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2012年10月16日火曜日

ダイヤモンドと富裕層!?

 最近、アメリカで発表されたデーターによると世界で富裕層と呼ばれる人々は1000万人程いるそうです。富裕層の定義とは不動産資産、消費材、収集品を含まない資産が100万ドル以上保持している層の事だそうです。

 アメリカには約300万人の富裕層がいるそうですが、これは米国人口の約1%、つまり、昨年来よりウォールストリートで騒がれている1%の人間が99%の人間の利益を独り占めにいしているというあのデモです。

 ここで驚くのは182,2万人という日本にいる富裕層であります。なんと米国に次いで世界第2位なのであります。つまり簡単に言いますと世界の金持ちの20%弱は日本人だという事です。

 かの中国はわずか5%というのですから驚きます。さらに驚く事はリーマンショック以降に8万人も日本では増えているという事です。昨今の日本の状況をを考えると本当かな?・・と疑問も持ちたくなりますが、ちゃんとしたデーターだそうです。

 多くの人々が転落した要因は株やその他の有価証券等ですが、過去の歴史をひも解いても人間の作った架空の価値はいずれ滅びます。ただそれらを画策した側の一部の人間を除いてはという事になります。

 人が創った経済的価値というものは多くのデーターに裏付けされていてもただの紙くずになる運命から逃れることはできません。色々な金融商品を画策した方は間違いなく儲けています。つまりディーラーとしての仕事ですから実際に自分では賭け銭をせずに場代だけをもらうのですから当然です。

 過去のビジネスの中で感じる事は富裕層の多くはダイヤモンドに興味を持っているという事です。昨今のオークションでダイヤモンドの価格が更新されている事はニュースなどでも流れています。
その多くのお客はいわゆる富裕層であります。

 自然の創った価値は''紙屑''にはならないのです。そして、特徴はそれらの富裕層はそのダイヤモンドでさらなる利益を享受しているという事です。つまり、ダイヤモンドというものは消費財でもなく、収集品でもないという事です。

 ダイヤモンドの価値は勿論人間が付与する価値ではありますが、人間よりも先に存在します。これは何かの目論見がある価値ではなく、人々の感性により付与された価値です。つまり、人々の五感なりの感性が存在する限りある価値なのです。

 この価値の意味は大きく、何時も述べるように情緒的価値や耐久的価値と共に経済的価値もそこには存在します。富裕層の人々はそれらに対する感覚がすぐれているように思います。

 

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