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2018年10月25日木曜日

真実は?

 日本人ジャーナリストの安田さんが帰国をしてめでたいことではありますが、ここ数回書いている内容でサウジのジャーナリストの殺害と全く関係がないように見えることが気になってしょうがありません。

 前回書いたようにトルコ政府から執拗に出てくる証拠の映像と音声ですが、これほどの証拠は何の準備なくして出来るだろうか?という事です。

 勘繰ると殺害されたジャーナリストとトルコ政府の目論見が外れた結果の事ではないのだろうか?とさえ感じるのです。

 反サウジのトルコと反体制のサウジのジャーナリストと彼が結集したイスラム連盟(不詳)なるもののイスタンブール事務所開設等は当該国であるトルコ政府の承諾なくしては難しいと思います。

 更にはサウジより断交をされているカタールという国にはトルコ軍の基地があり、更には当初反サウジから組織されたアルカイダのビンラディンの支持者でもあったサウジのジャーナリストとの組み合わせを考えたときに正義の旗印のもとサウジを弾劾しているトルコ政府はいかにも弁論の自由及びジャーナリズムを守る急先鋒のように見えます。自国内はむしろジャーナリストに抑圧的な政策をとっているように見えますが・・・。

 今回の安田さんの解放情報は数日前から囁かれていたそうですが、トルコ政府とカタール政府の協力の上に実現をしているところが先の事件と被るのです。

 つまり、追い打ちのようにトルコとカタールはジャーナリストの救済に力を入れている国のように映ります。サウジのジャーナリスト殺害事件への執念と日本人ジャーナリストの救済の公表の仕方は良いプロパガンダのようにも見えます。サウジの印象を悪くし、自らの正義を皆に知らせるには最も良い機会を持ったと言えます。いま世界はサウジが悪人でトルコが正義の味方のように見えます。

 当該国のサウジからすると国家反逆罪を目論んだ本人を処罰しただけであり、仮に今回殺害犯を仕立てたとしても暫くしたら殺害犯国家の危機を救った英雄になるのではないでしょうか。北朝鮮の金正男殺害と何ら変わらないのに北朝鮮に対しては何処も弾劾をしていません。これも不思議です。

 再度言いますが、決して今回の事件を肯定しているわけではありません。更には安田さんの解放は本当に良かったと思ています。私が言いたいのはメディアは本当に中立に立って物を見ているかという事と真実がほんとに調べられているのかという事です。

ちょっとへそ曲がりかもしれませんが疑問なんですよね。
https://ameblo.jp/diamonrow

 

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