最近お取引が始まった先が先週いらっしゃた時に彼らの取引先の消費者のレベルが下がったという話をなさっていました。値引きをはじめ無理な注文が多いという事でしたが。当方のブランドに関しては値引きが基本的には難しいという事で、最初は思った程の結果が出ないかもしれないと、先に予防線を張られたような雰囲気でした。
私は
『お客様のレベルが下がったのでしょうか?』
という問いかけとともに、30数年前私が在籍をしていたビバリーヒルズの宝飾店のオーナーの話をさせてもらいました。
オーナー曰く、宝飾店を営もうと思うのであれば、お客様と同じレベルかそれ以上のお金を持つか人格を持つことが大事だという事です。この事自体は以前も書きましたが、いわゆるお客様は売っている人間のレベルと一体の相互関係があるという事です。
つまり、良いお客様が離れたとなると、そのお客様にとって、その宝飾店なり販売員に対する信頼や興味がなくなったという事です。故に、長く続くお客様はそのお店のレベルがあっているからずっとのお付き合いが続く訳で、合わなければいずれ去っていくという事になります。今、付いているお客様のレベルが低いと感じるのであれば、販売側のレベルが低いという事と同じ事です。
かのオーナー曰く
『お客様は特殊な宝石を除いては、ジュエリーの価値や魅力をお店や販売員を通して感じるものです。販売側に魅力や価値がなければジュエリーには購入するほどの魅力は感じない。』
という事でした。
つまり、必要以上の値引きの要求をするお客様が多いという事であれば、それは販売側が見下されているという事でもあり、それを続けるという事はどんどんレベルが下がっていくという事でもあり、結果的には気が付くと上級客はいなくなっているという事になります。
販売側からの積極的な値引きが最終的にはお客様が少なくなっていく事になることは私自身も目の当たりにしています。上級客を留めておきたいのであれば販売側のレベルを上げる事が一番の近道であり、その魅力がジュエリーの魅力にもつながる訳ですから何が大事か、もう一度確認をする事が大事でしょう。
お客様のレベルは自分の鏡です。お客様のレベルを嘆くより自らのレベルを磨くべきでしょう。決して無理な事でなくても良いのです。資格も良いでしょう、趣味でも良いでしょう、何かお客様が魅力であったり、関心を持つことを一つ身に付けることだけで良いと思います。
上記のオーナーの言葉にもありますが興味を持ったジュエリーがあっても、勧める人間のセンスやある種の尊敬の念が生まれなければ購入というところまではいかないでしょう。それを値引きでしか補えないという事であれば、結果的に顧客の現象という事になってしまうのでしょう。
御取引先は
『耳が痛いです。自らの努力を棚に上げていたようですね。苦しい時にしてきた努力が間違った方にしていたかもしれません。肝に銘じて販売をさせて頂きます。』
と真剣にお話をなさっていました。
私自身もお話をするだけではなく、自らも振り返りながら再度の努力をしなければいけないと、改めて感じたものでした。
http://ameblo.jp/diamonrow
私は
『お客様のレベルが下がったのでしょうか?』
という問いかけとともに、30数年前私が在籍をしていたビバリーヒルズの宝飾店のオーナーの話をさせてもらいました。
オーナー曰く、宝飾店を営もうと思うのであれば、お客様と同じレベルかそれ以上のお金を持つか人格を持つことが大事だという事です。この事自体は以前も書きましたが、いわゆるお客様は売っている人間のレベルと一体の相互関係があるという事です。
つまり、良いお客様が離れたとなると、そのお客様にとって、その宝飾店なり販売員に対する信頼や興味がなくなったという事です。故に、長く続くお客様はそのお店のレベルがあっているからずっとのお付き合いが続く訳で、合わなければいずれ去っていくという事になります。今、付いているお客様のレベルが低いと感じるのであれば、販売側のレベルが低いという事と同じ事です。
かのオーナー曰く
『お客様は特殊な宝石を除いては、ジュエリーの価値や魅力をお店や販売員を通して感じるものです。販売側に魅力や価値がなければジュエリーには購入するほどの魅力は感じない。』
という事でした。
つまり、必要以上の値引きの要求をするお客様が多いという事であれば、それは販売側が見下されているという事でもあり、それを続けるという事はどんどんレベルが下がっていくという事でもあり、結果的には気が付くと上級客はいなくなっているという事になります。
販売側からの積極的な値引きが最終的にはお客様が少なくなっていく事になることは私自身も目の当たりにしています。上級客を留めておきたいのであれば販売側のレベルを上げる事が一番の近道であり、その魅力がジュエリーの魅力にもつながる訳ですから何が大事か、もう一度確認をする事が大事でしょう。
お客様のレベルは自分の鏡です。お客様のレベルを嘆くより自らのレベルを磨くべきでしょう。決して無理な事でなくても良いのです。資格も良いでしょう、趣味でも良いでしょう、何かお客様が魅力であったり、関心を持つことを一つ身に付けることだけで良いと思います。
上記のオーナーの言葉にもありますが興味を持ったジュエリーがあっても、勧める人間のセンスやある種の尊敬の念が生まれなければ購入というところまではいかないでしょう。それを値引きでしか補えないという事であれば、結果的に顧客の現象という事になってしまうのでしょう。
御取引先は
『耳が痛いです。自らの努力を棚に上げていたようですね。苦しい時にしてきた努力が間違った方にしていたかもしれません。肝に銘じて販売をさせて頂きます。』
と真剣にお話をなさっていました。
私自身もお話をするだけではなく、自らも振り返りながら再度の努力をしなければいけないと、改めて感じたものでした。
http://ameblo.jp/diamonrow
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