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2017年1月25日水曜日

何やら鑑定団⁉

 巷で某局の鑑定番組が鑑定した『曜変天目』という焼き物の事で賑わっていますが、そもそも鑑定番組そのものをどう見るのかという観点で見ればそれほど大騒ぎをすることでもないのかなという気もします。

 以前から見ていて鑑定人と思われる人々が価格査定をしていますが、その査定額でその人々が買い求めるのかという事を考えると、たぶん買わないだろうなと思います。

 以前この番組で鑑定された某有名ダイアモンドはその持ち主がたまたま知人の知り合いで査定額の依頼がありましたので査定をしました。

 『ダイヤモンドとしては4千万円くらいでしょう。後は付加価値としてそのダイヤモンドの歴史と身に着けた歴史上の人々への愛着としてどれくらいの価格におなるのかという事を考えると最高で1億5千万円くらいにはなる可能性がありますね。』というお話をさせていただきました。

 実はその話は私自身がこのダイヤモンドがどれくらいの価格でオークションで落札をされたかを知っておりましたので持っている方の自己満足を満たしてあげる意味もあり、リップサービスだったのですがその価格がそのまま数か月後にはこの番組で発表されたのです。

 この時の鑑定をなさった方はたぶん御徒町がどこかの宝石をなさっていた方だと思いますが大よそこのようなケースで出会ったことのないような方だったので彼が出された価格と二重にびっくりをしたことがあります。

 彼は『トータル的にみて1億5千万円ほどのものです』と答えたのです。
『エッツ‼』
私は思わず声を上げてしまいました。

私自身この番組が好きでよく見ていたので
(要するにこんな番組だったんだ)
という思いでした。

 実際には現状でこのダイヤモンドもオークションで7~8千万円、もしくは身に着けた女優のファンであれば1千万円ほど上乗せするかもしれません。しかし。今度のことも含めてこのような番組というものは本当のプロも見ているという事を前提にしないといけないのだろうと思います。

 出ている鑑定人の人々も何やら怪しい人も何人かいます。とくに番組の顔になっているN氏は以前から本当かなと思っていることが多かったのでやっぱりなという今回の感想でした。
http://diamond-exchange.jp
http://ameblo.jp/diamonrow/entry-12241001505.html

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