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2017年6月9日金曜日

ダイヤモンドのこれから⁉

 巷では好景気であり高級ブランド時計が良く売れているとき聞きます。実際に当方が関わっているところや当店でも高価格帯しか売れません。

 一方、一般の宝飾店や催事等では苦戦をしているようにも聞きますが、宝飾業界の実際のところはどうだろうかというと実態の伴っていない割引販売や価格訴求の為の粗悪品ジュエリー等の販売などなどと本来の宝飾品とはかけ離れた販売方法が行われていますので苦戦をする要因があって苦戦をしているような気がします。いわゆる宝飾業とは言えない業態ですが・・・。

 つまり、食事のテーブルの上にサンダルを置いて怒られ、それでは靴ならどうでしょうか?といったような最初から的ずれな販売方法がとられています。ぞれぞれの業種にはそれぞれに合った販売方法があります。それを行っているところが売れており、過去の奇をてらって一時売れたかもしれない販売方法をいまだに行っているところが苦戦をしているという状況でしょう。

 一方その代表となるダイヤモンドはどうかというとここ数年感じていることではありますが独立系の鉱山会社も増えどんどん産出されていることもありますが、それに相まって需要の状況が良くはないという事もあり、1ct未満のダイヤモンドの値下がりが顕著になってきています。

 つまり、ダイヤモンドに関しても宝石のダイヤモンドとジュエリーの材料としてのダイヤモンドに分かれてきたという事でしょう。つまり、宝石の条件一つである希少性という事では1ct未満のものはすでにそれから外れているという事になるのです。

 そうなるとどう販売をするかという事になりますが、本来のあるべき姿になることが一番だと思います。つまり皆のあこがれに再度なるようにいかに持っていくかという事になります。

 一方では高額時計販売や高額宝石販売の専門店はすでにその形が出来上がっているというか
その形を維持しているという事になるのでしょう。

 今後は低品質のダイヤモンドの販売や小さなダイヤモンドの存在はより難しくなった行くでしょう。何故なら人工のダイヤモンドでもジュエリーの脇石ならば問題がないという意見も多々出るようになりました。

 今後の宝石は高品質高額のダイヤモンドか低価格帯でも珍しいか美しいダイヤモンドが中心になるのだろうと思います。しかし、それらを扱うことは普通の宝石店では難しいだろうと思います。

 なぜなら、ダイヤモンドコレクターという存在が昨今多く現れていますが、それらの人々を満足させるには並大抵のものではダメなことは当方のお客様たちを見てもわかります。

今後はこれらのマーケットは無視できないのだろうと思います。
http://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp

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