「英国王のスピーチ」がアカデミー賞三部門をとって話題になっています。
映画の内容は見て頂くとして、この映画のもう一つのストーリ-として主役のジョージ6世の兄
で、本来だあれば国王の座に就くはずだったエドワード八世(後のウインザ―公)とウォリス・シンプソン夫人の「世紀の恋愛」として世界中を騒がせた話題があります。
国王の座を捨てたエドワード八世とシンプソン夫人はイギリス国民や王室の人々に非難を受けながらフランスに逃飛行を行いその地で挙式をおこなった。
なぜならシンプソン夫人は既婚者であった時からエドワード皇太子と愛人状態にあり、ウォリスは夫であったシンプソンと離婚裁判を起こし、夫の不貞を訴え勝訴し離婚をしました。
しかし、世間ではエドワードとシンプソン夫人の中は周知の事実でその裁判さえも首をかしげられていましたが、晴れて夫婦になってフランスのカンヌに落ち着いた二人に対して美談さえも持ちあがってくるようになりました。
国王の座を捨てでも思いを遂げたエドワードとウォリスには冒頭にあるように「世紀の大恋愛」として
の美談として伝えられた部分と後世になってもシンプソン夫人として言われるようにあくまでも不貞は
不貞であるといった非難と二つの側面があります。
ここでなぜこの話題を書いたかと言いますと、この時の婚約指輪が世界最大のエメラルドを半分にカットした物を使用したという事でこのエメラルドはムガール帝国の王がかつて所有していたものでイギリス王室が後に手に入れた物であった事と後にウインザ―公として彼女に贈ったダイアモンドは冒頭の「世紀の大恋愛」とも名づけられた31.26ctのクッションカットの見事なものでありました。
特にクッションカットのこの大きなダイアモンドはその後日本人の手に渡り大きな話題なりました。
意外とマリリンモンローの「バローダの月」だったりと日本が一度は手に入れた有名なダイアモンドがある事には驚きませんか?
本当はもっと多くのダイアモンドが日本には来ていますが、ほとんど今では海外に渡ってしまった事を考えると残念です。
ところで、英国王室の不倫文化伝統は今でも続いている事を考えると常識はやはり我が国とは違うんですね。
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