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2019年1月5日土曜日

平成の30年間⁉

 平成の終わりの年を迎えると30年は日本にとってどんな時代だったんだろうと考えます。勿論一般的に言われる災害の多かった時代ですが、天皇陛下が述べられた通り、戦争を起こさなかった時代でもありました。

 しかし、私自身が一番印象に残るのは日の昇る日本から日の沈む日本です。バブルのピークで平成元年を迎え、その後の衰退は目を追うものが有りました。世界のベスト50社が日本企業であった物が現在では35位のトヨタのみです。

 また、個人のGDPが世界2位だったものが25位です。これを衰退と呼ばなければ何を衰退と呼べばよいのでしょうか。

 戦後の日本は近隣諸国の不安定状態を米国の下の元、利用し経済発展を遂げてきました。近隣諸国が日本をよくも見れないことはこの辺にもあるのかもしれません。朝鮮動乱、ベトナム戦争等々日本はこれらの戦時享受をどれくらい受けたのだろうか。

 そして、近隣諸国が安定するとともに日本の衰退がはじまったのは否めません。

 物造り日本とか、クールジャパンなどと表面上の対面は整えていますが、本当に今のままで良いのでしょうか。物造り日本というならばもっとモノづくりにお金を払い職人に敬意を払わなければならないでしょう。既にそれらの職人たる人々は存在するのでしょうか。

 そして、クールジャパンなどと言っていますが、アニメを中心とした日本文化を本当に繋げていく文化として重要して良いのでしょうか。デジタルを使った文化などはすぐに途上国が追いついてくるでしょう。

 一番の問題は日本の社会主義化でしょう。自民党や他党の政治家は国民というより自分の選挙民当ての政策ばかりを行ってきたことが結果的には日本を社会主義化してきていることに気が付いていないのではないでしょうか。バラマキ政治とは実は社会主義の入り口であることに早く気が付くことです。

 ばらまいている以上に集めている税金。返す目度のない借金は形は違えども社会主義国家の崩壊の形に似ているとは思いませんか。集める税金がなくなった時に崩壊が始まる訳です。

 国家に色々やってもらいたいことが多々あることは理解をします。しかし、それは社会主義国家の国民が働くなったこととよく似ています。今、国は面倒を見てくれませんが以前社会主義国家だった国の殆どの国の国民は躍動し発展をし始めています。

 日本も後れをとってはいけません。多くの国はローンで物を買う事はありません。日本はそのローンという経済が虚像を作っているような気がしてなりません。本当はお金がないのです。

 今の政治なら誰でもできます。今のはただ政治家が政治ごっこに酔っているだけで実は誰がやっても役人が動かしているだけなのです。つまり社会主義そのものなのです。

 これからの30年間で何を変える事が出来るのかを考えることが本当に大事でしょう。国単位ではなく個人単位でという言ことですが・・。

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