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2016年3月24日木曜日

持論!?

 持論でもあり偏見でもあるかもしれませんが、『経済的、精神的の貧しい人が増えれば増えるほど、富裕層の資産が増える』と考えています。

 例えば経済的という意味でいえばファスト・ファッションはある意味での貧困層に支えられています(必ずしも本人たちが認識しているとは限らないが)。多くのファスト・ファッションの上にいるのがファンド等のいわゆる富裕層です。勿論ファッションに限らず、その類のビジネスは低所得者層が支えています。

 共通している事は、消費文化の窮極にいるということです。一時的な単価の低いファッションに走り、短期的な使用といった様な刹那的な行動が多くみられます。ある程度のお金を出せばより良い物で長持ちをするものが手に入るのですが、安いから長く使わないし、ほころびも早い、それ故に再度購入を考える。結果供給側からすれば量を供給し、単価を下げ品質に関してはそれほどの重点を置くことはありません。

 ほとんどの商品が大量生産で安価、物というよりも価格で選び、購入回数を重ねる事により多くのファンドが中心となっている企業を支えています。

 金融でいえばお金のない人は手数料の高い銀行系の町金融を使う事になったり、カードローンを使う事になり、結果そこにお金を供給している富裕層のお金が増えるという事になります。これは特に日本の場合、国が審査を厳しくする様に大手の金融機関に通達を出し、更には法律化し、大手銀行は直接の金利の安い融資ではなく、金利の高い、銀行系の町金融やカードローンを使うように誘導し、更には銀行の手数料を義務化していますので、自ずから富裕層をバックにした金融系の資産はさらに増えます。簡単に言えばお金のある人から高利でお金を借りるのですから、お金のある人はさらに増えるという事です。貸す側は15%から20%で貸すのですから、5人に一人焦げ付いても元は取れます。実際にはそんなに焦げ付くリスクは高くはありませんから、大儲けなわけです。

 精神的な意味でいえば、不安があれば保険に入ったり、他の方法に頼ったりするわけですが、一つ間違えば『ツボ売り商法』にはまる訳です。企業であれば単純な意味での保険加入という事になるのですが、先日個人で掛け捨ての高額保険に入ったという人に会ったのですが、すでに十年で1千万円程度の掛け金を払っているという事で何故掛け捨てなのかを聞くと保険金が高いからという事でした。

 しかし、年齢とともにさらに掛け金が増え徐々に条件が厳しくなってくるという事でしたが、私からするとある程度の年齢になったらもう万が一ではないのでその準備をした方が良いのではないかと考えます。

 私の意見を尋ねられたので、『保険は最小限にして掛け捨てをするくらいならダイヤモンドを買い続けますね。』と答えました。単純に1千万ダイヤモンドを買っていたなら今頃は1千5百万位にはなっていたでしょうし、いざという事があったならばそのダイヤモンドを処分すれば、ただお金を捨てるよりは良いと考える訳です。

 さらには不安がらせてツボ等を売るのは宗教団体の常套手段です。つまり、精神的に不安になったりするすることはお金を払ってもすがりたいという形が一番手っ取り早いのです。結果宗教団体という富裕層はお金を集める事に長けている訳です。

 以上の事はあくまでの極論でもありますが、審理でもあると偏見を持っていえます。これらの制反対側にいるジュエリービジネスは皆が幸せな気持ちでなければ売れません。今の時代のジュエリービジネスの難しさはこんなところにもあるのかもしれません。
http://madam-g.blogspot.jp/
 

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