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2012年10月1日月曜日

ダイヤモンドはなぜ美しい?

 先週、自民党の総裁がきまり安倍氏が再選されたました。前回彼は美しい国ニッポンを旗印に我が国のリーダーとして引っ張っていこうとしていました。

 美しいとは日本人にとって目に見える美しさだけではなく、観念的な精神についても含み、彼はそれを説いたのだと思います。今はどうだか知りませんが・・・。

 昨夜、台風の予兆の中来店されたお客様が

『最近テレビを見ていてもTVショッピングやデパートの宝石売り場に行っても高木さんが以前からいっている「ダイヤモンドは4Cだけではなく照りと輝きが大切」というフレーズをよく耳にするようになったわ』

と言われ、立て続けにダイヤモンドの裸石を手にのせながら

『なんでダイヤモンドは精神状況に関係なく綺麗だな~って、思えるのかしらね?他のものは精神的に落ち着いていないと綺麗だな~って思わないのにね』

とウットリと四角く手の上に光るダイヤモンドを見つめていました。

 確かにダイヤモンドは心の有り様に関係なく、綺麗と男性の私でも感じます。それは、目で見る美しさだけではなく、ダイヤモンドに対する感性は心も伴って見ているせいだと思います。

 他のスワロスキーやクリスタルも綺麗だと思う事はありますが所詮は作りものですから気の乗っていない時は必ずしも綺麗だと思いません。それは以前にも書いた事がありますが、ダイヤモンドや宝石といった自然のものを通して人々の感性は育まれてきたからにほかなりません。

 つまり、宝石は人類の感覚を持つ前から存在し、それらに興味を持ち、美しいという感性を培いながら進化してきたからにほかなりません。

 最近の日本は報道や雰囲気もあり、低迷している事が気になっています。マニュアル好きで数字が好きな日本人にはデーターやマニュアルが崩れることにより、気も落ち込みがちになります。そんな中でダイヤモンドの売り方が以前のマニュアル通りのグレード売りではなく、見る人の感性に訴えるような売り方になってきた事は大歓迎でもあります。

 実は対外資産は我が国日本が世界第一位だったり、世界の名だたる企業が日本企業の傘下に含まれ始めている事はあまり報道がされていないのは日本の報道が少し偏狭気味なところがあるからなのでしょうか。勿論、円高を背景にしているからですが・・・。

 米国の約5倍、中国の20倍という海外資産は、やはり、日本にお金があることを物語っているし、年配者の貯蓄高を見ても他国を圧倒しています。何を言いたいかというと雰囲気作りと精神的な心のよりどころのまずさが今の日本の経済を壊しているような気がします。

 レポートに書かれているグレードが低いというだけで目で見た本来の美しさに関係なく、ダイヤモンドを手に入れる事をやめたり、使う事もないスペックが足りないからという理由で本来シンプルで使いやすい携帯電話を敬遠したり(ここまでは関係ないかも)と自分自身での判断を置き去りにする事があまりに多いのではないでしょうか。

 人々はもっと自分を信じて、自分の判断で物をみること、つまり、情報はメディアや書物で得る事が出来ますが、物を判断するのは自らの経験を糧にした知識により判断するべきなのではないのでしょうか。

 今こそ、この景気の雰囲気を破るのは、自らの目と知識を信じて進む事が大事なのではないでしょうか。

 こじつけのように聞こえるかもしれませんが、景気は雰囲気です。そしてダイヤモンド本来の見極め方は気持ちの変換の象徴みたいな事です。皆さんがダイヤモンドをじっくり見て綺麗だと必ず思うはずですから、それを機会に気持ちを切り替えていきましょう。文字や印刷物ではなく自分の目で見て判断をしましょう。

 必ずしも買う必要はありません。ただ、ダイヤモンドを愛でて気持ちを前向きにしましょう。その為にダイヤモンドはあるのですから・・。
このダイヤモンドはグレードの低い残念なダイヤモンドだと思いますか?
それとも稀に見る特徴のある魅力的なダイヤモンドだと思いますか?
あなたの判断にお任せします。





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