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2014年2月27日木曜日

ダイヤモンド、前回に続き!?

 前回は40年前の価格を前提に記述しましたが、5、3、1ctと上がり幅の違いがわかった頂けたと思います。因みに10ctはというと40年ほど前には明確な資料がないので2000年の価格と比べてみます。

 5ctに関しては約2.63倍、3ctに関しては2.45倍、1ctに関して言えば1.62倍になっていますが、10ctに関して言えば約4.8倍になっています。勿論この数字はある一定のグレードを指しています。

 2000年の価格と書きましたが、ここ十年の価格の推移と取って頂いて結構です。そしてこれらの数字は米国ドルで表しておりますのでご承知ください。もし、日本円にしたらどうなるかというと、さほどの差はありません。$1=79~123円の間で動いておりましたが、平均すると100円位だからです。

 つまり、為替が約2,5倍の違いがあっても大粒石になるほど問題は無くなる訳で(リスクが少ない)これは宝石の条件である希少性はダイヤモンドにとっては一番が大きさである事を表わしています。

 過去の小さくても品質の良い物という心情的な物は理解をするとしても、合理的に考えるとダイヤモンドは大きさだという事になります。勿論美観を前提としていますが・・・。

 普段は感性や情緒的な事をブログに描いてはいますが、ダイヤモンドに関して言えば両面が存在するという事になります。勿論、色石に関しても処理石ではないという事を前提にすると同じことが言えますが、現状の市場では大部分が処理石である事を考えると、ダイヤモンドの特徴的な価値と言えると思います。

 前回の少し書き足りない部分を補わせていただきました。

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