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2016年3月26日土曜日

暴言?

 相変わらず自民党はじめ国会議員は失言のレベルではなく暴言を吐きまくっています。先日も国会議員のくせに『巫女のくせに…』といった発言でヒンシュクをかっているのがいます。確か以前に反政府的な報道をするテレビ局には財界は広告費を出すなと言った議員でありました。

 東京の選挙区の議員ですが、選挙民は何を見て彼を選んでいるのであろうかとさえ思います。今後は彼を選ぶようなことがあればなんといわれるかわかりません。

 暴言と言えばトランプアメリカ大統領候補ですが、『イスラム教徒を米国に入れるな』とかメキシコとの国境に塀を経てるなどと暴言を繰り返しているように見えます。

 しかし、フロリダやニューメキシコのようなヒスパニック系が多いところでも彼は支持をされています。つまりは既に市民権やグリーンカードを持ったヒスパニック系の米国人はこれ以上の不法移民が増えて、仕事を奪われる事は望ましくないと思っているし、勝手だとは思いますが、貧困層の彼らとは一線を引きたいと思っているのでしょう。

 イスラム教徒にしても区別がつかなければ誰がテロリストかはわかりませんから。まずは一線を画することは致し方が無いと思います。それは差別ではなく区別であろうと思っています。


 今世界中で難民や移民問題が騒がれていますが要因の一つに、欧米諸国の罪滅ぼしと一見正しそうに感じるヒューマニズムがあると思っています。ニュースなどでもコメンテーターが今の混沌の中で欧州諸国の人権に対する真骨頂を示すべきだといっている一寸ずれているコメントをするものもいます。

 以前にも書きましたがグローバル化や移民、難民問題は下手なヒューマニズムが事を大きくしています。建前で移民や難民を受け入れたが、彼らを差別することにより社会的環境を整えず、貧困にあえぐ彼らは犯罪を犯したり、テロの予備軍となって欧米世界に反発をしています。

 移民、難民にしても日本でいう『郷に入らば郷に従え』ではないですが過去の自分達の生活習慣や宗教観は最低限にして移民をした国に合わせる努力をしなければいけません。グローバル化だからと言って世界中が自分たちの見解で同じくなる訳ではありません。

 アメリカにしても自分たちの価値感を他国に押し付けることがいかに愚かであるか早く知るべきだし、日本は多くの場合そこの国に行くとその国の習慣に従う人々が多くいます。これはいかに日本人は順応性があるかという証明でもあるでしょう。

 昨今、中国人旅行者の事が取りざたされることも多いのですが、以前の日本人もそうでしたが、今ではそのような批判をされることもほとんどありません。日本は難民の受け入れに積極的ではないとよく言われますが、多くの場合外国人が日本の習慣や風習に馴染まない事が大きな要因となっています。

 現に馴染んでいる外国人のほとんどは上手くいっています。移民難民問題は難しい問題ではありますがやはりそれぞれの国で解決をする事が望ましいと思います。その為には他国は余計な干渉をしないことです。仮にその国が独裁国家であったり、粛清国家であったとしてもその形の方がその国がまとまるのだと考えた方が良いのでしょう。今の中東問題やテロの問題にしても発端はイラクのフセイン政権を欧米諸国で倒したことが始まりです。

 暴言かもしれませんが、冒頭の国会議員とはレベルが違うと思っています。
 http://ameblo.jp/diamonrow

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