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2018年3月26日月曜日

ダイヤモンドの価値の順⁉

 ダイヤモンドには一般的に価値基準と言われる4C(カラット、カラー、クラリティー、カット)いうものが有りますが、どれが一番大事かという事になるとカラーとかカットなどという人がいるようにその国や人によっても多少の違いがあるわけですが、絶対的なものが有ります。

 勿論一番は重さであるカラットです。その次にはどれかという事になると過去のデーターから言えることはクラリティーです。

 ダイヤモンドを採掘するときに以前であればキンバーライト(ダイヤモンドが含有される鉱石)などの破壊をするために爆破なども行われてきました。最近であってもやはり採掘方法や粉砕によるダイヤモンドへのダメージが一番の問題でもあります。

 つまり、大きさもさることながら採掘時におけるダメージ等がクラリティーに反映されることも大いにあるのですが結晶として成長する際にも不純物や歪みが無く大きくなることは稀になります。

 カラーの場合どこの鉱山で何が含有されるかでの発生ですから意外と竿の差は大きくはありません。単純に98%を占めるタイプⅡの場合でも含有される窒素の多少が色に反映されているだけですから、それは何処の場所を採掘するかによるものですから運もあります。

 勿論カラーの発生率という事でいえばホワイトの物の方が少ないかもしれません。それだけ地球には多くの鉱物が存在する訳ですから。しかし、それは大粒の内包物やダメージの少ない石の発生率からするとそれほど大きなものではありません。

 結論からするとダイヤモンドの価値を求める場合は大粒の内包物の少ないものの方が価値の上昇の可能性は高くなるという事になります。ただし、ダイヤモンドとしてのプロモーションという事になれば必ずしもそればかりではありません。

 大きさや内包物の有無に拘っているとビジネスになりませんから、そこにはストーリーに拘ったカット方法であるとか重さにまつわるストーリー作りとかを無視する訳にはいきません。

 そこでどれも大事ではありますが4Cのグレードの中身というより4つのCのカテゴリーとして価値の順としてはカラット、クラリティー、カラー、カットという順になる訳です。

 以前にも書きましたが小さくても白く品質の良いものというのはあくまでも育った環境による完成ですからそれ自体は実質的価値というより情緒的価値と言うことになるでしょう。
http://diamond-exchange.jp/
https://ameblo.jp/diamonrow 

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