先日、某百貨店での展示会の話ですが10ctのダイアモンドの展示の横に同じくスーパーカーが展示されておりました。たまたま同じような金額でもあったこともあり、ご夫婦で来場をしていたお二人が会話の中で
『僕は同じ金額であったら車がいいなぁ。』
とご主人が言うと奥様は
『私はやはりダイアモンドかしら。』
とありがちな会話なのですが、ご主人が私の方を振り向き
『どう思います?売っている方に聞くのもなんですが。』
という問いかけがありました。
思わず私は本音に近いことをつぶやきました。
『こう言ってなんですけど、もし此方が震災になったら車を使用することは出来ません。その上財産として持っていくこともできません。勿論ダイアモンドは可能です。』
更に
『このような事を言っては何ですが、紛争ダイアモンドという言葉があるようにダイアモンドは武器との交換貨幣代わりに使われることも有りますが、車はその代わりにはなりません。つまり、車は付加価値ですがダイアモンドは実質的価値とお考えください』
と答えるとご主人は
『なるほどそういう考え方なんだ。』
と納得しておりました。
勿論付加価値を優先するのか、実質的価値を優先するのかはその人ぞれぞれですが、一般的に西洋の人は合理的な考え方をしますので実質的価値あるものをまず手に入れておいて余裕をもって付加価値の物を手に入れるという考え方があります。
根本的に日本人は情緒的価値を重んじる傾向にありますが、それは島国というある意味安全な国から生まれた情緒でもあるのでしょう。少しでもおいしいものが有るとどんなに並んでも手に入れて食べたいという考え方は西洋の場合それなりの富裕層の考え方(勿論、並ぶことはありませんが)であり、一般大衆の思考ではないと思います。
又、大陸と島国の違いでもある木材という加工のしやすいが耐久性がない物の文化と石材という加工が難しいが耐久性の有る物の文化の違いでもあるのでしょう。
ダイアモンドを説明するにあたり、現代のグローバル化の時代においては世界基準で物を考えても良いのではないか思う場面ではありました。
『僕は同じ金額であったら車がいいなぁ。』
とご主人が言うと奥様は
『私はやはりダイアモンドかしら。』
とありがちな会話なのですが、ご主人が私の方を振り向き
『どう思います?売っている方に聞くのもなんですが。』
という問いかけがありました。
思わず私は本音に近いことをつぶやきました。
『こう言ってなんですけど、もし此方が震災になったら車を使用することは出来ません。その上財産として持っていくこともできません。勿論ダイアモンドは可能です。』
更に
『このような事を言っては何ですが、紛争ダイアモンドという言葉があるようにダイアモンドは武器との交換貨幣代わりに使われることも有りますが、車はその代わりにはなりません。つまり、車は付加価値ですがダイアモンドは実質的価値とお考えください』
と答えるとご主人は
『なるほどそういう考え方なんだ。』
と納得しておりました。
勿論付加価値を優先するのか、実質的価値を優先するのかはその人ぞれぞれですが、一般的に西洋の人は合理的な考え方をしますので実質的価値あるものをまず手に入れておいて余裕をもって付加価値の物を手に入れるという考え方があります。
根本的に日本人は情緒的価値を重んじる傾向にありますが、それは島国というある意味安全な国から生まれた情緒でもあるのでしょう。少しでもおいしいものが有るとどんなに並んでも手に入れて食べたいという考え方は西洋の場合それなりの富裕層の考え方(勿論、並ぶことはありませんが)であり、一般大衆の思考ではないと思います。
又、大陸と島国の違いでもある木材という加工のしやすいが耐久性がない物の文化と石材という加工が難しいが耐久性の有る物の文化の違いでもあるのでしょう。
ダイアモンドを説明するにあたり、現代のグローバル化の時代においては世界基準で物を考えても良いのではないか思う場面ではありました。
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