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2012年9月21日金曜日

ダイヤモンドの新鉱山!?

 今年の1月には中国でダイヤモンドの新しい鉱脈が発見されたというニュースが流れ、そこには30年分のダイヤモンドが眠っているということでした。

 また、つい最近というか先週ロシアで1970年代に発見されていた鉱脈が公表されています。これは数十万年前に隕石が落ちたクレーター後が鉱脈に衝突して浮き上がってきたものとされており、こちらは3000年分のダイヤモンドが埋蔵されているという事です。

 すワッ!! ダイヤモンドの大暴落か!?

世界はでは大きな話題になっていますが、如何せん中国とロシアの発表です。専門家筋では宝石質のダイヤモンドがどれくらいあるか、どれくらいが発掘できるのか、結晶の大きさはどれくらいあるのか等々、疑問の声も投げかけられています。

 なぜなら、私も記憶していますが1970年代には中国でダイヤモンドの鉱脈が発見され採掘がはじまったとか、研磨工場がつくられている・・・。また、その為の公司が作られ販売を始めたということで実際に私も中国のダイヤモンドを販売する公司にアプローチを受け実際にダイヤモンドも見てみました。

 最初、パーセル(ダイヤモンドを包んでい紙)を開けてみると確かにダイヤモンドは入っており、とてつもないメランジ(大小形バラバラ)なロットだなぁ~と思いながら見ているとその中にルビーや翡翠が混じっている訳です。

 すぐに、他国とのバーター品だな・・と推察がつき(当時のビルマと接しておりそこで頻繁にバーターが行われていた)問い詰めるとあっさり認めました。勿論買えるような品物ではなかったので購入する事はありませんでした。

 このように中国やロシアは公表されるものは全くのウソではないにしても相当に盛って発表される事が多く、必ずしもあてにはできない訳です。

 しかし、このニュースが日本の業界ではほとんど話題にならなかった事もやはり今の日本の市場を物が経っているのかもしれないなぁ~と思っている次第です。

 大丈夫ですダイヤモンドは沢山発見されてもサイズの大きなダイヤモンドに関しては確率的にそんな多く試掘される訳もなく、もしある程度の量が出てくるとしたらかえって公の相場として成り立ちやすくなってきます。

 現代においては需要に対して大粒物は圧倒的に少ないのですから・・。



 

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