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2015年9月15日火曜日

目に見えない事⁉

 ダイヤモンドもそうですが、あらゆる出来事というものは必ずしも真実が見えている訳ではありません。意図する人間の意図する方向へと導く為にわざわざ真実ではない事実を目の前で展開する事がままあります。

 ダイヤモンドを例に出して言うと、4Cグレードというものはダイヤモンドを販売するために意図的に解りやすくしたように見せて、実はその裏にあるものは資本家たちの永遠の利益を保証するために出来上がったダイヤモンドのシンジケートの意図があります。しかし、目に見えるものは美しく、永遠を象徴するシンボルであり、皆の憧れる宝石です。それをもっと皆に解りやすく説明しようとするものです。勿論これはダイヤモンドに限ったことではありません。

 以前も書きましたが、ルビー、サファイア等の色石に関しても、市場では『現状非処理石は10%くらいしかありません』と販売員がよく口にしているのを聞きます。確かにそうかもしれません。しかし、現状は処理石が業界の都合であまりにも増え過ぎたので、割合からすると10%かもしれませんが、非処理石が消滅したかのような言い方は決して真実ではありません。例え10%というのが事実であったとしても・・・。

 ここで話は180度変わりますが、現在安保法制の問題が国会で騒がれ、沢山の人が反対のデモの為に国会前に集まっている状況があります。仮に安保法制に賛成の人であっても何故か腑に落ちない国会の運び方がります。何故でしょうか?

 目に見えている事自体にさえ矛盾があり、それに反対をしている人たちの論点もちょっと違うような気がします。目に見えていないこととして、米軍の予算の問題です。勿論、軍需予算は中国などが及びもしない世界一の国です。しかし、軍需予算の伸びには限界があります。昔は軍需に大量のお金が流れましたが、現在の金融経済はそれを許してくれません。

 しかし、米軍の殆どは職業軍人です。その人々を雇い続けなければいけない一方、国対国の戦争は終わり、何処にいるかわからない人間たちとの戦いになると、より点としての駐留が必要になります。そこで必要なのが日本の協力です。つまり、日本国民というよりもアメリカの国費の問題が根底にあります。そこには武器ビジネスの維持もあります。つまり、人手不足とともに新たな武器需要としての市場も必要になります。

 以前は武器を売りたければ、無難な南米に行きCIAなるものが内戦、反乱を引き起こして市場を創り出していたことは有名です。しかし、現代はそうはいきません。その上テロリストたちの暗躍はかっこうの理由付けになります。実際に理由にしている近隣諸国との問題ですが本当に戦争になる状況が出てくると考えるでしょうか?

 このような話が今のアメリカで問題になっています、ある米軍基地はドローン専用の基地ですが、ドローンのパイロットたちはサラリーマンよろしく、9時に出社をし、5時には退社という普通の生活をしています。勤務をしている時間はゲームよろしく何千キロと離れた場所での爆撃やテロリストか住民かわからない人に銃撃を加えています。そして時間が来ると家族が待っている家庭へと家路を急ぐわけです。

 これが今の戦争です。しかし、現実にはこれらのパイロットの多くが精神的健康に異常をきたしているそうです。何故ならくつろいでいるリビングで見ているTVには自分に攻撃をされ、泣き、喚き逃げ惑う女、子供のシーンが大きく映し出されるからです。自分が新聞を広げてくつろいでいるところでです。普通の神経では耐えられないでしょう。

 ここでは見えない真実が目に見えるようになってきた現代がある訳です。果たして政府が隠し、本来意図するところはどこなのか。多くの自民党の議員だって本当に今の理屈があっているとは思っていないでしょう。そんなバカばかりであったとしたら国民はそちらの悲劇も背負わなければいけません。

 災害においての自衛隊員の働きや存在に関しては海外からさえ賞賛の声が上がってきています。しかし、現代の戦いはレスキューではありません。体力や奉仕精神だけでは行えません。
もう一度日本はどこへ向かうべきなのかを考え直した方が良いような気がします。
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2015年9月14日月曜日

ダイヤモンドの自然現象⁉

 ダイヤモンドの自然現象として、蛍光性というものがありますが、蛍光とは簡単に言うと原子核の周りをまわっている電子が紫外線などのある一定の周波数内の照射を受ける事により外へ飛ばされ、その際に発する余分なエネルギーがはこうという現象を起こしたものとなります。

 ダイヤモンドの世界でも蛍光性は色々な意味で自然をを表現している物で、ダイヤモンドの真贋を含め色々な部分で特殊なダイヤモンドの魅力を教えてくれます。

 以前は蛍光性のあるダイヤモンドを好んで扱っていたブランドもありますが、現代では価格を安くするための材料としています。しかし、これはキャリアの少ないダイヤモンドバイヤーが多くなってきた現象だと考えています。

 この考え方も実は日本発のもので、以前は存在のしない考え方でした。バブル時代の頃だったと思いますが、価格が高騰し、それぞれのバイヤーが苦労をしていた時に考え出された買い付け方法でした。つまり、かなり強い蛍光性のものに関しては太陽光線を浴びると青みを帯びた色が現れ、結果シャープさよりも色が目立ち輝きが落ちるように感じます。それ以前はこの変化により『ブルーダイヤ』などと表現をし、多くの商売をしていました。むしろ、自然の変化を利用した長所だったわけです。

 価格が高騰し苦労をしていたバイヤーたちはここに目をつけ、ストロング・ブルーの蛍光は輝きが落ち、使いにくいと交渉材料としたわけです。こんなところから蛍光性があるイコール価格の交渉材料であり、安めの価格になることが多くなりました。

 しかし、実際にはどうだろうかというとよほどの強い蛍光性ではない限り、キャリアの浅いバイヤーたちには解りません。本来ダイヤモンドというものは裸眼で見た美しさの価値でもある訳ですから。その蛍光性が魅力になる場合も多々あります。傾向は青以外にも多様な色があり、オレンジやイエローそしてグリーンやピンク系のものとブルーに比べると数量は少ないのですが、それは其れは魅力的です。

 一番肝心な事は蛍光性があるかどうかではなく、その存在が重要で100ctsのダイヤモンドがその蛍光性で価格交渉の対象になるかというとそれは皆無です。あり得ません。つまり、大量に存在をするサイズや、よほどの強い蛍光性がありダイヤモンドの魅力に弊害があるほどであれば別ですが、そんなものであれば価格を交渉してまで購入をしなければよいだけで、一概に蛍光性が価値を下げるという考え方はダイヤモンドをよく見ないでグレードのみで買い付けをする経験の浅いバイヤーに起因をするのでしょう。勿論その考え方で商売をしている人も少なくはありません。

 蛍光性はダイヤモンドの真贋や処理、非処理を教えてくれ、さらにダイヤモンドのタイプも教えてくれるダイヤモンドになくてはならない物でもあり、自然からのメッセンジャーでもあります。

 最近の自然現象は災害が多く目につきますが、我々は色々な意味で自然の恩恵を受けている訳で、ダイヤモンドもその中の一つであり、人間に対する何かのメッセージが必ず存在します。最近の自然現象である災害は何のメッセージなのだろうと考えてしまいます。

 ダイヤモンドが教えてくれる自然現象は美、欲求、科学、経済そして癒しと沢山ありますがそれに応え、向き合う事が人間に要求をされることなのだろうと思っています。
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2015年9月11日金曜日

ダイヤモンドの行方⁉

 先日の展示会においてあまりにも目に余る値引きを行っている業者に対して朝礼後、主催の責任者が最後通告を行っていましたが、その日の午後再度同じような売り方をしていることが発覚し、さすがに見逃すことが出来なかったようです。

 別ににその業者に限ったことではないのですが、その場に結果を出すためにその場しのぎを行う例はたくさんあります。実際にはその展示会においても、変える事によりもっとより良い結果が出ることが分かっていても変えることの出来ない、人の心というものがあります。

 しかし、何事においても変われない時の結末はそれぞれが解っていることであり、変えることが出来る人間が結果的には日の目を見る事になることは歴史が物語っています。ただ、それが出来る人間と出来ない人間がいますので、責任者は己がその事を出来る人間なのかどうか位の理解が出来なければいずれ組織も滅びてしまいます。

 最近マイナンバー制度の話題も多くなってきていることもあり、多くの消費者の方から質問があります。
『マイナンバー制度に備えて現物としてダイヤモンドに変えていこうと思っていますが、言い座売る時にはどうしたら良いのでしょうか?』
というものです。

 いろいろの話題からダイヤモンドの威力というものは海外等からにニュース等で耳にしてはいますが。昨今の買取りブームの中、多くの不埒な買取業者が蔓延ったために、ダイヤモンドが買った時より以上に安い金額になるといった悪評や、色石などは買うときに『現状では処理をしていない宝石は殆どないんですよ』と聞かされ、売る時になると『処理をしているので価格を付けることはできませんね』といった無責任な業者も多く、最初から価値のない宝石であることを言って売るのなら別ですが、みんな処理をしていますからそれが普通のような言い方をしながら、実はそうではないという事です。

 このような現状は何時か変えなければいけないと思っていても大半がこのような売り方をしているとなかなか変えることは容易ではありません。ダイヤモンドに関してはさすがに世界の流れがありますから、全てといえませんが、変わりつつあるようです。

 4Cというグレードビジネスが先行をしてしまった手目に多くの販売員理解をせずに戦場へと送られたために、絶対の自信のもって間違いを推し進めてしまったところがあります。初期の太平洋戦争みたいなものです。

 しかし、現実には4Cだけで価格を決めるなどとは世界中どこにも存在はしません。しかし現実に日本は存在し蔓延っています。それゆえ蔓延ってしまった販売方法を変えることはなかなか難しいのですが、一部の消費者の間では裁判での担保物件としてのダイヤモンドで大きな利益を上げたり、おばあさんから受け取った大粒の物をオークションに出して見たら予想以上の価格が付いたとか、前述しましたが海外で大粒ダイヤモンドが高額で落札をされたとかの話題により、目を向けている人々が増えてきたのも事実です。

 実際には大きなサイズのものが多いのですが、米国なのどのオークションではすでに0.5ctくらいのサイズまでの良質なものであれば対象としています。勿論、大粒のものの方が有利であることは事実です。

 それぞれの現実の中、それでは日本では売る時にどうすればよいかという事ですが、一つには現状であれば海外での監禁ということがありますが、近い将来というより近日中には日本でも換金が容易にできる方法が出来るでしょう。シンガポールでは実際に今月からスタートをしております。

 そうすれば、価格に関しても不当な買取金額や販売価格にならない様なガイドラインが出来ますので、安心して高額なものを持つことが出来るでしょう。そんなに遠くはないと思います。

 変わらないといけないのですから・・。
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2015年9月9日水曜日

ダイヤモンドの啓蒙!?

 昨日、取引先の30代のスタッフが
『ちょっとお聞きしたいんですが、なぜ以前はダイヤモンドが沢山売れたと聞くんですが、今は売れないんでしょうか?』
と素朴に聞いてきました。

 確かにバブル以降に社会に出た層からすると諸先輩から聞くダイヤモンドの過去の話と、現状感じているダイヤモンドの市場との落差は不思議でならないでしょう。

 過去は歴史的背景もあり、ダイヤモンドの文化が遅れていた日本ではまず最初にダイヤモンドへの憧れがあり、次にシンジケートのキャンペーンにより『結婚が決まったら、婚約指輪、そして相場は給料3ヶ月分!?』といったことが背景にあり,小さな頃から頭の中に刷り込まれたいたということが一番大きいいでしょう。

 高度成長、バブル時代と社会の経済が成長すると共に皆の生活も豊かになり、刷り込まれていたダイヤモンドの必然性に誰もが疑いなく、必需品として頭にあったことがダイヤモンドビジネスと言うよりブライダルビジネス、ジュエリービジネスには大きかったのでしょう。それと同時に成功の証としてもしくはひとつの金字塔のシンボルとして大粒のダイヤモンドを求める人々が多くなってきたことはダイヤモンドビジネスには大きかったのです。

 つまり、啓蒙活動が本来に必需品ではないダイヤモンドの市場を作り上げたわけです。そして、その創り上げられた価値を食いちぎるように4Cを利用した安売り合戦が行われ、憧れの価値がある間は少しでも安く求めたいという需要がジュエリービジネスを支えていたのですが、そのキャンペーンが終わり、誰もそれに目を向けなくなってくると色あせて十数年たったその記憶も無いバブル以降の世代にとっては何故ダイヤモンドに価値があるのかわからないし、見出せなくなるのでしょう。

 一方、そのようなヴァーチャルバリューとは別に実質的価値の市場がダイヤモンドビジネスにはあります。現状では何時も書いていますが、資産としての市場に関しては現物が足りないくらいに大粒のダイヤモンドが不足をしています。勿論、一部のお金持ちの世界だといってしまえばそれまでですが、ダイヤモンドのビジネス自体がそんなに大きなマーケットというものではなく、ある意味婚約指輪にしてもファッションジュエリーにしてもその特別な価値の仮想体験みたいなところがあります。

 ただ、現実のサイズや業界そのものを考えるとダイヤモンドの存在は大きく、ダイヤモンドの存在が小さくなるととそれ以外の色石のマーケットもやがてしぼんでいくでしょう。それくらいダイヤモンドの存在は大きいのです。ダイヤモンドがあったから他の色石も売れたといってよいでしょう。その線上でファッションリングも売れたわけです。

 つまり、現在の宝石市場の不況は協会にしても展示会の主催者にしても本来の宝石価値の意味をないがしろにしていることが大きいのでしょう。過去耕していた畑から収穫し、耕してこなかったあおりが今来ているのです。

 これからでも、啓蒙活動は出来ます。しかし、そこにはある意味真摯な姿勢とせいしんが必要でしょう。
 

2015年9月4日金曜日

怪正マイナンバー制度⁉

 昨日色々な事案の中ひっそりとマイナンバー制度改正案が成立をした。参議院で送り返され、衆議院での可決でしたが、本当に首をかしげたくなるような内容です。

 まず施行される前に改正案が出されることも不可思議です。そんなに審議もせずに成立をさせたのかと疑いたくなります。本意は年金制度、税務制度という事で成立をさせたが、実は国民の財産。

 つまり、後どれくらい徴収できるかを計ろうとするものであったという事が明白で、制度そのものは成立に困難であっても改正案は容易に通りやすいという事で、先に制度を成立させ、施行前に改正案をという安直な考え方が見えてきます。

 今回の改正案にしても社会年金機構の不祥事や国民の大きな不安の声が聞こえてきたという事で、とりあえず2018年から預金口座は任意性、どうでも良い予防接種の通りやすい内容で成立という形を整えたようです。

 何処の世界に自分の預貯口座に自らマイナンバーを付けてくださいという人がいるのだろう。つまり、ここから見えてくるものも2018年の施行前に今度は任意を義務化という改正案を後で通そうという安直な企みのようです。

 何の為のマイナンバー制度なのだろうと疑問に思います。そしてこの制度がまたダダ漏れになった時にだれが責任を取るのだろう。いつも思う事ですが、どんな制度が出来ても良いのですが責任の所在をはっきりさせないために、誰も責任をもってそれぞれの制度を守ろうとしない。ただ、法案の提出実績が重要な国会議員や、とりあえず自分らの仕事に都合の良いであろう政策を造り続ける役人の為に国政がある訳ではないとおもいます。

 もし、制度を作るならだれがそれを運用し、その責任はだれが捕るのかも一緒に成立をさせないと、結局犠牲を払うのは国民といういつもの縮図が出来上がってしまいます。国民は自らを守ろうと、節税対策や時には脱税、そして国外への財産移動というふうに考えても仕方がないと思います。

 それを管理するためのマイナンバー制度であるとすれば笑止であり、議員、役人が自らを律すれば国民のそれらの邪まな考えを防ぐこともできるのではないかと思います。

 いずれにしても、今回の東京オリンピック関連の様々な事件にしても、森元総理(誰も認めてないないと思うが)の意向で決まった人事の元お役人たちの不祥事なども典型でありますが、集団自衛権ならぬ『集団無責任体制』は本当に世界に恥じぬ日本を知らしめることが出来るのだろうか?

 以前の五輪は国民皆一体となり、役人も祖国復興として頑張っていたように思います。しかし、今回は見えてくるものすべてが役人の都合や利権的なものです。また誰が今回も森なにがしを委員長にしたのだろうか?国民の殆どが望んではいないし、今回の招致もアスリートたちや民間の協力により達成できたものであり、その神輿に元なんちゃらと元役人が乗っかっているだけで、任せたものに関しては案の定今回のような不祥事です。

 マイナンバー制度本当に大丈夫ですかという疑問にもなりません。どれくらいの犯罪を誘発しているのか、アメリカの例を見ればわかります。いまのIT文化の中では通用しない制度である事を理解するべきです。
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2015年9月3日木曜日

最近⁉

 以前も自由が丘には外国人が目立ち、フランス語教室の講師が怪しい外国人に間違われたという話を書きましたが、世田谷区には多くの外国人が居住しています。

 先日も耳にした話ですが、バスの中での出来事ですが、込み合った社内へご老人が乗車をしてきた時に、中学生らしき一団も乗っており込み合った車内ではそのご老人が座る場所もなかったらしいのですが、傍らに立っていた白人女性が日本語で座っている中学生に
『お年寄りに席を譲ってもらえない?』
と声を掛けたそうです。そうすると声を掛けられた中学生は不愛想にその席を立ったそうです。その後その白人女性はご老人を席に誘導し、振り向きざま中学生に
『ありがとう。偉いわね。』
と声を掛けたそうです。何気ない営みなのですが、多くの外国人が身近にいることを実感するわけです。

 今朝、二子玉川駅のホームで何気に各駅停車をやり過ごし、急行を待っているとまだ停車中の各駅停車に日経新聞を小脇にはさみ飛び乗るスーツ姿の女性が目に入りました。よく見ると外国人女性であり、最初は黒髪だったので気が付かなかったのと日経新聞というお堅い新聞が先に目に入ったためにふつうにみていたのですが、白人女性と気が付いたときには些かの驚きがありました。

 最近のこの辺では当たり前の出来事が、自分達が思っているより外国人が日本にいるのではなく世界の中に日本が入っていっているだなという事を実感します。最近のTVを見ていても日本語を話し活躍する外国人は珍しくもありません。色々な意味で日本人にはその実感がまだ足りない様な気がします。

 何気なく眺めるのではなく、世界の中に日本が存在し、その影響が決した小さくはないという事を意識しなければならいでしょう。世界が見ている眼は、決して以前の極東の神秘の国ではありません。日本人がちょんまげを結っているなんて思っている外国人は今は殆どいないでしょう。それゆえに昨今のオリンピック関連の不祥事は残念です下手をすると日本以上に海外では取り上げられているかもしれません。

 世界のニュースを見ると、視点が国内とは少し違っていて『あの慎重な日本が?』というような論調を多く見ます。つまり慎重なのは一般企業であって、責任を前提としないお役所仕事ではありません。今までは国内でお茶を濁して逃げ切っていたことが、世界が対象になったことにおいてはお役所仕事が通用をしないことが十分に世界に知らしめてしまう事になったのでしょう。

 最近の日本においても外国人が特別な存在ではなくなったように、日本の事は世界にとっても特別ではなくなりました。日本食もこの二年間で世界に1.6倍のスピードで増えていっています。

 ついでですが、ダイヤモンドやジュエリーにおいても世界レベルになってもらえたらもっとジュエリーやダイヤモンドの価値を知ってもらえるようになるだろうな・・と思っています。
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2015年9月2日水曜日

ダイヤモンドの履歴書⁉

 先日、取引先の販売員さんとの会話で、
『私はダイヤモンドの内包物で好きな形があるんですけど、それを社長(小生)がイルカが飛び跳ねている様と表現をしていたので、成る程と思っていたんですよ。』
というふうに言われました。

 彼女が言っていたのはインクルージョン(内包物)の中のフェザー(羽)といわれるものの事だったんですが、私自身が内包物の形の面白さに気が付いたのはこの職業に就いた間もなくの事でした。

 同じようにダイヤモンドの仕事に携わっても興味のない人にはただの傷のように見えるインクルージョンは見方によって色々な事を教えてくれます。

 人の性格には色々な要素があります。遺伝のDNAによるものや環境によるものなどがありますが、それがあらゆる時点での人生の岐路での判断の基本となってくるわけです。つまり、どのような人生を送るか、送ってきたかにより性格というものが解るものです。つまり、履歴書を振り返ることによりその人となり人生なりが見えてくる場合があります。

 宝石のインクルージョンの事をInternal characteristic(インターナル・キャラクタリスチック)という言い方をしますがこれは単に内部の特徴という事になるのですが、もう一方内面的な特性とも訳せます。決してマイナス面を位置付けている訳ではありません。

 ダイヤモンドの内包物の呼称にクリヴェージ、フェザー、フラクチャ、グレンライン、ニックなどと特徴により呼び方も変わっていますが、これらはダイヤモンドの生成期に周りの環境により発生したもので、中には他の鉱物の結晶を内蔵していたりとどのような環境で出来上がってきたかをしめす特徴が満載です。一方、無キズのものに関してはその特徴としては特に何も得られませんが、もっともよい環境で生成されたことが考えられます。

 人間と同じように何の特徴もない物よりは多少の変わり者の方が面白いという事もあります。いずれにしても履歴書というものは過去の環境や性格を知るうえで一つの材料となるもので取り方一つではその中に沢山の物語を見る事が出来ます。
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 冒頭の販売員さんの話ではありませんが、宝石といったものはそういったところに興味を持てるかどうかで販売員としても、この職業に携わるについてもとても重要な事でこれらがない人々が宝石の価値や文化を壊していくのであろうとさえ感じます。多くの従事している人をされらを理解して仕事をしているとは思いますが。

 ダイヤモンドにしても人間にしても過去は消すことができません。そしてそれらは各々の特徴なわけで、それをポジティブにとるかネガティブにとるかによりその価値や生き方が変わる様な気がします。
 やはり、ダイヤモンドは人間そのものと考えることが多くなってきました。