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2014年2月19日水曜日

ダイヤモンドと人間!?

 よく、才能はあるけれど開花していない人の事を“ダイヤモンドの原石”という表現をしますが、これは何時の頃からで、誰が言い出したんだろうと考える事があります。

 つまり、ダイヤモンドの原石に接していた訳ではない日本人には表現できない言葉である訳なので、海外とりわけ研磨文化の古いオランダかベルギーなどのあたりから出てきた表現だと思います。

 実際の原石は確かに美しいとは言えませんが、素人の人が見ても表面を磨けば綺麗に輝くだろうと想像をさせる逸材である事は事実です。さらにファンシ―カラーの物に限って言えば、特にブルーやグリーン等の濃い色は想像とは異なる美観を表わす事があります。

 自分自身の周りにも原石と思われる若者は沢山いますが、必ずしもその周りにいる研磨士達が優れているとは限らないので残念に思う事も多々あります。

 以上は例え話ですが、実際に人間がダイヤモンドのなることは可能なのだろうか?
答えはイエスです。

 実際に現在もペット等の亡骸を預かり、そこからダイヤモンドを作りだすというビジネスは国内でも数社で行われています。私も実際に友人がペットのお骨を預けてダイヤモンドにしてもらったというものを見せてもらった事があります。

 確かに造り出したことは事実なのでしょうが、小型犬から1ctのダイヤモンドが取れるとは思わないので(大きさ、圧縮率等を考えると)その点の関しては首をかしげる部分ではありましたが、心の問題でもあるのであえては言及しませんでした。

 確かに8000万年~1億年前に創られたダイヤモンドは海生類が地中に取り込まれ高温高圧が加わったものですので炭素化した物の結晶がダイヤモンドですから嘘ではない訳です。

 倫理的に人間をダイヤモンドにする事は色々と物議を起こすでしょうが、文化が変わり常識が変わる事は歴史が証明しています。いずれ人間をダイヤモンドにする事があるのかもしれません。

 もう少しの間、例え話で満足をしておこうではありませんか。

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