することによってここまで発展してきました。もともと
資源や材料に乏しい日本は、商品にプラスアルファの価値を付加し、それを輸出する
ことによって発展してきたのを忘れてはならないでしょう。それは歴史の中で育まれ
てきた知恵でもあります。

 国をもたないユダヤ人と資源をもたない日本人は知恵という付加価値を育んでき
ました。そして、ビジネス、芸術、学問などあらゆるものを対象に、付加価値を
大事にしていくことで活路を見出してきたことはユダヤ人と日本人に共通した部分
だと考えます。

 私自身、ユダヤ人との長い付き合いの中で、日本人とユダヤ人は、あらゆる面で
似ていると感じてきました。

 例えば、ユダヤ人と日本の下町のおばさんは本当に良く似ていると思うことが
あります。口うるさいがお節介好きで、面倒見がいい。親切心もときに一方的な
押しつけになることもあり閉口する。ユダヤ人の頑固親父も、日本の雷親父(今
では少なくなってしまったが……)そのままである。

 ユダヤ人というのは、今の日本に照らし合わせるとまったく違うように思える
かもしれないが、古くから受け継いできた「日本人気質」を基本にすえてみると、
ユダヤ人的発想が理解できます。

 戦後、日本の農協から若者たちが「キブツ」に出かけて、多くの農業経営を学び
ました。「キブツ」とは、イスラエルの集団共同経営農場であり、共同生活体です。
この経験が現代の農協の一助になっており、その経緯からイスラエルのキブツと
日本の農協は深いつながりを持っている事は中学校の教科書で習った方も多いと
思います。私の友人の中にもキブツ時代に知り合ったイスラエル女性と結婚している
者がいるし、ユダヤ人の友人の中にも日本人女性と結婚している者もいます。
それはある種、理解し合える共通の部分をもっているからだろうと思います。

 日本の農園でよく見かける水まき用のスプリンクラ―はイスラエルの砂漠を緑に
変えた技術からきていたのはご存知でしたか?

 ユダヤ教の中には「日本人はイスラエルの失われた十部族のうちの一部族である」
という《同祖論》を唱える宗派があります。また、日本にも「日本人の祖先はユダヤ
人の一族」と説く学者もいます。これは古代から日本に伝わる神道の習慣と古代ユダ
ヤ教の習慣がよく似ていることが根拠となっています。

 例えば、日本には清めや禊(みそぎ)に塩や水を使いますが、これらはユダヤ教
古い習慣だったといわれています。確かに現代のイスラエルにおいても日本の相撲
ファンが多く、土俵上で力士が塩を撒くシーンは説明しなくても彼らは理解をして
いました。また同じく日本料理店などで玄関先に盛塩をしているところをたまに見かけ
ますが、イスラエルにおいても新しい知人や隣人を入口に塩を盛って迎える風習が
あるといいます。

 盆踊りとフォークダンスの原型となった古いイスラエルの踊りなどは良く似ています。
そして、イスラエルの民謡と日本の民謡はときどき聞き違えるくらいよく似ているもの
もります。特に合いの手を入れるものは本当によく似ています。日本民謡の合いの手は意味不明なものも多いが、それらがときどきヘブライ語に聞こえてしまう事さえあります。

 もし、同じ祖先をもっていなかったにしても何千年もの間培われて、残っていく物は
人種、文化、場所などが違っても残っていくものなのだとつくづく思います。

紅茶道?

 昨日、紅茶のセミナーを主催なさっている方にいらっしゃっていただきました。

 実は先日インド人の友人にお願いしてインドの紅茶を送ってもらいました。
ご存知の方は勿論多いと思いますが、インドは紅茶の主産地でとくに有名なのが
ダージリンですよね。友人の知人がダージリンで茶園をしているという事でお願い
した訳であります。

 本来はご来店いただいた方のにお飲みいただこうということが趣旨ではありましたが
お客様の中に紅茶の飲み方というか、作法をお学びの方がいらっしゃいまして、
その方のご紹介で浜先生とい方においで願った訳です。

 決まった分量(確か3g)に決まった量の熱湯を注ぎ3分間待ちます。その上で
色を楽しみ香りを表現し、そして味わうということになります。

 小生は残念ながらそのようなたしなみはありませんでしたが、なるほど面白い物で
紅茶道なる物があるのかどうか分かりませんが、フレグランスのたしなみ方にも通じる
物があり、非常に興味深い時間を過ごしました。機会があればフレグランスのセミナー
同様に皆様にご紹介する時間を持ちたいなぁ・・と思っています。

 もしご興味のある方がいらっしゃいましたらご一報ください。

 何事も感性の世界には、なるほど通じるものがあると実感するだけでも面白いですよ。
色はダイアモンドに通じ、香りはフレグランスに通じ、高尚な気持ちに一瞬でも浸れる
事は、気分転換にもなります。

 『俺はそんなことに興味ないな~』といった言葉が聞こえてきそうではありますが
そうは思わず一度感性の世界をのぞいてみてください。

2011年1月19日水曜日

ユダヤ人

 今朝、久しぶりにアメリカにいる友人からメ-ルが届いた。彼はユダヤ人ではあるが南アフリカ
出身の白人で、出会った当初は勿論ユダヤ人とは思ってもみませんでした。皆さんもご存知かもしれませんが、ユダヤ人にはいろいろな人種がいます。
 
 ユダヤ人と聞いて、一般にイメージされることの一つに「世界のダイヤモンド(宝石)市場を支配している」といった印象があります。実際には現代においてそれほどではないが

 古代ユダヤ人はヘブライ人とも呼ばれていましたがユダヤ人のヘブライズム(※1)は彼らの子孫に連綿と引き継がれ、またヘレニズム(※2)とともにキリスト教などのヨーロッパ思想に大きな影響を与えてきました。

 紀元70年に国を失った彼らはその後、流亡の民となり世界の各地に離散したが、彼らがその土地で新しい考えをもったにせよ、基本的なものの見方や考え方は、受け継がれた宗教を源に時代を超えました。つまり、宗教観を変えない事により2000年の時を超えて彼らは存在したのです。

 ユダヤ人とは人種を指す言葉ではなく、ユダヤ教徒を指す(現代のイスラエル法では母親がユダヤ人であることもユダヤ人の条件としている)という意味からも、いかに彼らの拠りどころが宗教に根ざしたものであるかが解ります。

 現在、ユダヤ人は約3000万人といわれています。彼らは世界の金融市場に多大な影響力をもち、経済の重要な場面をコントロールしています。宝石や金融に限らず、また学問や芸術も含めさまざまな分野で特出した影響力をもち多くの人材を輩出してきました。その決して多くはない民族である彼らが、なぜそれほどまでの存在力を示すようになったかいえば、それは彼らのおかれてきた歴史的環境や経験と結びついています。

 2000年もの間、国をもたず常に異邦人として存在し、歴史上、時に何度もの大がかりな迫害に見舞われながらも淘汰されずに生き延びてこれたのは、彼らがさまざまな分野で秀でた存在力を発揮してきたからである。逆に言えば、生き延びる術は秀でることであったともいえます。彼らの多くは宗教から来る現実性を直視し、本物に携わる事の重要性を教え込まれてきました。それがイコール秀でる事であったのです。

 天才といわれる人々の中に多くのユダヤ人がいるのも偶然ではないでしょう。メンデルスゾーン、フロイト、アインシュタイン、ロックフェラーなど、芸術や学問、お金儲けであれ類まれな才能を発揮する。その上、言語への適応能力は他の人種よりも格段に優れています。私の友人たちも例外なく金儲けが上手だし、さまざまな才能を持ち合わせています。

※1 ヘブライズム――古代ヘブライ人(イスラエル民族)に由来する旧約聖書に見られ
           る思想、精神。
※2 ヘレニズム――古代ギリシャ人〈ヘレネス〉に由来する言葉ではっきりした定義は
          ないが東方圏を含めた地域を支配していたためにその影響も受けた                                                                 
          文化、思想といわれる。

 金儲けが上手だといえば、彼らが功利的、実利主義的であるかのように聞こえるが、決してそうではありません。

ユダヤ人との長い付き合いで思うのは、彼らが精神的価値を重視しているということです。そして、彼らほど形あるものに、あるいは仕組みを創り上げることに長けた人種はいないということを痛感させられます。つまり、物や情報に対して、その付加価値を演出することに優れているということです。

付加価値をビジネスにすることに長けている彼らは、言い換えれば、「グラムいくら」の商売には触れないということです。その物のもっている物質的な評価以前に、それがどれだけの付加価値をもっているかということを重視します。

彼らについては語りつくせない物が沢山あります。現実という言葉のとらえ方が現代の我々日本人とは少し違っている事は前述でもおわかりいただけたかと思いますが、『継続性のある利益』を現実と捉えるユダヤ人と『その場をしのぐ利益』を現実と捉える現代日本人の違い、勿論過去の日本人はそうではなく、典型的農耕民族であった訳ですから収穫期や将来を見据えた労働にいそしんでいた訳で現代とは一寸違っているような気がします。

続きはまた後ほど・・・。