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2015年4月17日金曜日

プロフェッショナル⁉

 お多くの人々は何らかの職業に就いてお金を得て、生計を立てている訳ですが、それ自体を生業としているという事になるとプロフェッショナルという事になる訳です。

 バブルの時期にこのような話がありました。とても忙しくしている会社で人が足りずに常時募集をかけている中で私がとある部長に
『社員教育もしなければいけないから大変だね。』
というと彼は
『今はそんなことを言ってられないんですよ。忙しくて猫の手も借りたいくらいですからそんな悠長ななことはやってられません。とにかくできる事をやってもらうだけです。』
後年、バブルもはじけ、忙しさも一段落すると
『今はどのようにリストラするか、頭が痛いですよ。忙しい時期が終わるとその時期に入れた人材はタダの猫の手ばかりなんですよね』
と冗談交じりに話していたのを覚えています。

 実際には給料をもらって生計を立てているからと言って皆がプロフェッショナルかというとそうでもなくて、ただの作業をするだけの人々も多くいる訳です。

 本来は専業において適正な知識を持ち、更に適正な技量を持っている人をプロフェッショナルという事になるのですが、スポーツでいえば見せて、お金を得るだけのパフォーマンスが出来るかどうかという事になるのでしょう。

 技術や知識が何らかの意味で対象者に対して利益を享受できるかどうかという観念に立つかどうかという事ですが、その対価に対する意識を持っている人が最近では少ないように感じます。

 正しい情報や知識、で正確に消費者に価値を伝えるという事は足り前の事ですが、さらに消費者に対する行動や態度といった対応が対価に見合っているかどうかもその中に入ります。

 勿論それが普通の事として表現が出来なければいけないのですから、その努力が消費者に見えては意味がありません。簡単に言えば高いパフォーマンスの裏側は見えてはいけません。

 ここまではあたり前の事ですが、最近見かける多くの人々の行動はおよそ給料を得ているプロとは言えない様な状況です。結果が良ければ良いのではないわけです。つまり、売れればどんな売り方をしても良いというわけではないという事です。それでは詐欺と一緒です。

 給料を得ている以上、専業に対してストイックであって良い訳で、それはあたり前の事だと思います。また、雇う側もパフォーマンスに対して正当な対価を払うべきでそれらお互いの良識が消費者に対して質の高いサービスが行われるのだと考えます。

一言でいえばこちらです。
http://ameblo.jp/diamonrow

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