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2018年8月3日金曜日

人造ダイアモンド⁉

 人造ダイアモンド(CVD)が認識されてから久しいのですが、この度米国連邦取引委員会からの注意喚起として天然を含めてダイアモンドは『Diamonds』と表記するという前提で、更なるディスクローズが行われる事とし、今後はさらに『天然ダイアモンド』と『ダイアモンド』という定義づけを行うという発表がありました。

 これは何を示唆しているかというと人造ダイアモンドが市場に広がることは食い止めることは出来ないという事で、市場自体が人造ダイアモンドを受け入れている以上はダイアモンドはダイアモンドであり、ここには天然か否かの明確な公開が必要だという事を示唆している訳です。

 このこと自体は宝石商が受け入れるかどうかではなく最終消費者がこれを受け入れている部分が既にあるという事です。

 日本においてはなかなか難しい部分があるのかもしれませんが、アメリカでは既に多くの宝石商が扱っており、人造ダイアモンドメーカーは取扱店を自社のHP上で公開をしています。

 しかし、こと中国産においてはそんな親切な国ではありませんから暗黙の裡に国内に広がっていることも事実です。それ故に米国では早めに手を打ったという事でしょう。

 多くのアジア諸国では人造ダイアモンドが暗躍しており、大手のジュエリー製造メーカーにおいては中国産であれ、他のアジア諸国なりではその検査を行っていますが、小規模のメーカーにおいてはその限りではなく、更にはそのような製品は通販などに多く使われることも有ります。

 日本においても早めにその辺の定義づけを行い、天然の表記を義務付け、『ダイアモンド』はダイアモンドとして取り扱いを明確にする必要があるのではないかと思います。その上でその選択は消費者に任せ、その上での商売を宝飾店は行う事が混乱を未然に防ぐ方法ではないだろうかと思います。

 すでに多くの宝石店でのジュエリーのメレーダイアモンドの中から人造が発見をされています。早めの対策が望ましいのではないかと思います。
https://ameblo.jp/diamonrow

 

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