以前はテルアビブへの出張の際はミラノ経由で行く場合も多く、この町での楽しみは勿論ファッションもありますがなんといってもグルメです。
私自身の宿泊はいつもミラノ中央駅の近くのホテルで地下鉄を利用し、繁華街ドウーモ広場の近くで食事をするというルーティーンでしたが、いつもこの季節になると楽しみが旬のポリチーニでした。
ドウーモ広場の近くの横道にそれた所に『サンタルチーア』というミラノなのにと思うような名前のリストランテがあります。ここは創業が1929年と聞いていますので世界恐慌の年という事になります。古くより有名人が出入りをし、趣のある店構えで名物はナポリピッザなのですが総じて不味いものはありませんが私のここでのこの時期のオーダーは必ず『ポリチーニ』のオイルソテーです。
オリーブオイルの香りに若干の岩塩の味付けだけというものですが何とも言えず味わいがあります。そして一緒に食するペペロンチーニはこの地を訪れる楽しみでもあります。
まず好みではお昼頃は予約客でいっぱいなので急に言っても席をとることは難しく、私自身も何度か玄関で待たされたことがあるのですが、ここのオーナーと思わしきご婦人といっても当時でも70歳はゆうに過ぎていたと思うのですが、このおばちゃんあしらいがまた何とも楽しみでした。
まず、入口まで迎えに来るのですが人数を確認し一人であることがわかると急に腕に彼女の腕が私の腕に絡みつき『せっかく来たんだからカウンターで待ってて頂だい』となんとなく甘えた声色を使いカウンターへ促します。その動きは正に『やり手ババア』という感じなのですが、それがイタリヤ人女性がやるとなぜか心地が良いのです。
毎年数年この行動を続けていると彼女もそのルーティーンに気が付き顔を合わせた瞬間に『ポリチーニが入っているわよ』と声をかけてくれるようになりました。ここ数年は他国経由で行くことが多くなり、最近は寄れていないのですが秋の気配を感じるといつものその趣のある店構えと白いジャケットをまとったウエイター達が食事をサーブする様子とその『やり手ババア』の事が気になります。
私自身も多くの人々に紹介をしましたがだれ一人として首を傾げた人はいませんでした。近々改めて食しに訪れたいと思う今日この頃です。
https://ameblo.jp/diamonrow
私自身の宿泊はいつもミラノ中央駅の近くのホテルで地下鉄を利用し、繁華街ドウーモ広場の近くで食事をするというルーティーンでしたが、いつもこの季節になると楽しみが旬のポリチーニでした。
ドウーモ広場の近くの横道にそれた所に『サンタルチーア』というミラノなのにと思うような名前のリストランテがあります。ここは創業が1929年と聞いていますので世界恐慌の年という事になります。古くより有名人が出入りをし、趣のある店構えで名物はナポリピッザなのですが総じて不味いものはありませんが私のここでのこの時期のオーダーは必ず『ポリチーニ』のオイルソテーです。
オリーブオイルの香りに若干の岩塩の味付けだけというものですが何とも言えず味わいがあります。そして一緒に食するペペロンチーニはこの地を訪れる楽しみでもあります。
まず好みではお昼頃は予約客でいっぱいなので急に言っても席をとることは難しく、私自身も何度か玄関で待たされたことがあるのですが、ここのオーナーと思わしきご婦人といっても当時でも70歳はゆうに過ぎていたと思うのですが、このおばちゃんあしらいがまた何とも楽しみでした。
まず、入口まで迎えに来るのですが人数を確認し一人であることがわかると急に腕に彼女の腕が私の腕に絡みつき『せっかく来たんだからカウンターで待ってて頂だい』となんとなく甘えた声色を使いカウンターへ促します。その動きは正に『やり手ババア』という感じなのですが、それがイタリヤ人女性がやるとなぜか心地が良いのです。
毎年数年この行動を続けていると彼女もそのルーティーンに気が付き顔を合わせた瞬間に『ポリチーニが入っているわよ』と声をかけてくれるようになりました。ここ数年は他国経由で行くことが多くなり、最近は寄れていないのですが秋の気配を感じるといつものその趣のある店構えと白いジャケットをまとったウエイター達が食事をサーブする様子とその『やり手ババア』の事が気になります。
私自身も多くの人々に紹介をしましたがだれ一人として首を傾げた人はいませんでした。近々改めて食しに訪れたいと思う今日この頃です。
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