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2018年3月16日金曜日

自浄能力⁉

  昨今の森友問題や加計問題、既に過去の人となった稲田元防衛庁長官問題等々上げれば他にもあるのではないかと思うほどの公文書改ざんや消滅問題と安倍さん関わる問題が多いのですが、一方でレスリングの伊調選手に対する栄監督のパワハラ問題と両方に共通するのは勢いのある指導者への配慮と恐れからくるいわゆる『忖度』が原因となっているのでしょう。

 結果的には忖度というより、権力者にとっては『余計なお世話』になってしまったという事が実情でしょう。これらを考えることは結果的には長期政権というものはやはり腐敗するという事なのでしょうか。

 ただ、問題は過去にも多くあったのではないかという事を感じるのは私だけではないと思います。いつの日か火が消えたように話題にもなっていませんが『消えたん年金問題』はどこに問題があり、どう解決をし、だれが責任を取ったのか?という事です。

 もし、これが何らかの文章が書き換えられて、もしくは焼却され、取繕われていたとしたらと考えるわけです。数兆円ともいわれる年金が消滅をしているのに誰も責任を取ったというようには聞いていません。

 これらにもある様に世の中にはそれ以上掘り起こさない方が良いものは沢山あるのでしょうが、それこそ国民が政治家や官僚役人に対して『忖度』をしなければいけないという図式になっています。

 ただ、それが正しい姿なのかどうかは国民のレベルの問題なのだろうと思います。イギリスをはじめ多くの欧米の腐りきった政治を自らの自浄力で開かれた社会にしてきた国も多くあります。

 日本の場合、我々の宝飾業界においても掘り起こさずにおいていた問題が結果的には業界の低迷を引き起こし、更にその状況を続けているようの状況もあります。展示会においての二重、三重価格問題を始め虚偽販売は後を絶ちません。

 しかし、実際にはこれらを行っている現場の人間たちにその認識がないという事です。役人にしても販売員にしても何らかの『忖度』を行っているのでしょうが残念ながらそれは国のレベル、業界レベルを下げることになっても発展には繋がらないのです。
 
 その場の対処という事は常にどこにでもあることだと思います。更には嘘も方便という言葉もあります。また、人間社会は黒か白ではありませんから何らかの形では非合理なことがたくさんあります。

 ただし、忖度や余計なお世話をするにはそれなりの実力も伴わなければなりません。自分にその力がないと判断をする事が出来たのなら正直になることが一番なのではないでしょうか。

 ただ多くの問題を引き起こす人々はその認識に対する能力に欠けるという事もあると思います。

 国の問題は今後の子孫たちの課題にもなることです。国会議員の中にもそのような能力がある人がいることを望みます。
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